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凡人の事業論を読んで
前提
上司に勧められて読んだ。
得られた知見
事業を起こすとは、世の中にある課題をシンプルに整理して、勝ちパターンを見つけ突き進むこと。
シンプルに整理できるからこそ、一見複雑そうに見える事業にも取り組むことができるようになる。
世の中の課題
いくつか観点があって
- 喫緊の課題であること。根源的な欲求に基づいていると尚良い。
- その課題を解いたら世の中が変わる。
- 課題は成長市場にある。
要は、いろいろ課題あるけどまずどこからやる?が大事。
どこから?の観点として、根源的欲求であることと、市場が成長している二つが重なっていると尚良い。
シンプルに整理する
2ステップを踏んでいる。交互に行き来する。
- めちゃくちゃ調査する。
- シンプルに整理する。
めちゃくちゃ調査する:
まず自分で調査して、仮説を立てる。
次に、人に聞く。仮説をぶつけてみる。
シンプルに整理する:
複雑な課題を誰でもわかるように簡単に整理すること。
複数人で取り組むほど、シンプルに整理した効果が大きい。
また、シンプルにする = 余分なことを削ぎ落とす。
勝ちパターンを見つける
シンプルに整理して方針は定まった。
これを解決するための方法は無数にある。勝ちパターンは探索から始まる。
- 小さく、低コストで実験できること。
ツイートするだけ、簡単なWebページ1枚作るだけで実験できる。最初から大層なものは必要ない。
勝ちパターンを探り当てていく。
- ビジネスとして成立していること。
- 最優先課題を解決できること。
あとは突き進む
- 小さく検証、素早く改善。
- 間違っててもいいから、意思決定して行動。
- 執着。やりぬく力。
賢くなると、大変なこと・うまく行かなそうなことはさっとやめてしまう。
踏ん張れるかどうかは、執着心にかかっている。
まとめ
凡人でも、難しい課題を整理してシンプルに落とし込むことで事業に取り組むことができる。
小さいことから始めるのが大事だからこそ、凡人でもできることが実はたくさんある。
凡人かどうか、最後の分かれ目は執着してやりぬく覚悟。最後はやっぱり気持ち。
エンジニアにとっても、物事をシンプルにする力は大事。システムアーキテクチャ、コードアーキテクチャを考える時、新機能開発の時、既存機能改善の時全てにおいて大事。
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