FastMCP Cloud にデプロイした Amazon Product API MCP を Claude から呼ぶまで
はじめに
MCP は適当に自分用にローカルで作成しては消しとばす、などを繰り返してましたが...
とうとう、fastmcp cloud に作ってみたものを乗せてみることにしました。
この記事では、Amazon Product API を使用できる mcp サーバーを FastMCPCloud 上にデプロイし、
ヘッダーでクライアントのキーなどを渡して動くまでを書きます。
クライアントからの設定の例は Claude code と Claude desktop にしていますが、ヘッダーなどが指定できればどこからでも使えるはずです。
実際のコード部分にはあまり触れませんが、やっていることはシンプルです。
Amazon Product API のラッパーを使って、mcp 用にツールとして呼び出せるようにラップしただけです。
キーデータなどはヘッダーを通して受け取れる様にしてます。
これらを FastMCPCloud にデプロイし、
Claude code と Claude Desktop からヘッダーで認証情報を指定して接続する方法を説明します。
Claude desktop で試した結果
こんな感じで見えるはずです。
まず Amazon Product API だけでは、KindleUnlimited かどうかを判定する術がなさそうなので、動画では結果にしたいして Claude が頑張ってアイテムの詳細などから探そうとしていますが、結果はまぁ微妙です 😅
が、まぁざっくりやりたい事はできたので、一旦よしとします。
(本当は Kindle or Kindle Unlimited とかを判別して AI 本を弾き飛ばした検索をしたかったんですが笑)
FastMCP Cloud へのデプロイ手順
前提条件
- Amazon Product Advertising API の認証情報を持っていること(持っていなくても出来ますが、テスト用の範囲でお試しください)
- FastMCP Cloud アカウントがあること
デプロイの流れ
ステップ 1: FastMCP プロジェクトの作成
まずシンプルに fastmcp を使って mcp をローカルで試します。
動くことが確認できたら MCP インスペクターを使って、テストして置くと尚良いかもしれません。
終わったら、適当にレポジトリを作成して頂いて、プッシュしておきます。
ステップ 2: FastMCP Cloud にデプロイ
それでは FastMCP Cloud へデプロイしていきます。
cli を使って出来るそうですが、今回はブラウザを使って行います。
※ここで作成していない人は、アカウントを作成してください。

画像のようにご自身のレポジトリを選択します。

あとは、ローカルで試していたメインのファイルを選択するようにエントリーポイントとお好きな名前を設定して下さい。
おそらくビルドは地味に時間がかかるので、気長に待ちましょう。
FastMCP Cloud てテストしてみる
ビルド完成したら、FastMCP Cloud 上でのインスペクターを使ってテストできます。

チャットから、こんかなじで気軽にツールのテストも行えます

Python からの接続とテスト
まず、Python から FastMCP Cloud へ動いているかどうかテストしてみます。
テストスクリプト
以下のスクリプトで接続をテストできます:
FastMCP Cloud サーバーのテストスクリプト
from fastmcp import Client
from fastmcp.client.transports import StreamableHttpTransport
from fastmcp.client.auth import OAuth
# FastMCP Cloud サーバーの URL
MCP_URL = "https://amazon-product-ad-api.fastmcp.app/mcp"
# 認証情報(直接指定)
HEADERS = {
"aws_access_key_id": "YOUR_ACCESS_KEY_ID",
"aws_secret_access_key": "YOUR_SECRET_ACCESS_KEY",
"aws_associate_tag": "YOUR_ASSOCIATE_TAG",
"amazon_marketplace": "JP",
}
# OAuth 認証を設定
oauth_auth = OAuth(mcp_url=MCP_URL, additional_client_metadata={"token_endpoint_auth_method": "client_secret_post"})
# クライアントを作成
client = Client(transport=StreamableHttpTransport(MCP_URL, headers=HEADERS, auth=oauth_auth))
async def test_connection():
"""MCP server 接続テスト"""
print("=" * 60)
print("接続テスト開始...")
print("=" * 60)
try:
async with client:
await client.ping()
print("✅ 接続成功!")
return True
except Exception as e:
print(f"❌ 接続失敗: {e}")
return False
async def main():
"""メイン処理"""
print(f"📍 テスト URL: {MCP_URL}\n")
# 認証情報をマスクして表示
masked_headers = {}
for key, value in HEADERS.items():
if "key" in key.lower() or "secret" in key.lower():
masked_value = value[:4] + "***" if value and len(value) > 4 else "***"
masked_headers[key] = masked_value
else:
masked_headers[key] = value
print("認証情報:", masked_headers, "\n")
# Test connection
result = await test_connection()
if not result:
print("\n❌ 接続失敗. テストを中止します.")
return
# 結果
print("\n" + "=" * 60)
print("テスト結果:", "✅ 成功" if result else "❌ 失敗")
print("=" * 60)
if __name__ == "__main__":
asyncio.run(main())
Claude Desktop からの接続(Mac)...手動コマンド設定
設定ファイルの場所
mac の場合、設定ファイルは以下にあるかと思います:
~/Library/Application Support/Claude/claude_desktop_config.json
※開発者モードを ON にしていない人は、してみてください。
設定方法
Claude Desktop から FastMCP Cloud サーバーにヘッダーで認証情報を渡すには、mcp-remote パッケージを使用します。
設定ファイルに以下を追加します:
{
"mcpServers": {
"amazon-product-ad-api": {
"command": "npx",
"type": "streamable-http",
"args": [
"mcp-remote@latest",
"https://amazon-product-ad-api.fastmcp.app/mcp",
"--header",
"aws_access_key_id: YOUR_ACCESS_KEY_ID",
"--header",
"aws_secret_access_key: YOUR_SECRET_ACCESS_KEY",
"--header",
"aws_associate_tag: YOUR_ASSOCIATE_TAG",
"--header",
"amazon_marketplace: JP"
]
}
}
}
重要なポイント:
-
YOUR_ACCESS_KEY_ID、YOUR_SECRET_ACCESS_KEY、YOUR_ASSOCIATE_TAGを自分の認証情報に置き換えてください -
amazon_marketplaceは日本の場合JP、アメリカの場合USなどを指定します -
mcp-remote@latestにより、最新の mcp-remote パッケージが自動的に使用されます
Claude Desktop からの接続(Mac)...mcp-remote を使用
現在はまだベータ版ですが、一応これからもいけるはずです。
ただしヘッダーやメタも設定できそうにないので、デフォルトの値で動きます。(一応信用してますので、悪用しないで下さい。)
テスト的に触ってみたいぐらいの感じは、これで十分です。
認証を促すブラウザが開くと思いますので、指示に従って fastmcpcloud で認証します。
※開発者モードを ON にしていない人は、してみてください。
Claude code からの接続
コマンドで追加
ターミナルから以下のようにコマンドを打ちます。
claude mcp add --transport http amazon-product-api-test https://amazon-product-ad-api.fastmcp.app/mcpp \
--header "aws_access_key_id: YOUR_ACCESS_KEY_ID" \
--header "aws_secret_access_key: YOUR_SECRET_ACCESS_KEY" \
--header "aws_associate_tag: YOUR_ASSOCIATE_TAG" \
--header "amazon_marketplace: JP"
claude
/mcp amazon-product-api-test
などを打つと認証しますか?解かれると思うので、実行すれば以下のようが画面がブラウザで開きます。
FastMCPCloud アカウントが必要です。

使い方
設定が終わったら、あとは各々のインターフェイスで、適当に質問してみてください。
amazon-product-api-testを使って、任天堂のゲームを調べてください。
など。
利用可能な MCP ツール
このサーバーは以下の 5 つのツールを提供しています:
1. search_products - キーワードで商品検索
キーワードで Amazon 商品を検索します。
2. get_product_details - ASIN で商品詳細取得
ASIN で商品の詳細情報を取得します。
3. get_product_variations - 商品バリエーション取得
商品のバリエーション(色、サイズなど)を取得します。
4. get_browse_nodes - カテゴリ情報取得
ブラウズノード(カテゴリ)情報を取得します。カテゴリの階層構造や子カテゴリ、親カテゴリの情報を取得できます。
5. check_api_status - API 設定確認
API の設定と動作を確認します。認証情報が正しく設定されているか、API 接続が正常に動作するかを確認できます。
トラブルシューティング用
使えない場合は MCP インスペクターを使って、テストすると分かりやすいかもしれません。
まとめ
FastMCPCloud へのデプロイは高速でできましたし、特に引っかかるところはありませんでした。
ローカルで動かして使うのもいいですが、チーム内や友達などに使ってもらうとかするにはやはりサーバーへ置いておくと便利かと思います。(まぁモノによるかと思いますが)
ランキングなどの取得は他のモジュール使わないと難しそうだったので、一旦諦めました。
一個の mcp になんでも出来る様にするんじゃなくて、別の MCP を用意してリミックスして運用するというのがシンプルかなとか思いました。
それではよき MCP ライフを。
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