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【体験記】Google Cloud Professional Cloud Developer 資格を(再)取得しました

に公開

はじめに

Google Cloud の認定資格「Professional Cloud Developer」を再取得しました。
本記事では、受験に向けて準備した内容、出題傾向、活用した学習リソース、当日の流れなどをまとめています。
これから受験される方の参考になれば幸いです。

対象読者

  • Google Cloud Professional Cloud Developer(PCD)を取得しようとしている方
  • PCD試験範囲のキャッチアップや勉強法を知りたい方

試験概要(2025年5月時点)

  • 資格名:Professional Cloud Developer
  • 時間:2時間
  • 問題数:50問
  • 受験形式:オンライン監視試験(←今回はこの方式で受験)/オンサイト監視試験

使用した教材・学習リソース

種別 リンク・資料
公式ガイド Professional Cloud Developer ガイド
模擬試験 上記の公式ガイド参照
無料問題集 Note記事
無料問題集 CertsTime サンプル問題
無料問題集 LeetQuiz 練習問題
無料問題集 ExamTopics
キュレーションメモ Zenn

学習中に重視したポイント

Kubernetes & GKE

  • tcpdump は非推奨 → OpenTelemetry / Trace 利用
  • ネットワーク・セキュリティ・安全系(k8s secret vs Cloud KMS, Binary Authorization, Proxy)が頻出
  • k8s開発(Pod, Deployment, StatefulSet, Minikube / Skaffold / Tekton など)

Cloud Run / App Engine

  • Cloud Run: gRPC対応、最大60分
  • Cloud Functions: 実行9分まで
  • Traffic分割

ネットワーク / インフラ設計

  • Cloud SQL への接続方法(Cloud SQL Auth Proxy)←セキュアな通信経路周りも頻出です
  • Load Balancer のヘルスチェックIP範囲:130.211.0.0/22, 35.191.0.0/16
  • Filestore vs Cloud Storage FUSE の違い
  • Service Mesh / URLMap による L7 ルーティングの理解
  • グローバル外部アプリケーション ロードバランサのトラフィック管理

CI/CD

  • Cloud Build + Cloud KMS + Binary Authorization 組み合わせ
  • イメージの脆弱性対応
  • デプロイ戦略の違い(Blue/Green, Canary, Rolling)

リモート監視試験当日の流れ

自宅のデスクトップPCで受験しました。
免許書の写真とって送ったり、デスク周りをカメラで映すなどやることが結構あります。

時刻 内容
06:35 入室(免許証提示したところ別のIDを提示しろと言われる。パスポート提示でOK)
06:50 試験開始(WEBタイマーあるが、目障りなので非表示に設定)
07:40 50分で回答を提出して試験終了。その直後、暫定結果で「合格」通知

印象に残ったテーマ

  • GKE のセキュリティまわり
  • Cloud SQL プロキシと権限管理(roles/cloudsql.client)
  • BigQuery Storage Write API(標準/コミットモード)
  • Minikube, Skaffold などk8s周辺開発ツール
  • Cloud Run、AppEngineの違い
  • Firestore
  • Cloud Workflows
  • VPC Service Controls

再取得にあたって気をつけたこと

  • 実務経験があっても「試験向けの知識整理」は必要
  • 権限管理、ネットワーク、セキュリティの問題が頻出するので手厚く学習
  • k8sやコンテナ、CICDが頻出するので手厚く学習
  • 暗記よりも「構成やサービスの強みを説明できること」が重要
  • 新サービスもキャッチアップしておくべし

最後に

本記事は、あくまで一個人の体験をまとめたものです。
内容には最新のアップデートが反映されていない可能性もあるため、必ず公式ガイドを参照してください。
試験を受ける方の合格を応援しています!

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