【Tailwind和訳】ACCESSIBILITY/Screen Readers
この記事について
この記事は、ACCESSIBILITY/Screen Readersの記事を和訳したものです。
記事内で使用する画像は、公式ドキュメント内の画像を引用して使用させていただいております。
Screen Readers
スクリーンリーダーによるアクセシビリティ向上のためのユーティリティ
クラス | プロパティ |
---|---|
sr-only |
position: absolute; width: 1px; height: 1px; padding: 0; margin: -1px; overflow: hidden; clip: rect(0, 0, 0, 0); white-space: nowrap; border-width: 0; |
not-sr-only |
position: static; width: auto; height: auto; padding: 0; margin: 0; overflow: visible; clip: auto; white-space: normal;
|
使用方法
sr-only
は、スクリーン・リーダーから要素を隠すことなく、視覚的に要素を隠すために使用します。
<a href="#">
<svg><!-- ... --></svg>
<span class="sr-only">Settings</span>
</a>
not-sr-only
を使用すると、sr-only
を取り消し、視覚障害者やスクリーン・リーダーからも要素が見えるようになります。これは、例えば、小さな画面では視覚的に何かを隠し、大きな画面では表示したい場合に便利です。
<a href="#">
<svg><!-- ... --></svg>
<span class="sr-only sm:not-sr-only">Settings</span>
</a>
デフォルトでは、これらのユーティリティには responsive
と focus
のバリアントが生成されます。focus:not-sr-only
を使用すると、デフォルトでは要素が視覚的に隠されていても、ユーザーがその要素にタブで移動すると表示されるようにすることができます。
<a href="#" class="sr-only focus:not-sr-only"> Skip to content </a>
カスタマイズ
バリアント
デフォルトでは、レスポンシブバリアント、フォーカスウィズインバリアント、フォーカスバリアントのみがアクセシビリティユーティリティ用に生成されます。
tailwind.config.js
ファイルの variants
セクションにある accessibility
プロパティを変更することで、アクセシビリティ・ユーティリティのために生成されるバリアントをコントロールすることができます。
例えば、この設定では hover と active のバリアントも生成されます。
module.exports = {
variants: {
extend: {
// ...
+ accessibility: ['hover', 'active'],
}
}
}
無効化
プロジェクトでアクセシビリティ・ユーティリティーを使用する予定がない場合は、設定ファイルの corePlugins
セクションでaccessibility
・プロパティを false
に設定することで、完全に無効にすることができます。
module.exports = {
corePlugins: {
// ...
+ accessibility: false,
}
}
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