【Tailwind和訳】FILTERS/Backdrop Opacity

この記事について

この記事は、FILTERS/Backdrop Opacityの記事を和訳したものです。

記事内で使用する画像は、公式ドキュメント内の画像を引用して使用させていただいております。

Backdrop Opacity

背景の不透明フィルターを要素に適用するためのユーティリティーです。

クラス	プロパティ
backdrop-opacity-0	--tw-backdrop-opacity: opacity(0);
backdrop-opacity-5	--tw-backdrop-opacity: opacity(0.05);
backdrop-opacity-10	--tw-backdrop-opacity: opacity(0.1);
backdrop-opacity-20	--tw-backdrop-opacity: opacity(0.2);
backdrop-opacity-25	--tw-backdrop-opacity: opacity(0.25);
backdrop-opacity-30	--tw-backdrop-opacity: opacity(0.3);
backdrop-opacity-40	--tw-backdrop-opacity: opacity(0.4);
backdrop-opacity-50	--tw-backdrop-opacity: opacity(0.5);
backdrop-opacity-60	--tw-backdrop-opacity: opacity(0.6);
backdrop-opacity-70	--tw-backdrop-opacity: opacity(0.7);
backdrop-opacity-75	--tw-backdrop-opacity: opacity(0.75);
backdrop-opacity-80	--tw-backdrop-opacity: opacity(0.8);
backdrop-opacity-90	--tw-backdrop-opacity: opacity(0.9);
backdrop-opacity-95	--tw-backdrop-opacity: opacity(0.95);
backdrop-opacity-100	--tw-backdrop-opacity: opacity(1);

使い方

backdrop-opacity-{amount} ユーティリティは、要素に適用される他の背景フィルターの不透明度を制御するために、backdrop-filter ユーティリティと一緒に使用します。

<div class="backdrop-filter backdrop-opacity-80 ...">
  <!-- ... -->
</div>

レスポンシブ

特定のブレークポイントで要素の背景の不透明度を制御するには、既存の背景不透明度ユーティリティーに {screen}: というプレフィックスを追加します。例えば、md:backdrop-opacity-lg を使うと、中程度のスクリーンサイズ以上でのみ backdrop-opacity-lg ユーティリティを適用します。

<div class="backdrop-filter backdrop-opacity-sm md:backdrop-opacity-lg ...">
  <!-- ... -->
</div>

Tailwind のレスポンシブデザイン機能についての詳細は、レスポンシブデザインのドキュメントをご覧ください。

カスタマイズ

tailwind.config.js ファイルの theme セクションにある backdropOpacity キーを使用して、どの backdrop-opacity ユーティリティが生成されるかをカスタマイズすることができます。

tailwind.config.js

  module.exports = {
    theme: {
+     extend: {
+       backdropOpacity: {
+         15: '.15',
+       }
+     }
    }
  }

デフォルトのテーマをカスタマイズする方法については、テーマのカスタマイズに関するドキュメントを参照してください。

バリアント

デフォルトでは、backdrop opacity ユーティリティには responsive variants のみが生成されます。

tailwind.config.js ファイルの variants セクションにある backdropOpacity プロパティを変更することで、背景不透明度のユーティリティのために生成されるバリアントを制御することができます。

例えば、この環境設定はホバーとフォーカスのバリアントも生成します。

tailwind.config.js

  module.exports = {
    variants: {
      extend: {
        // ...
+       backdropOpacity: ['hover', 'focus'],
      }
    }
  }

無効化

プロジェクトで背景の不透明度のユーティリティを使用する予定がない場合は、設定ファイルの corePlugins セクションで backdropOpacity プロパティを false に設定することで、完全に無効にすることができます。

tailwind.config.js

  module.exports = {
    corePlugins: {
      // ...
+     backdropOpacity: false,
    }
  }