業務ヘルプデスクが技術ブログを書いたら、自信になった話
はじめに
この記事は、「開発職ではないけれど、技術ブログを書きたい」「アウトプットしてみたい」と考えている方へ向けた体験談です。
私は現在、連結会計システムのヘルプデスク業務に従事しています。
開発経験が豊富なわけでも、最先端技術を扱っているわけでもありません。
それでも、技術ブログを書くことが、自分の“自信”と“武器”になると感じています。
この記事では、実際に書いてみて得られたことや、そのきっかけ、周囲の反応、そしてこれから始めたい人へのアドバイスをまとめました。
現在の業務とキャリアの悩み
私は現在、**連結会計システム(Webシステム・クライアントサーバ型に近い構成)**のヘルプデスクとして勤務しています。
お客様からメールやWebフォームで寄せられる問い合わせに対し、
ナレッジを紹介したり、マニュアル・仕様書・PL/SQLやOracle DBの設定などを調査して回答を行っています。
とくに厄介なのは「ログインできない」「システムにアクセスできない」といった類の問い合わせです。
ブラウザやセキュリティソフトとの相性、ネットワーク制限などが絡み、特定が難しいことが多々あります。
とはいえ、着任から3〜4か月が経過し、今ではある程度安定して対応できるようになってきました。
今後は、ナレッジ記事の改善や、問い合わせデータの分析による業務改善にも着手する予定です。
フリーランスになりたいと思ったきっかけ
「技術ブログを書いてみよう」と思ったきっかけは、将来的にフリーランスとして独立したいという思いからでした。
✔ 在宅勤務が制限された悔しさ
子どもの世話のため、できれば在宅勤務を続けたいと考えていたのですが、
コロナ明け数か月後、会社方針が変わり「原則出社」に。
しかも在宅勤務を選ぶと、給与が減額される制度に変更され、大きな不満を感じました。
✔ 自分でキャリアを選びたい
現在の年収は約600万円。世間的には悪くありませんが、
「このままでは家族に十分な支援を残せないのでは」と感じるようになりました。
とくに、自分の子どもたちや、早くに亡くなった従兄弟の子どもたちに、何か形として残したいという気持ちが強くあります。
✔ 開発への憧れと諦めきれなさ
もともと私は開発やものづくりに対する志向が強く、単純に“自分が作ったものが動く”ことに喜びを感じるタイプです。
- 大学生の頃、ゼミのホームページをHTMLとCSSで作成。思いどおりに表示されることに感動した体験
- 社会人1年目に見た、とある中小ベンダーの“美しいシステム構成”への憧れ
こうした原体験から、「いつか自分でも開発したい」と思い続けてきました。
しかし現職では、開発に挑戦しようとしても「実務経験が足りない」と断られてしまいました。
当時はまだWebアプリの自作経験もなく、反論もできなかったのです。
だからこそ思いました。
**「このままで終わりたくない」「もっと可能性を広げられる働き方をしたい」**と。
そして私は、フリーランスを目指すための第一歩として、「技術ブログ」を始めることにしたのです。
書いてみて得られたこと
✅ 技術の理解が“自分の言葉”になる
ヘルプデスク業務では、情報を調べてまとめることが日常的ですが、
それを「誰が読んでもわかる形」に落とし込もうとすると、思っていた以上に難しいことに気づきます。
だからこそ、ブログとして情報を発信することで、理解が整理され、知識が自分の言葉になっていく感覚を得られました。
ただ知っているだけでなく、「伝えられる」レベルに昇華される。
これは日々の業務にも活きる、とても大きな変化でした。
✅ 技術者としての“自信”が芽生えた
「こんな内容、誰かの役に立つのだろうか?」と不安に思いながら書いた記事が、
後になって自分の調査のベースになったり、同僚の業務に役立ったりする場面がありました。
技術職としてはまだ駆け出しの私でも、“今の自分だからこそ書ける内容”があると実感できたことは、
大きな自信とモチベーションにつながりました。
周囲の反応と変化
ブログを書き始めたことで、周囲の反応にも少し変化が出てきました。
- 「技術的な話もできる人なんだ」と見られるようになった
- 調査や説明の文章を、他のメンバーが流用してくれることが増えた
以前よりも「頼りにされている」と感じる場面があり、
自分の発信が誰かの助けになっているのだと嬉しくなります。
また、自分の中でも視野が広がり、自信がついたのを感じます。
ヘルプデスクという限られた業務範囲の中でも、「学び」を掘り下げて発信できることで、
「自分は成長している」「前に進んでいる」と思えるようになりました。
何より、ブログを書くことが気分転換になることも、続けられている理由の一つです。
これから書いてみたい人へ
もし、あなたが「書けることなんてない」「大した経験はない」と思っているなら、
それでもぜひ書いてみてください。
なぜなら、“今の自分にとっての気づき”は、未来の自分にとって貴重な知識になるからです。
しかも、それは意外と他の人にも役立ちます。
私は、日々の業務で調べたこと、うまくいかなかったこと、工夫したことを淡々と記録しています。
それだけでも、確実に“積み重ね”になりますし、
「ポートフォリオ」として後から自分を助けてくれる資産になります。
とくに私のように「今は技術のど真ん中にいない」人にこそ、ブログはおすすめです。
限られた環境の中でも、自分の知識や努力を“見える形”にすることで、未来が広がるからです。
おわりに
技術ブログは、最初の一歩こそ勇気がいりますが、
始めてみると、業務への理解、キャリアの方向性、自信――
さまざまな面で自分を変えてくれるきっかけになります。
あなたもぜひ、今日の学びを記事にしてみてください。
きっと、未来の自分が「書いておいてよかった」と思える日が来るはずです。
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