⛰️

シリーズAまでのスタートアップエンジニア組織変遷

に公開

こんにちは、株式会社TAIANの泉です。
TAIANは現在シリーズA、社員数が30名ほど、うちエンジニアが20名ほど(業務委託含む)のスタートアップです。
上記の人数で複数のプロダクトを開発しています。
僕がTAIANに入ったのは3年前ほど、まだシードラウンドの資金調達前の頃でした。
当時から現在までのエンジニア組織の変遷を振り返ってみます。

プレシード

僕が入った頃はCTOと未経験のエンジニアが3人(うち1人が自分)という、フルジョインのエンジニアが4人の構成でした。
6人部屋のシェアオフィスで、ビジネスサイドのメンバーが隣でミーティングしてるのを片耳に、黙々と開発をしていました。まだ会社というよりは、部室で朝から晩まで開発をしているような感じでした。
カスタマーサクセスがまだ立ち上がってないころだったため、オンボーディングも基本的にはエンジニアが同席するという形で進めていました。
この頃はまだプロダクトが2つ(いずれもまだ小規模)で、受託案件もいくつかやっていました。
タイトルだけ雑に記載されたチケットを見て、「いい感じによろー!」という感じで開発してました笑
仕様の詳細はCTOの脳内で全て管理してる状態でしたが、プロダクトが小規模で人数も少なかったのもありこれで結構成り立ってました。
リリースフローも特に決まっておらず、レビュー通ったら即リリース!のような流れでとにかく速度重視でした。

シード

この頃からEM、テックリード、インターン生(中途の募集からたまたま入ってきた)が入ってきてエンジニアは7人になり、15人くらい入るくらいのオフィスに移転して、ちょっと会社っぽくなってきました。
とはいえタスク管理やリリースはプレシード期と変わらず速度重視でした。
3つ目のプロダクトを作り始めていたのもこの頃で、プレシード期と同様にヒアリングも兼ねてオンボーディングにはエンジニアが同席していました。
シード期後半くらいからは業務委託としてPMがジョインしてきたこともあり、徐々にタスク管理や仕様の整理が仕組み化されていきました。

プレシリーズA

前回の3〜4倍近く広いオフィスに移転、エンジニアも12人、とかなり会社っぽくなってきました。
カスタマーサクセスも立ち上がり、オンボーディングや顧客とのMTGにエンジニアが参加する機会は以前よりかなり少なくなってきました。
プロダクトごとの垣根はまだ曖昧で、全員が複数のプロダクトを行き来して開発をしている感じでした。
採用面では、新卒採用活動や短期インターンの受け入れなど、学生との接点を持つようになりました。


オフィスめっちゃ広くなった!!

シリーズA

初めての新卒採用を行い、エンジニアは14人(業務委託も含めると20名ほど)になりました。
スクラム開発を本格的に取り入れ、バックログの整理やリリースフローがかなり見直されてきました。(とはいえバックログの情報が粗いとかはまだ全然あります)
これを機にプロダクトごとにチームが分けられ、各人が担当領域を持つようになってきました。
エンジニアチームからPdMやQA組織を立ち上げるメンバーも出てきて、開発外の部分も含めプロダクトチームとして組織化されつつあります。

最後に

スタートアップのエンジニアはマインドが揃っていることが大事だなと今までを通して感じています。

  • 事業軸で考えることができる
  • エンジニア、ビジネスサイド問わず白熱した議論を好む
  • 自分の実装に責任感を持ってやり遂げる

TAIAN には上記のようなエンジニアが多いですが、今後も同じ視座を持ったメンバーをいかに集められるかが課題だなと思っています。

We are hiring!

TAIANでは、このような開発・技術・思想に向き合い、未来をつくる仲間を一人でも多く探しています。少しでも興味を持っていただいた方は弊社の紹介ページをご覧ください。

https://taian-inc.notion.site/Entrance-Book-for-Engineer-1829555d9582804cad9ff48ad6cc3605

TAIANテックブログ

Discussion