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VSCodeで複数の言語を同じショートカットで実行する

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はじめに

どんな言語を使っていてもあらかじめ設定しておけば、実行のたびにいちいちショートカットのことを気にする必要がなくなるのでおすすめです。
毎回右上のボタンをクリックして実行している人はぜひこの設定を使ってみてください。

VSCodeでのショートカットの設定方法

VSCodeでは、keybindings.jsonファイルを編集することでカスタムショートカットを設定できます。さらに、特定の言語のファイルにフォーカスがある時のみ実行されるよう条件を指定することも可能です

keybindings.jsonを開く

VSCodeでkeybindings.jsonにアクセスする方法は複数あります。以下に主な方法を示します:

  1. メニューバーから開く方法:

    • 「左下の歯車アイコン」→「キーボード ショートカット」を選択します。
    • 開いたウィンドウの右上にあるアイコン(キーボード ショートカット (JSON) を開く)をクリックします。
  2. キーボードショートカットを使用する方法:

    • Windows/LinuxではCtrl+KCtrl+S、macOSではCmd+KCmd+Sを押してキーボードショートカット設定を開きます。

ショートカットの追加

keybindings.jsonファイルを開いたら、以下の形式でショートカットを追加します:

keybindings.json
[
  {
    "key": "好きなショートカット",
    "command": "実行するコマンド",
    "when": "条件"
  }
]
"when": "editorTextFocus && editorLangId =="対象の言語"

と設定することで目的の言語のみにショートカットを適用できます。

実際の例

以下は、PythonとC++用に同じショートカットを設定した例です。

keybindings.json
[
  {
    "key": "shift+enter",
    "command": "C_Cpp.BuildAndRunFile",
    "when": "editorTextFocus && editorLangId == cpp"
  },
  {
    "key": "shift+enter",
    "command": "python.execInTerminal-icon",
    "when": "editorTextFocus && editorLangId == python"
  }
]

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