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Google Colaboratoryでローカルランタイムを使う

2024/11/26に公開

Colaboratoryには「ローカルランタイム」という機能があります。普通に繋ぐと、Googleのサーバーに繋がりますが、ローカルで計算することもできます。

メリット

  • リモートに実行結果を送信しないで良い=>プライバシーUP(履歴を保存しなければ)
  • ローカルに高性能のGPUなどがある場合、Colaboratoryの制限を回避できる
  • 12時間ルール&90分ルールが適用されない

デメリット

  • ローカルの電気を使う
  • Jupyterをインストールしなければならない
  • 環境構築が面倒

不便に感じたら移行するので良さそうですね。

手順

(していない場合) jupyter notebookをインストール

インストール
pip install jupyter notebook

Jupyter notebook をオプション付きで起動

Anaconda navigatorなどを入れている場合、CMDでなくAnaconda promptからでないとcommand not foundになるので注意。

jupyter notebook --NotebookApp.allow_origin='https://colab.research.google.com' --port=8888 --NotebookApp.port_retries=0 --no-browser --NotebookApp.iopub_data_rate_limit 10000000

これで、以下のようなURLが表示される。

http://127.0.0.1:8888/?token=**************

これをコピーしておく。

接続

Colabolatoryの編集画面を開きローカルランタイムに接続を押し、上記URLを貼り付ける。右上に「接続済み(ローカル)」と表示されたら成功。

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