Zenn本はいいぞ
はじめまして、たつやと申します。
皆さんはZenn本を書いたことはあるでしょうか。
かなり大変でしたが、ある程度のボリュームの2冊を投稿してみたので感じたことを紹介していきます。
以下は書いた本です。
▼ Tailwind CSSの本
▼ Pythonの本
良いところと大変なところがあるのでそれぞれ書いていきます。
良いところ
整理&勉強しやすい
本の形をしているので当然かもしれないですが、章立てして整理しつつ勉強しやすいです。
評価される
本に限った話ではなくなってしまいますが、評価や収益につながることが非常に大きいです。
と言ってもごく少数なのかな、という感覚です。
ただこの評価や収益にはかなり夢があって、本の場合は出版というケースがあります。
私が把握している本では以下です。
▼ FastAPI入門
▼ 実践 Docker - ソフトウェアエンジニアの「Docker よくわからない」を終わりにする本
▼ Flutter実践入門
余談
私の場合は気まぐれでTailwind CSSの本を書いてみたところ、かなり評価してもらえたので調子に乗ってPythonの入門書も作ってみました。
Pythonの入門書は私自身が(ほぼ)初心者なので、勉強の記録として作りました。
あわよくばと思い後半パートを有料にしてみましたが、そもそも評価すらされていない結果となり悔しい思いをしています😢
自信が付く
Pythonの本を書きだしてから数か月間はTailwind CSSを書いていなかったので結構忘れていますが、当時は何でもTailwind CSSで実装できるくらいの自信がありました。
Tailwind CSSの本ではTailwind CSSのほぼ全てのクラスを動かしてアウトプットしています。
何にも残さなければ記憶にも残らなかったと思いますし、記事ベースでは整理できずに記憶に残しにくく見返しにくくなってしまっていたと思います。
本の中でZennを簡易に作成したり、個人でWebサービスを作成したりアウトプットをして完全に理解したレベルには至れたと実感しています
大変なところ
書く内容次第なので、あくまでも参考程度で受け取ってください。
ハードルを感じる
アウトプットをして公開すること自体にハードルがある中、本にするとなると記事以上の文字数が求められることから更にハードルが高いと感じています。
終わりが見えない
上記2冊は「Tailwind CSSのほぼすべてのクラスを動かしてみた本」と「Pythonの入門書+演習の本」で、かなり取り扱う範囲が広いです。
コード込みですが約250,000字のボリュームになりました。
全然終わらず、勉強することよりも終わらせることが目標になってしまいそうでした。
広すぎない内容を扱った本にすることを推奨します。
見直し切れない
公開前に見直しをかけますが、ひたすらに文字数が多くて確認しきれません。
コードも間違いなく動くことを確認しないといけないので更に大変です。
特に書きっぷりが統一されてないケースがあるので、極力短期間で確認しきらないと違和感や違いに気づけなくなってしまいます。
例えば、「1.1」と「1-1」やPythonやPythonが混在していました。
どこで書き違えているかわからないので、こういった細かいところまで確認しなければなりません。
記事と本の使い分け
Zenn本が良いとは言え内容によって記事に書き出すのか、本に書き出すのか変えましょう。
1つのトピックに関する勉強であれば記事で問題ありません。
例えば「Pythonの〇〇関数についての勉強」や「Tailwind CSSの〇〇クラスの使い方の勉強」などです。
一方で「Python入門」、「Tailwind CSS入門」といった範囲の広い内容を記事化すると筆者にとっては書きにくく、読者にとっては読みにくい記事になってしまいます。
その場合は本が強力です。
章立てできるので筆者にとって非常に書きやすく、読者にとっても読みやすいです。
また、読んでいた章から再開することもできます。
おわりに
記事化するのではなくもう少し情報を集めて、増やして本化することも視野に入れてみてはいかがでしょうか。
かなり勉強になります。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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