Apple・Google・Microsoftがより最強になる方法
現在、Apple・Google・Microsoftは、とても大規模な企業であり、影響力も大きいです。
しかし、最近の大企業は、いくつか問題があります。
今からでも修正し、戻すことは可能ですが、おそらく企業自身ではその戻し方がわからないと思います。
僕はどの企業も素晴らしいですし、現在ある問題をできる限り修正して欲しいと思っています。
この記事では、それらの大企業向けの問題を書きつつ、より最強になる方法を伝えようと思います。
Apple
技術の詳細を全然公開していない
Appleの最も大きい問題は、全くソースコードを公開していない点です。
まぁ、これはWindowsにも言えますが、Appleの場合は特に、セキュリティやプライバシーを大切にしているのに、その技術の詳細を公開していないせいで、本当に安全かを疑われている点です。
これさえ直せば問題はないと思います、多分。
技術に詳しい人なら「ここまでセキュリティが強いのはすごい」と思うでしょう。
実際、AppleはiOSやmacOSに、とても前からこんな機能を実装しています:
- App Sandbox: アプリをサンドボックス上で動作させることで、システムに直接アクセスできなくし、Appleのフレームワークを経由させる機能。アプリ側でオンオフできはするものの、App StoreではApp Sandboxが必須になっている。
- FireVault: macOSで利用可能な機能で、ストレージ上のデータを完全に暗号化できる。オンの場合もなぜかあまり遅くならない。
- Apple Silicon: macOSやiPadでよく見かけるSoC。実際にはiPhone 4で使われていたA4チップなどもApple SiliconのAシリーズの1つ。チップから自作することで、ソフトウェアの最適化がやりやすくなり、より高速ながらより省電力なコンピューターになった。
- AirDrop: Wi-FiとBluetoothを有効活用したファイル転送機能。Bluetoothで相手を探してから、Wi-Fiで実際のファイルを転送する方式になっている。AndroidのQuick Share(旧Nearby Share)より先に実装された。
などなど、ここまで素晴らしい点があるのに、その詳細を利用者に知られておらず、知っているのはいろいろなことを試した開発者ぐらい。これは勿体無いことだと思います。
ソースコードは公開できないとしても、仕組みをわかりやすく公開さえすれば、ある程度信頼されるのでは無いでしょうか。
修正方法
- 図解などをし、できるだけわかりやすく仕組みを公開する。
- どうしても公開できないところを除き、ある程度公開する。(できれば)
検索エンジンの改善スピードが遅くなってきた
Googleは元々、世界中のデータを集め、整理し、誰もが探すことのできる世界を目指し、検索エンジンに力を入れてきました。
その影響で、結果の質で比べると、Googleに追いつく検索エンジンは1つもないような状態です。
前までは、その質が改善されているような感覚があったのですが、最近はあまりそれを感じられません。
おそらく、機械学習に力を入れすぎているのだと思います。
AIをメインにして、検索エンジンはちょっとずつ...という感じになっている今の状態を続けた場合、可能性はまだ低いですが、いつかGoogleを超える検索エンジンが出てくると思います。
AIも調べ物には重要ですが、いまだに検索エンジンも現役だと思います。
そのため、検索エンジンにももう少し力を入れて欲しいです。
修正方法
- 検索エンジンの改善の優先度をもう少し上げる
Microsoft
Windowsが不安定
Microsoftは現在、Windowsのテストを完全に外部に任せています。
Windowsの更新画面にある聞き慣れない言葉Windows Insidersです。
これは、Windowsへの全ての変更を正式版の前に公開する場所で、一部のリリースを除き、新機能追加などは、Windows Insidersに登録している人たちが先行でテストします。
Windows Insidersはいくつか種類があり、チャンネルと呼ばれています。
変更は、最初にCanaryチャンネルに配信され、フィードバックを受け、問題がなさそうであればDevチャンネル、さらに次にBetaチャンネルに移行します。
これらで問題なければ正式リリースになりますが、先ほども言った通り例外があります。
一部の更新はすぐに正式リリースに移るようになっており、もしその更新に問題があれば、問題がある更新が会社や病院のパソコンに配信され、自動更新されるのです。
修正方法
更新の仕組みは、AppleやGoogleの仕組みを見習うと良いと思います。
例えばAppleでは、しっかりと内部でテストしてから、Developer Beta版として開発者向けだけに公開し、アプリなどの対応を見守りつつ、何度もそれを繰り返してからPublic Beta版を公開し、それも繰り返します。最終的にRelease Candidate(リリース候補)としてDeveloper Beta版とPublic Beta版に同時公開し、良さそうであれば正式リリースに移ります。
おそらくiOSやmacOSがベータ版ですらおかしいほどに安定しているのは、これが理由でしょう。
これをWindowsに適用すれば、まずバグや問題などは避けられるでしょう。
Windowsに不要な機能が多い
Windowsは、個人や会社、病院など、あらゆる場所で利用されています。
また、さまざまな利用方法に対応するために、エディションもある程度分けられています。
特にWindows 7や10では、7 Ultimateや10 Pro for Workstationsのように、結構いろんなエディションが存在しています。
しかし、どのエディションにも、利用頻度が低い場合が多いソフトウェアがプリインストールされています。
- Microsoft Edge: Chromiumベースのブラウザ(前は独自のものを使用していた)。ChromiumベースなのにChromeが嫌いらしく、Chromeのページを開くと「Edgeでいいだろ」と言わんばかりにEdgeをお勧めしてきたり、既定のブラウザを変更しようとしたら警告を出してきたりする。アンインストールできない。
- OneDrive: Microsoftのクラウドストレージ。iCloudやGoogle Driveと同じ感じですが、よく使うフォルダまで自動でバックアップされるため、使おうと思っていないのに「OneDriveの容量が足りません。アップグレードしてください」と表示されることもある。
- ソリティア: トランプを使ったゲーム。昔のマインスイーパーのような軽量なものならまだしも、これは流石にいらない。
- Xboxアプリ: ゲームのインストールなどを行えるアプリ。いらない人が多いと思う。プリインストールはしないでほしい。
- Xbox Game Bar: 簡単にアクセスできる、ゲームの起動や画面のキャプチャが行える機能。これもいらない人が多いと思う。これがアンインストールできないのは流石におかしい。
これ以外にも色々ある。あとで手動でインストールするのではダメなのだろうか...
ちなみに、油断している隙を狙って勝手に自動再インストールされる。
修正方法
- 不要な機能は後から手動で追加できるようにし、プリインストールは最小限に。押し売りは厳禁。
- Microsoft Edgeは、Edgeを使うにしても、別のブラウザをインストールするにしても必要なので、プリインストールはできるようにしながら、削除できるようにする。
最後に
Microsoftばかりになりましたが、Microsoftに関しては特に問題が多いイメージなので、すぐに改善して欲しいですね。
これらが改善されてから、Windows 10もサポートを再開してくれると嬉しいのですが...流石に難しそうです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。また他の記事でお会いしましょう。では、また!
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