【入門】Dockerとは〜基礎的内容

Dockerの基礎

Dockerを雰囲気で使ってきた為、基礎に戻ってちゃんと学んだ時のメモ。

• Docker Engine
  → Linux上で動くソフトウェアのこと。コンテナの土台みたいなもの。

• Docker CLI
  → docker で始まるコマンドのこと。デーモンに命令するらしい。

• Docker Desktop
  → Dockerを使うためのGUIアプリのこと。（一部利用を除き有償化したので私はColimaを使ってます。）

• Docker Compose
  → Docker CLIをまとめて実行するツール。docker composeで始まるコマンド。docker-compose.ymlで色々できる。

• Docker Hub
  → イメージ（後述）をpullしたりpushしたりできるSaasのこと。

• ECS / GKE
  → ローカル開発で使ったコンテナをデプロイする場所のこと。（インフラ分野）

• ECR / GCR
  → 非公開用のDocker Hubのこと。（インフラ分野）

• Kubernetes(k8s)
  → 多数のコンテナを管理するオーケストレーションソフトウェア。コンテナを運用するためのツール。

重要概念：コンテナとは

• LinuxのNamespaceで分離された領域のこと。
• イメージ（後述）を用いて作られる。
• コンテナ同士は疎結合で、独自に動く。

重要概念：イメージとは

• コンテナ実行に必要なパッケージのこと。
• Docker Hubからpullして使う。

重要概念：Dockerfileとは

• 既存イメージの自分たちの開発用に改良しするためのファイルのこと。

基礎コマンド（何をどうする、で理解すること）

• コンテナを起動：docker container run -d
• イメージを作成：docker image build
• コンテナを停止：docker container stop
• コンテナを削除：docker container rm -f
• コンテナを確認：docker container ls
• コンテナを操作：docker container exec → その後bashで命令すればOK

コンテナへのSSH接続は非推奨

• SSH用の拡張したイメージ作成が必要になる。
• 脆弱性対策などのコストが増える。
• SSH対応したイメージをデプロイすると新たな脆弱性が増える可能性もある。

イメージについて深掘り

• Docker Hubで探す。
• 常にLTSを使いたいならTAGをlatestにしておく。

Dockerfileについて深掘り

FROM：ベースイメージを指定する
RUN：任意のコマンドを実行する
COPY：ホストマシンのファイルをイメージに追加する
CMD：デフォルト命令を指定する