【Tailwind和訳】BACKGROUNDS/Background Attachment
この記事について
この記事は、BACKGROUNDS/Background Attachmentの記事を和訳したものです。
Background Attachment
スクロール時の背景画像の動作を制御するユーティリティ。
Class | Properties |
---|---|
bg-fixed |
background-attachment: fixed; |
bg-local |
background-attachment: local; |
bg-scroll |
background-attachment: scroll; |
Fixed
ビューポートに対して背景画像を固定するには、bg-fixed
を使用します。
<div class="bg-fixed ..." style="background-image: url(...)"></div>
Local
コンテナとビューポートで背景画像をスクロールするには、bg-local
を使用します。
<div class="bg-local ..." style="background-image: url(...)"></div>
Scroll
背景画像をビューポートとともにスクロールするにはbg-scroll
を使用しますが、コンテナとともにスクロールすることはできません。
<div class="bg-scroll ..." style="background-image: url(...)"></div>
レスポンシブ
特定のブレイクポイントにおける要素のバックグラウンドアタッチメントを制御するには、既存のバックグラウンドアタッチメントユーティリティに{screen}:
というプレフィックスを追加します。例えば、md:bg-fixed
を使用すると、medium スクリーンサイズ以上でのみbg-fixed
ユーティリティが適用されます。
<div class="bg-local md:bg-fixed ...">
<!-- ... -->
</div>
Tailwind のレスポンシブデザイン機能の詳細については、レスポンシブデザインのドキュメントをご覧ください。
カスタマイズ
バリアント
デフォルトでは、レスポンシブバリアントのみがバックグラウンドアタッチメントユーティリティのために生成されます。
tailwind.config.js
ファイルのvariants
セクションにあるbackgroundAttachment
プロパティを変更することで、バックグラウンドアタッチメントユーティリティのために生成されるバリアントをコントロールすることができます。
例えば、この設定ではhover
とfocus
のバリアントも生成されます。
module.exports = {
variants: {
extend: {
// ...
+ backgroundAttachment: ['hover', 'focus'],
}
}
}
無効化
バックグラウンドアタッチメントユーティリティをプロジェクトで使用しない場合は、設定ファイルのcorePlugins
セクションでbackgroundAttachment
プロパティをfalse
に設定することで、完全に無効化することができます。
module.exports = {
corePlugins: {
// ...
+ backgroundAttachment: false,
}
}
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