【備考録】BacklogをMCPで操作する:Windows + Cursorでインストールから実行完了できるまで
はじめに
今年度から会社の方針で AI 活用を積極的に行うことになり、AI 活用チームで各種ツール検証とナレッジ共有を進めています。特に最近話題の MCP(Model Context Protocol)にも取り組んでおり、Backlog + MCP で業務の効率化を図っています。
社内では Docker 利用が主流ですが、私の PC は Windows + VirtualBox 構成で、Docker を入れると競合が発生します。VirtualBox は大きな案件でも使っているため、アンインストールは現実的ではありません。そこで Node.js だけで MCP サーバーを立てる方式を採用しました。
この記事では Windows + Cursor でのインストール〜導入手順をまとめます。
MCPとは
MCPとはModel Context Protocolの略、アプリケーションがLLMにコンテキストを提供する方法を標準化するプロトコルです。
有名なLLMの開発企業であるAnthropic社が発表しました。
ゴール
- Windows上で Backlog MCP サーバーを動かし、Cursor から
backlog.listIssues/backlog.addCommentを自然言語で実行できる状態にします。
動作環境
- Windows 10/11
- Node.js v22(npm 同梱)
- Git(任意)
- Backlog スペースの APIキー
事前準備
Backlog + MCPサーバーを利用する際は Node.js・Git をインストールしておきます。
- Node.js(LTS v22)をインストール
→node -vがv22.x.xならOK - Git をインストール(任意)
→git --version
Backlog で APIキーの発行方法
APIキーの発行方法を説明します。Backlogを開き、
個人設定 → API → 「APIの設定」のメモ欄に任意の説明を入力 → 登録 をクリック。
すると APIキー が発行されます。

プロジェクト配置・Cursor設定
まず、backlog-mcp-server を取得してビルドします(公式リポジトリ)。
以下のように実行してください。
cd C:\local\
git clone https://github.com/nulab/backlog-mcp-server.git
cd backlog-mcp-server
npm install
npm run build
C:\Users\ユーザー 直下に.cursor\mcp.jsonを作成し、以下のように設定します。
{
"mcpServers": {
"backlog": {
"command": "node",
"args": [
"C:\\local\\backlog-mcp-server\\build\\index.js"
],
"env": {
"BACKLOG_DOMAIN": "you-backlog.backlog.com",
"BACKLOG_API_KEY": "{{APIキー}}"
},
"type": "stdio"
}
},
"inputs": []
}
BACKLOG_DOMAIN は ドメインのみ(例:acme.backlog.jp / acme.backlog.com)。https:// は不要です。
設定したら接続できているか確認しましょう。
以下のようになっていたらOKです。

動作確認
Backlog × MCPサーバーのコマンドが沢山ありますがget_issue_commentsで実行します。
ためしに以下のようにコマンドを実行します。
get_issue_comments -iuuse -is XXXXXXXXXXXX
すると以下のようにコメント詳細などが表示されるようになります。

まとめ
.Windowsでも Docker不要でNode.js単体で動作できます。
.cursor/mcp.json に mcpServers.backlog を定義し、build/index.js へのフルパスと APIキー/ドメイン(https なし) を渡せば動作できるようになります。
時間があったらBacklog × MCPサーバーのコマンド一覧の記事を書こうかと思います。
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