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なぜJaSST ソフトウェアテストシンポジウムのページがリニューアル後に検索結果にヒットしないのかを調べてみた

に公開

JaSSTとは

JaSST(ジャスト)は、NPO法人ASTER (ソフトウェアテスト技術振興協会)が運営する
ソフトウェア業界全体のテスト技術力の向上と普及を目指すソフトウェアテストシンポジウムです。
※JaSST:Japan Symposium on Software Testing

公式ページから引用[1]

起きていること

2025年1月にサイト全体がリニューアルされて、モダンなデザインに進化しました!

一方で、各地で開催されている地方JaSSTの情報を調べるためにGoogle検索してみると、過去開催のLanding Pageのみが表示されています。
例えば、直近開催の JaSST␣Kansai で検索してみると・・・

こんな感じ。

原因は?

私はSEO対策で生計を立てているわけではないので、素人です。
そのため、SEO対策として一般的に述べられていることから調べてみたいと思います。
直近開催のJaSST Kansaiのページを見ていきましょう。

metaタグの不足

JaSST'25 Kansai

JaSST'24 Kansai

上記のようにmetaタグが適切に記述されていないことが大きく影響していそうです

titleタグの変更

JaSST'25 Kansai

<title>JaSST</title>

JaSST'24 Kansai

<title>JaSSTソフトウェアテストシンポジウム-JaSST'24 Kansai</title>

シンポジウムの開催情報を検索するとき、JaSST␣Kansai, JaSST␣Tokyokuなど、開催地域を指定して検索することが多いので、titleに開催地域、開催年を記載した方が良いでしょう。

テキストコンテンツの問題

JaSST'24 Kansaiのページでは、「JaSST'24 Kansai」「ソフトウェアテストシンポジウム 2024 関西」など複数の表記があったものの、
JaSST'25 Kansaiのページでは、「JaSST kansai」や単体の「関西」というキーワードのみが確認できました。
重要なキーワードである「シンポジウム名」「開催地」「開催年」を複数回出現させると良いかもしれません。

おわりに

この記事は批判的な意図で書いているのではなく、毎回素晴らしい学びの機会を提供してくださっているシンポジウムがより多くの人の目に留まり、より多くの人が参加することで、シンポジウムが盛り上がることを期待するものです。
この記事が担当者の方の目に留まり、改善に繋がれば幸いです。

脚注
  1. JaSST ↩︎

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