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ChromeOS Flex を使って開発環境を作ってみる③ ~開発環境構築編~

に公開



てりふらの「理系大学生なので、何かを作りたい」シリーズです。

前回は ChromeOS Flex をインストールし、起動できました。
今回はここに Linux 環境の構築を行います。

目標

  1. インストール用USBメモリを作成する
  2. ChromeOS Flex をインストールする
  3. ChromeOS Flex に Linux 環境を構築する (この記事)
  4. ChromeOS Flex で Python と Go を動かす

準備したもの

  • パソコン: Intel NUC DC3217IYE
     ・ Core i3-3217U / Ivy Bridge世代
     ・ 10年くらい前のミニPCです
  • USBメモリ: SanDisk 32GB
     ・ どこにでもある普通のUSBメモリです

ChromeOS Flex の起動直後の状態


こちらがHOME画面です。
さすが Google さん、下に並ぶアイコンが自分の会社だけで成り立つ、素晴らしいです。

お馴染み Chrome ブラウザから始まり、


AI 機能を提供する Gemini と NotebookLM が並びます。

すべてが Google アカウントにログイン済みなので初めから便利に使える状態です。Gmail はいつものメールが見れますし、エクスプローラを立ち上げると Google ドライブが見え、そこには自分のデータがありました。

キーボードレイアウトの変更

さて、開発環境をセットアップする前にストレスフルなキーボードレイアウト設定を変更します。デフォルトではUS配列の設定なので、それ以外のキーボードを使ってる場合は変更が必要になります。

左下の「G」マークをクリックします。出てきたアイコンの中から「設定」を探して選択します。

ウィンドウ左の「デバイス」を選択し、右側に現れる「キーボードと入力」をクリックしてください。この画像のように、「英語(アメリカ)」がUSキーボード配列にあたるようです。

「入力設定」をクリック。

「+ 入力方法を追加」をクリック。

「英数字(日本語)キーボード」にチェックを入れて「追加」をクリック。

「英数字(日本語)キーボード」が追加できました。「日本語(US)キーボード」と「英語(アメリカ)」は削除しておきました。「×」の2ヶ所をクリック。

「英数字(日本語)キーボード」が1つ残り、「有効」になりました。思う通りのキーボード入力ができることを確認します。これで記号入力に迷いはなくなりました。

Linux 仮想マシンのセットアップ

それでは開発環境を作っていきます。ChromeOS Flex は Linux ベースの OS なので、かんたんな設定を行うだけで Linux の開発環境が作れるそうです。Crostini といいます。

左下の「G」マークをクリックします。そして出てきたアイコンの中から「設定」を選択します。

左のメニューから「ChromeOS について」を選択し、右のメイン画面に現れる「Linux 開発環境」を見つけます。この右側にある「設定」をクリックします。

Linux 開発環境のセットアップが始まりました。セットアップするには 450MB のダウンロードが発生するようです。「次へ」をクリックして進めます。

ディスクサイズを設定する画面になりました。デフォルトは 10GB を推奨していますが、50GB に増やしておきました。ただし、これが十分な容量なのか分かりません。容量を確保するということは仮想環境なのかなと思って Gemini に聞いたところ、「KVM(Kernel-based Virtual Machine)によるコンテナ技術で提供されたDebianベースの環境」と教えてくれました。何を言ってるのかさっぱりですが仮想環境の様子です。
準備ができたら「インストール」をクリックします。

Debianベース Linux のインストールが始まり自動的に完了します。

HOME画面左下の「G」をクリックし、「ターミナル」アイコンを選択します。

画像のようなターミナルが起動し、仮想 Linux の初回起動と設定を実施しています。最後にこの画面が出てプロンプトが表示されれば完了です。

$ df

例えば、df コマンドを入力してみました。Mounted on の一番上に「/」の行があります。その行の 1K-blocks 項目を見るとジャスト50GBを示しており、さっき設定通りに環境構築していることが分かります。(52428800KB/1024/1024=50GB)

続いて OS のアップデートを実行します。まずは更新すべきパッケージがあるか問い合わせるコマンドを入力します。

$ sudo apt update

実行した様子です。更新が必要なパッケージの情報が取得できたので、アップデートを実行します。

$ sudo apt upgrade -y

この画像ではアップデートするパッケージがなかったため短いメッセージで終わってますが、2度目のコマンド実行だったのでこの結果になりました。インストール直後のコマンド実行時には多くのパッケージがアップデートされます。

以上で Linux 仮想マシンのセットアップは終わりです。

最後に

ChromeOS Flex のインストールから Linux 環境構築までを終えました。予想より長くなってしまいましたが、次で最後の記事になります。
今回作成した Linux 環境を使って Go と Python を動かしますので、よかったらご覧ください。

つづきはこちら。

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