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Djangoの初期設定(Python、Djangoの超初心者向け)

2022/10/16に公開

こんにちは。たろーです。
PythonのWeb開発フレームワークであるDjangoを利用する際、毎回調べながら初期設定をしてしまいまうので、メモがてら設定の手順を記しておきます。
少しでも参考になれば幸いです。

この記事の対象者

  • Python, Django初心者
  • Djangoを使ったことがあるが毎回初期設定で躓いてしまう方

環境

OS : MacOS Monterey 12.6 (M1)
Python : 3.10.5
Django : 4.1.2 *後ほどインストール手順を記載しています

Django導入手順

ここから、Djangoの導入手順を記載します。

仮想環境構築

まずは仮想環境の作成。
Djangoを動かすために必須ではないですが、自身のPCにPythonのライブラリが多数あると後々厄介なことになるため、必ず仮想環境で動かすようにしましょう。

まずはディレクトリの作成。ターミナルを開いて以下のコマンドを入力してDjangoプロジェクトを作成するフォルダを作成します。

$ mkdir [フォルダ名]
$ cd [フォルダ名]

次に、以下のコマンドを入力して仮想環境を作成します。

$ python -m venv [仮想環境名]

作成後に、仮想環境を立ち上げます。

$ source [仮想環境名]/bin/activate

ターミナルが以下のように表示されていればOKです。
*以下のように設定した場合の例です。
フォルダ名:DjangoPractice
仮想環境名:djangoEnv

(djangoEnv) username DjangoPractice 

Djangoのインストール

pipコマンドを使ってDjangoのライブラリをインストールします。

$ pip install django

以下のような文字が表示されていればインストール完了です。(バージョンはインストールするタイミングによって異なります)

Successfully installed asgiref-3.5.2 django-4.1.2 sqlparse-0.4.3

Djangoプロジェクトの作成

Djangoのインストールが完了したら、Djangoのプロジェクトを作成し動作確認をします。

プロジェクト作成

以下のコマンドを入力して、プロジェクトを作成してください。

django-admin startproject [プロジェクト名]

上記のコマンドを実行すると、DjangoのWebアプリケーションに必要なファイル群が作成されます。
lsコマンドで確認してください。

以下は、プロジェクト名を「DjangoProject」に設定した際の例です。以下のようなファイル群が作成されていることを確認してください。

DjangoPractice
├── djangoEnv   ←仮想環境構築により作成されたファイル群
├── DjangoProject ←今回作成されたファイル群
│   ├── __init__.py
│   ├── __pycache__
│   │   ├── __init__.cpython-310.pyc
│   │   ├── settings.cpython-310.pyc
│   │   ├── urls.cpython-310.pyc
│   │   └── wsgi.cpython-310.pyc
│   ├── asgi.py
│   ├── settings.py
│   ├── urls.py
│   └── wsgi.py
├── db.sqlite3
└── manage.py

動作確認

最後に動作確認を行います。

lsコマンドを入力し、manage.pyがあるディレクトリにいることを確認します。

$ ls

以下のような結果が返って来ればOK。

DjangoProject   manage.py

以下のコマンドを入力し、サーバーを起動します。

$ python manage.py runserver

すると、以下のような表示が返ってくるはずです。いろいろ記載してありますが、ここでは一旦スルーしてください。

Watching for file changes with StatReloader
Performing system checks...

System check identified no issues (0 silenced).

You have 18 unapplied migration(s). Your project may not work properly until you apply the migrations for app(s): admin, auth, contenttypes, sessions.
Run 'python manage.py migrate' to apply them.
October 16, 2022 - 10:21:30
Django version 4.1.2, using settings 'DjangoProject.settings'
Starting development server at http://127.0.0.1:8000/
Quit the server with CONTROL-C.

その後、ブラウザでローカルサーバーにアクセス。
具体的には、先ほどのサーバー起動コマンドの結果に記載してある

http://127.0.0.1:8000/

にアクセスします。

以下のような画面が立ち上がればDjangoの初期設定が完了です。
Djangoサーバーのレスポンス
Djangoサーバーのレスポンス


以上、Djangoの初期設定の手順をご紹介しました。
これ以降の設定については、後日記載予定です。

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