Zennの記事をローカル環境で管理したい(Windows)
はじめに
Zennでの執筆を始めてみようと思い,友人に勧められたとおりに記事をgitで管理しようとしたところ,結構てこずったのでそれを記事にしてみます.
環境
- OS:Windows11
- 実行環境:WSL
CLIのインストール
主な流れはZenn公式の以下の記事の通りに進めていきました.
順調にCLIのインストールも進めZenn用のセットアップをしようとしたところ,以下のような事態が発生.

お前ベストエフォートだったんか…
articlesやbooksなど,本来作られるはずのディレクトリが生成されていません.これでは早速コンテンツを作成するどころではありません.
問題部分
どうやらNode.jsがちゃんとインストールできていなかったことが問題だった模様.ということで以下のNode.jsのサイトに飛び再度Windowsインストーラー(.msi)を取得.
これで解決かと思いきや…どうやらちゃんとインストールできていない?
もう一度npx zenn initを行っても再びベストエフォート.困った.
node -vをするとバージョンも表示されないという有様.
解決方法
ということでNode.jsを直接WSLに取得する方向へ変更.
nvm (Node Version Manager) を利用する方法だと複数のバージョン管理ができて便利と聞いたので実行.
1. nvmのインストール
nvmをインストールするため,以下のコマンドを実行.
curl -o- https://raw.githubusercontent.com/nvm-sh/nvm/v0.39.7/install.sh | bash
インストールができたら設定を読み込ませるために一度ターミナルを閉じます.
以下のコマンドで正しくnvmがインストールできたか確認します.バージョン番号が表示されていれば成功です.
nvm --version
2. Node.jsのインストール(バージョンアップ)
今回は最新のものをインストールしたいため,以下のコマンドを実行します.
nvm install --lts
以下のコマンドを実行し,バージョンが表示されれば成功です.
node -v
npm -v
(実行した様子)

Node.jsがちゃんとインストールできれば,npx zenn initを実行するとちゃんとarticlesやbooksなどのディレクトリが生成されるはずです.
さいごに
今回はZenn執筆の環境作り,主にNode.jsのインストールの部分についての説明をしました.同じ問題が起きている人の参考になれば幸いです.
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