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AIプログラミング時代における人間の役割

2024/05/19に公開

AI技術が急速に進化する現代において、人間の役割はどのように変わるのでしょうか?この記事では、AIが普及する時代におけるエンジニアの役割と、AIでは代替できない人間の価値について探っていきます。

TL;DR(結論)

  • 人間の役割は “責任” を取ること
  • AIは学習したことがない新しいアイディアや技術を創造することはできない(今のところ)
  • コーディングスキルだけではなく、技術の選択肢や概念を深く理解していることが重要になる
  • 心理や感情を想像したUXを追求できるのは人間だけ
  • この先AIが暴走するリスクについては考えていく必要がある

目次

  1. 近年のAI技術の進化
    • 2023年のChatGPT登場
    • CopilotやAIと密に連携したCursorエディタの登場
    • コメントを書くだけでコードがサジェストされる時代
    • 2024年5月、GPT4oがリリース
  2. エンジニアはいらなくなるのか?答えは「NO」
    • 役割の変化
    • 優秀なエンジニアの特性
  3. 人間にしかできない領域とは?
    • 責任を取ること
    • 新しいアイディア、技術の創造
    • UXの追求
  4. 近い未来で起こること
    • 開発工数の減少、単価の低下
    • コードの記法暗記の必要性の低下
    • プロンプトエンジニアリングの誕生
  5. 数年以内に起こると予想されること
    • AI暴走のリスク
    • AIが書いたコードに悪意あるプログラムが入るリスク
  6. まとめ

近年のAI技術の進化

2023年のChatGPT登場

ChatGPTの登場により、自然言語処理の精度が大幅に向上しました。これにより、AIが人間の言葉を理解し、自然な形で応答することが可能となりました。

CopilotやAIと密に連携したCursorエディタの登場

Copilotは、AIがコードを自動で生成・提案することでエンジニアの作業をサポートします。
VSCodeをフォークしたCursorエディタは、コードをChatGPTのAPIへ送信し、さらに受け取った結果をもとにコードを自動修正、生成する機能が強化されています。

コメントを書くだけでコードがサジェストされる時代

エンジニアは、AIが提案したコードをベースに修正するか、そのまま使用することができます。これにより、コードを書く時間が大幅に短縮されました。

2024年5月、GPT4oがリリース

GPT4oは、映像や音声のインプットに対しても高い精度、速度で応答することが可能です。
近い将来、AIと対話するだけで、プログラミングやデザイン、何らかのサービスの開発ができてしまう可能性が高まりました。

エンジニアはいらなくなるのか?答えは「NO」

役割の変化

AIが普及しても、エンジニアは依然として必要です。
ただし、その役割は変わっていきます。
これまでのエンジニアは正確かつ迅速にコードを書くことが求められていましたが、
これからは技術の選択肢を知っていることや、設計スキル、概念の深い理解が重視されるようになります。

これからの優秀なエンジニアの特性

  • 新しい技術やAIツールを常にキャッチアップしている
  • 業務以外でもアウトプットしている(記事を書く、なにかアプリケーションを作る)
  • 非エンジニアとのコミュニケーション能力が高い
  • 設計やライブラリごとの思想を広く理解している。技術選定ができる。
  • 若手エンジニアの教育ができる

人間にしかできない領域とは?

人間にしかできないと考えられる領域についていくつか整理してみました。

責任を取ること

ビジネスにおいて「責任」は避けて通れません。AIが間違えた場合でも、その責任は最終的に人間が取ることになります。AIはあくまでツールであり、最終判断は人間が行う必要があります。

新しいアイディア、技術の創造

AIは過去のデータを学習してアウトプットを生成しますが、全く新しいアイディアや技術の創造は人間にしかできません。

UXの追求

ユーザーの感情や心理を理解し、それに基づいたUXを考えることも人間にしかできない領域です。AIはまだ人間の感情を詳細に理解したり、共感したりすることはできません。

ただし、感情を理解するAIも研究されており、数年以内にはAIも人間の感情を理解することができるようになる可能性があります。

近い未来で起こること

開発工数の減少、単価の低下

AIの普及により、開発工数が大幅に減少します。例えば、Copilotの導入により、コードを書く時間が減り、全体の開発費用を抑えることができます。
また、開発スピードが上がることで開発単価も低下し、これまでより短いスケジュールで多くのアプリケーションをリリースできるような時代になるでしょう。

コードの記法暗記の必要性の低下

AIがコードを自動でサジェストするため、コードの細かい記法を暗記する必要がなくなります。

プロンプトエンジニアリングの誕生

仕様を日本語もしくは英語で記入するだけで、AIが自動でアプリケーションを生成する未来が訪れるでしょう。

数年以内に起こると予想されること

AI暴走のリスク

AIが意思や感情を持つのではないかというリスクがあります。これは既に映画の世界の話ではなくなってきています。
医療サービスのシステムや戦争兵器など、人命に関わるシステムにAIを導入する際には、そのリスクを考慮する必要があります。

AIが書いたコードに悪意あるプログラムが入るリスク

AIが書いたコードに悪意あるプログラムが含まれる可能性があります。これを防ぐためには、AIが生成したコードを人間がチェックし、責任を持つ必要があります。

まとめ

AIが普及する時代においても、人間の役割は依然として重要です。

エンジニアはAIを活用しつつ、人間にしかできない領域で価値を発揮する必要があります。

これからの時代を見据え、常に価値観をアップデートしながら、新しいスキルを身につけていきましょう。

ps

この文章も、AIを活用して書かれています。内容の指示を出したのは私なので、責任は私が取ります。

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