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開発に役立つChromeの隠し機能
全然隠してるつもりはないと思うのですが、最近Chrome周りで「へ〜、そんなのあったんだ」となった事が多かったので記事にしてみました。
セットアップ
「へ〜、そんなのあったんだ」機能、devツールの右上歯車の隣にある三点リーダーメニューをクリックした後のMore tools
の中にありがち。
CSS Overview
閲覧しているサイトのフォントや色が一瞬で一覧で見れます。
👆 色
👆 フォント
👆 メディアクエリ
Recorder
最近リリースされた割と新しめの機能です。サイト上で操作を行い、その操作をjsonファイルやPuppeteer用のファイルとして出力できます。簡易的なE2Eはこれを駆使したり修正すれば十分かもですね。
右上のReplay
を押せば同じ操作が自動で行われ、Measure performance
ボタンを押せばデフォで表示されるPerformanceタブで操作のパフォーマンスを測れます。
👇 jsonファイルのダウンロードはこちらから。
👇 jsonはこんな感じ。
{
"title": "ユーザーとして本を読める",
"steps": [
{
"type": "setViewport",
"width": 604,
"height": 820,
"deviceScaleFactor": 1,
"isMobile": false,
"hasTouch": false,
"isLandscape": false
},
{
"type": "navigate",
"url": "https://zenn.dev/",
"assertedEvents": [
{
"type": "navigation",
"url": "https://zenn.dev/",
"title": "Zenn|エンジニアのための情報共有コミュニティ"
}
]
},
{
"type": "click",
"selectors": [
[
"#__next > section.View_books__LQII_ > div > div.View_booksList__aZ_2_ > div > article:nth-child(9) > a.BookLink_link__n_GFH > div > div.BookCoverImage_container__e04p5.BookCoverImage_shadow__faWLm"
]
],
"target": "main",
"offsetX": 31,
"offsetY": 136.4453125
},
{
"type": "click",
"selectors": [
[
"#__next > aside > div > div > div > a"
]
],
"target": "main",
"offsetX": 55.1015625,
"offsetY": 11.640625
}
]
}
Animations
アニメーションのdurationやtiming functionなどが視覚的に測れ、クリックすれば該当のCSSにジャンプが可能です。
Sensors
スマホのシミュレーションができます。
Shinyというdevicemotionを感知するライブラリがあり、このデモページで使えば実機のスマホを傾けた時のシミュレーションなどができますね。正直「だからなんだ」感は否めないですが。
Coverage
リソースの中で「ダウンロードしてるのに使ってない」部分がパッと分かるようになります。jsファイルだとif分岐などある程度しょうがない物が多くなりますがcssなどは重宝できそうです。
Layers
ブラウザ上でz-index
がわかるようになります。単純にグリグリ動かせるのが楽しい。
Discussion