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VSCode、CursorでSFTP接続ができる拡張機能『Kreare SFTP』
Webの開発では、まだまだSFTPを使ってサーバーにアップロードをするという機会も少なくありません。
そんな時、FTPクライアントを使ってアップロードするのは面倒なので、VSCode上でSFTPの操作ができる拡張機能『Kreare SFTP』を使うと便利です。
1. 拡張機能を検索
- VSCode左端のアクティビティバーから「拡張機能」をクリック
- 「sftp」などのキーワードで検索
- 検索結果の中から、Kreare SFTP を選択してインストール
この時、複数の拡張機能が見つかりますが、筆者は「Kreare SFTP」が動作も安定していました。「SFTP」というそのものズバリの名前の拡張機能もありましたが、筆者の環境ではうまく動作しませんでした。
2. 拡張機能をインストール・設定
- インストールが完了したら、<kbd>Cmd/Control</kbd> + <kbd>Shift</kbd> + <kbd>P</kbd> で コマンドパレット を表示
-
sftp
などでコマンドを検索し、「SFTP: Config」を実行 -
.vscode
フォルダ内にsftp.json
というファイルが生成され、基本設定が記述される
{
"name": "MyServer",
"host": "example.com",
"protocol": "sftp",
"port": 22,
"username": "your_username",
"password": "your_password",
"remotePath": "/var/www/html",
"uploadOnSave": true
}
それぞれ、次のような設定項目です。
- name: 設定名
- host: サーバーのホスト名、IPアドレス
- protocol: プロトコル(sftp)
- port: ポート番号(22)
- username: ユーザー名
- password: パスワード
- remotePath: リモート
- uploadOnSave: ファイルを保存すると自動でアップロードするかどうか
また、SFTPへの接続にSSHキーを使う場合は、代わりにprivateKeyPath
を設定します。
...
"privateKeyPath": "/path/to"
3. ファイル一覧の表示とアップロード
拡張機能をインストールすると、VSCodeの左側「アクティビティバー」に拡張機能のアイコンが追加されます。これをクリックし、正しく接続できていればサーバ上のファイル一覧が表示されます。
ファイルやフォルダを右クリックすると、ダウンロードやアップロードの操作が行えるようになります。また、エクスプローラーパネル上のローカルファイルからも、アップロード・ダウンロードが可能です。こうして、ファイル操作が行えるようになります。
また、sftp.json
の uploadOnSave
を true
にすると、ファイルを保存すると自動でアップロードしてくれます。これで開発管理が非常にやりやすくなりました。おすすめ。
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