TSKaigi 2025 Gold Sponsorとしてブース出展しました
2025年5月、匠技研工業は初めてTSKaigi2025にGold Sponsorとして協賛させていただきました。技術カンファレンスへの協賛自体が初めての試みであり、ブース出展を通じて多くのTSユーザーと交流ができたことはとても嬉しい経験となりました🔥
今回はTSKaigi 2025にご協力させていただいた記録も兼ねて、どのようなブース出展内容だったかをご紹介させていただきたいと思います。匠技研工業 (以下: 匠技研) の開発組織に関心を持っていただいた方や、技術カンファレンスのブース出展担当になった方などに参考にいただけますと幸いです。
なぜTSKaigi 2025に協賛したのか
匠技研はフロントエンド、バックエンド共にTypeScriptを採用しており、AI活用も交えて効率的な開発体制を構築しています。今回のTSKaigiへの協賛は、私たちの技術スタックに対するこだわりと、TypeScriptコミュニティへの貢献の一環として実現したものになります。
技術スタックについての詳細はこちらをご参照ください。
匠技研として提供しているプロダクト「匠フォース」は順調に顧客数を増やしており、向き合うべき課題の数は日々増えています。この課題解決に技術で向き合うことに共感してもらえる人を増やしていくためにも、エンジニア組織としての技術発信とコミュニティ貢献への想いを両立させられるTS Kaigiへの協賛を行うことになりました。
ブース出展の様子
今回、匠技研はGold Sponsorに加えてブース出展と幕間CM上映を実施させていただきました。この記事では主に出展させていただいたブース内容について触れていきます。
匠技研工業の名前を覚えて帰ってもらいたい…!
TSKaigiにスポンサーとして協賛し、ブースを出展することになり、匠技研工業として何がしたいか? どうすればTSユーザーの皆さんに楽しんでもらえるか? この2つから紐解いてブースの出展内容を整理していきました。
匠技研はシリーズAとスタートアップとしてもまだまだ事業規模はこれからのフェーズです。ナイスな事業・チームである自負はありますが、わかりやすい大きな看板を持ってスタートしたわけでもない、外部のエンジニアの方から見た時にはまだまだ知名度のないチームです。
そのため、とにかく「匠技研工業の名前を覚えて帰ってもらう」、この1点に目標を置いてブースのコンテンツを考えることとしました。
匠技研らしく、TSKaigiを盛り上げられる方法は?
ノベルティの在り方から考えて生まれたTSキーホルダー
会社のアピールの仕方は様々ありますが、舞台はTSKaigi。本来の趣旨であるTypeScriptコミュニティへの貢献が最も重要です。
匠技研らしく、TSユーザーに楽しんでもらうにはどうすればいいだろうか? ノベルティも作らねば… となった時に
「匠技研の製造業らしさを伝える意味でも、匠フォースユーザーの工場で何か作ってもらえると良いのでは…?」
というアイデアが浮かび、このアイデアで「匠技研らしさ」を一定担保させられるとし、何を作るのかの部分で「TSユーザーに楽しんでもらう」ことを達成さるよう、検討事項をフォーカスしていくことができました。
💡以下長くなるので要点化🙏
- たくさんのノベルティがある中で差別化し、せっかく作るなら配布して終わりにならずに「イベント終えた後でも身につけたいと思えるものを作りたい」という思いが強くありました
- 「広告色がなく、ピュアに自身が推したいもの=TypeScriptが表現されている、ファンアートであるべき」
- 「大量生産よりかはこだわったクオリティであることが望ましい」
- この2つを仮説として検討を進めました
- 製作にあたっていくつかの制約 (材質と加工技術、原価と数量、納期) を加味し、「TypeScriptのキーホルダーがちょうどよさそう」となり、顧客である工場様に打診、なんと1週間で納品完了していただきました!
試行錯誤して作成した入稿データ、このような図面データも実際に匠フォース上で管理し運用いただいております
製造過程でお送りいただいた写真、テンション上がりました
ブースに並べた様子
白井興業様、ご協力いただきありがとうございました!
多くのTSユーザーとの交流を生んだキーホルダープレゼントクイズ
キーホルダーのクオリティ=材質にこだわった分、たくさんの数を用意することができず、2日間に渡ってお渡しできるように少し難しいクイズを回答できたらプレゼント、というコミュニケーション方法とさせていただきました。
クイズ形式も功を奏して、ブースには常に人がいる状態で交流することができ、2日に渡ってクイズにチャレンジしてキーホルダーをゲットしていった猛者も現れ、さまざまな形でTSユーザーの皆様と交流ができとても嬉しかったです。
クイズは短時間で解読出来るよう、部分的に省略する必要があり設問設計が難しく反省する点も多くありましたが、2日間の開催期間中でちょうど用意したキーホルダー分の正解者を出すことができ、無事ブースコンテンツとしても成立する形でキーホルダーをお渡しすることができました。
常時クイズに挑戦していただく人で賑わう匠技研工業ブース
開場前の段階からスタッフさんもクイズにチャレンジいただき、嬉しい交流が生まれました
なお当日回答できなかった方には匠技研エンジニアメンバーがクイズ内容を解説いたしますので、お気軽にCTOである井坂のアカウントにお問い合わせください!
最後に
正式な来場者数などは公式から情報が発信されるかと思いますが、多くのTSユーザーと交流ができ、SNS上でもクイズやキーホルダーについて多く取り上げていただけて我々としても嬉しい結果を得ることが出来たと考えております。
匠技研工業は今後もテックブログなど技術に関する情報発信を充実していきます。
本郷オフィスにて定期的なオープンオフィスも開催しており、次回は6/25(水) 19:00開始になります。開発手法やドキュメント運用方法、CursorやDevinなどのAI活用事例も実際のドキュメント交えてご紹介していますので、こちらもぜひお気軽にご参加ください!
7月以降も最新のイベント情報やカジュアル面談についてなど、エンジニア組織についての情報はこちらをご参照ください。
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