CKAD合格体験記
2025/12/01にCKAD試験に合格することができたので、対策としてやったことや受験時のTipsをまとめておこうと思います。

CKAD受験のきっかけ
GoのBackend Engineerとして内定を頂いていた転職先の会社がGKEを採用しており、Kubernetesのキャッチアップをしたいなと思って色々と調べていたところ、資格があることを知って興味を持ちました。これが2024年末のことです。
受験料が高額ということで受験しようかどうか少し考えていたのですが、2025年2月4日から$50値上げされるということを2025年2月3日にたまたま知り、「明日から値上げされるのなら今日申し込むしかない!」と思って勢いで試験を購入したのがCKAD受験のきっかけでした:
ご存知の方もいらっしゃると思いますが、CKADの提供元組織であるLinux Foundationは不定期でセールを実施しており、直近だとCyber Week 2025で12月1日〜12月9日までの期間で50%OFFセールが実施されていました。本記事執筆時点でCKADの受験料は$445(約7万円)と高額なため、セール期間中に購入するのがオススメです:

CKAD対策としてやったこと
CKADは過去問が公開されておらず対策本なども存在しないため、以下の2ステップで対策をしました:
- UdemyでCKADの試験範囲の知識をインプットする
- 模試を解いてアウトプットすることで知識を定着させる
実際に使用したUdemyコースを3つご紹介します。
1. Kubernetes入門
1番最初にこのコースを受講しました。k8sの概要や代表的なリソースの説明があり、サクッとk8sの全体像を掴むことができました(AWSやCI/CDのところはスキップしました)。
2. Kubernetes Certified Application Developer (CKAD) with Tests
続いてこちらのコースを受講しました。以下の点でCKAD対策として非常に優れています:
- CKADの試験範囲の知識を全カバー(頻繁にアップデートもされています)
- KodeKloudという環境でハンズオン形式で学習できる
- 模試も付いている
どの合格ブログを見てもこのコースが紹介されており、CKAD対策としては必須のコースかなと思います。
3. 認定Kubernetesアプリケーション開発者 (CKAD) 演習問題集 【2024年版】
最後にこちらのコースを受講しました。上述した2コースは知識のインプット目的で購入しましたが、こちらのコースは実際に手を動かすためのアウトプット目的で購入しました。実際の試験と似た問題がいくつも用意されており、とてもオススメです。
Udemyである程度インプットできたら、あとはひたすら模試を解いて、kubectlコマンドや各リソースのYAMLの型に慣れることを意識していました。実際に受験してみて、本番試験時に初見の問題数を少なくすることが合格するうえでのポイントだなと感じました。
本番試験では以下のコマンドはスラスラ使える必要があるため、やはり実際に手を動かすことが重要かなと思います:
k getk describek runk createk editk exposek applyk replacek logsk exec
また、--helpオプションやk explainコマンドも使えるようにしておくと安心かなと思います。
受験時のTips
受験環境は周りにモノが少なければ少ないほど良い
試験実施前に受験環境のチェックを試験監督者とチャットでやり取りします。ここで、四方の壁、天井、床、机の上と下、手首、耳周りなどをチェックされます。
私はレンタルスペースで受験したのですが、張り紙に文字が書かれているということで隠してくださいと言われ、以下のように覆って見えないようにする対応を求められました:

実際の受験環境
自宅で受験される方はもちろんですが、レンタルスペースで受験される際も事前に室内をチェックしておいて、隠すための準備をしておくと安心かと思います。
Linux x Firefox 環境に慣れておく必要がある
受験時は専用のソフトウェアを自分のPCにインストールして受験します。実際のUIは以下の通りです:
Linux環境となっておりブラウザはFirefoxです。私は普段はMac x Chromeを使用しているため、コマンドがMacとは異なることや、Firefoxは文字列検索のウィンドウが左下にあることなどが辛みポイントでした。
Mac環境とのコマンド操作の違いについては、以下の記事でまとめられているので参考にしてみてください:
CKAD試験を購入すると、Killer Shellという本番と同じ環境を再現した模試を2回実施することができます。私はこれを軽視して1回目の受験時に爆死したので必ず試しておいた方が良いです。
その他
- 英語版の試験でも、問題文や公式ドキュメントなどは日本語に切り替えることができた
- メモ帳アプリが使える
- コピペ用の一時置き場として使いました
- 各問題ごとに、SSH接続→問題を解く→
exitするのを忘れないようにする - 部分点もあるため、途中で詰まったら次の問題に進んだ方が良い
- 問題にフラグを付けることができるので後で戻りやすいようになっている
合格してみての感想
CKADの対策の過程において、k8sの各種コマンド、各リソースの役割やYAMLの型などを習得できることが魅力かなと思います。
業務においても、GKEのコンソールに対する解像度が向上したり、実運用されているマニフェストファイルを解読できるようになるため、アプリ開発者がk8sをキャッチアップする際の体系的な学習目的としてとても良い試験だなと感じています。
以上、CKAD合格体験記でした。受験する方のお役に立てば幸いです!

Discussion