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ShopifyFlowでN次予約タグを付与しよう!

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N次予約

こんにちは!
受注生産を行うマーチャント様にとって、「1次予約」や「2次予約」といった区分けは非常に重要です。
特に複数回に分けて予約販売を行っている場合、どの注文がどの予約期間のものなのかを明確に区別できることで、混乱を防ぎ、お客様への対応も正確に行えるようになります。
Shopify標準機能ではこの区別ができませんが、Shopify Flowを使ったタグ自動付与で、管理画面を一目で整理する方法をご紹介します。

完成系

注文画面タグ

注文タグに「商品SKU:n次予約」が付与されます。

ここから、商品の設定とShopifyFlowの設定に分けて説明します!

商品の設定

商品のタグに「pre-order_{number}」タグを付与します。
ここでは1次予約なら「pre-order_1」、2次予約なら「pre-order_2」を付与することにします。

Shopify Flow側の設定

トリガー

ShopifyFlowではそのフローどのタイミングで発火するかのトリガーを選択する必要があります。
今回は注文が作成された際、「Order Created」を選択します。

今回注文商品の中身についている「pre-order_{number}」を参照したいので、lineitemsでループアクションを回します。

Orderの中のlineitemsを選択します。

条件

lineitemsの各productのタグに「pre-order_」を含むタグがあれば、注文タグに付与するような条件をつけます。

アクション

注文タグを付与するアクション「Add order tags」を選択します。

追加するタグは「商品SKU:1次注文」のようにしたいので下記liquidコードを追加します。

{% for tags_item in lineItemsForeachitem.product.tags %}
    {% if tags_item contains "Pre-order_" %}
        {{lineItemsForeachitem.sku}}:{{tags_item}},
    {% endif %}
{% endfor %}

実行してみよう!

1次予約商品のdummy-sku-1、と2次予約のdummy-skuを購入して、注文タグが付与されるか確認します。
注文すると下記タグが注文に付与されていました!

注文のビューを分けることで1次予約と2次予約を分けて確認することも可能です!

まとめ

Shopify標準機能では実現できないN次予約の管理も、Shopify Flowを活用することで簡単に実装できます!
注文画面で一目でどの商品がどの次数の予約かを把握でき、注文ビューを分けることで発送業務の効率化が図れます。ぜひ皆様も設定してみてください!

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