Purpurサーバーの基本セットアップと便利プラグインまとめ
はじめに
Minecraftサーバーにはさまざまな種類があります。たとえば、Spigot、Paper、そしてその上位互換であるPurpurなどがあります。ここでは、Purpurサーバーを前提に構築方法を紹介します。
初期設定
まずは、Purpur をダウンロードします。
※これは 2025年6月21日時点の最新版です。常に最新のものは 公式サイト から取得してください。
次に、サーバー用のフォルダーを作成し、そこに purpur.jar
を配置して実行します。初回起動時はライセンスエラーが出るので、eula.txt
ファイルを開いて以下のように編集してください:
eula=false
を
eula=true
に変更します。
その後、もう一度実行し、「Done!
」と表示されたら一旦停止します。
プラグインのインストール
クロスプラットフォーム対応
Bedrock版プレイヤーも接続できるようにしたい場合は、以下の2つのプラグインを plugins
フォルダーに追加してください:
※ただし、プロキシ(たとえばVelocity)がクロスプラットフォームに対応している場合は、これらのプラグインは必要ありません。
モーション機能の追加
プレイヤーが「座る」「寝転ぶ」などの動作をできるようにしたい場合は、以下のプラグインがおすすめです:
バージョンの互換性
接続するプレイヤーが異なるクライアントバージョンを使用していても入れるように、以下のプラグインも導入しましょう:
プロキシとの接続(任意)
Velocityなどのプロキシサーバーを使用する場合は、以下の設定が必要です。
- サーバーフォルダー内の
config
ディレクトリにあるpaper-global.yml
を開きます。 - 約110行目にある
proxies -> velocity
セクションを探し、次のように設定します:
velocity:
enabled: true
secret: "<プロキシ側の forwarding.secret の中身>"
online-mode: false
これでVelocityとの連携が有効になります。
おわりに
Purpurサーバーは、Paperをベースに多数の便利な機能が追加された高性能サーバーです。プラグインによる拡張性も高く、プレイヤーにとっても管理者にとっても使いやすい環境が整います。
クロスプラットフォーム対応やモーション、バージョン互換など、必要に応じて機能を追加しながら、自分だけのサーバーを自由に構築していきましょう。
何かわからないことがあれば、いつでも聞いてください。あなたのサーバー構築が楽しいものになりますように!
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