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Windows11の日本語化設定(PowerShell)

2023/02/27に公開約2,200字

はじめに

Azureで作成したVMの言語はデフォルトで英語になっております。
VMを作成する度にGUIで日本語化するのは面倒ですので、Windows11の日本語化をPowerShellで行えるようにします。個人的にはAVDのイメージ作成の際に時短のために使用しております。

目次

環境

  • Azure
  • VMサイズ : Standard D2_v5
  • OS : Windows11 Enterprise,version 22H2 - x64 Gen2
  • PowerShell version : 5.1.22621.963

PowerShellのコマンド

PowerShell
#日本語の言語パックインストール
Install-Language ja-JP -CopyToSettings

#表示言語を日本語に変更する
Set-systemPreferredUILanguage ja-JP

#UIの言語を日本語で上書きします
Set-WinUILanguageOverride -Language ja-JP

#時刻/日付の形式をWindowsの言語と同じにします
Set-WinCultureFromLanguageListOptOut -OptOut $False

#タイムゾーンを東京にします
Set-TimeZone -id "Tokyo Standard Time"

#ロケーションを日本にします
Set-WinHomeLocation -GeoId 0x7A

#システムロケールを日本にします
Set-WinSystemLocale -SystemLocale ja-JP

#ユーザーが使用する言語を日本語にします
Set-WinUserLanguageList -LanguageList ja-JP,en-US -Force

#入力する言語を日本語で上書きします
Set-WinDefaultInputMethodOverride -InputTip "0411:00000411"

#ようこそ画面と新しいユーザーの設定をコピーします
Copy-UserInternationalSettingsToSystem -welcomescreen $true -newuser $true

#サーバーを再起動します
Restart-Computer 
  • 「Install-Language」のコマンドはクライアントOSでのみ使用可能です(2023年2月)
  • 参考
  • 「Copy-UserInternationalSettingsToSystem」のコマンドはWindows11でのみ使用可能です(2023年2月)
  • 参考

実行

RDP接続してPowerShellを実行することも可能です。
今回は時短の為、Azure PortalからPowerShellを実行します。

  1. Azure Portalで対象のVMを選択します
  2. 左のメニューから「実行コマンド」を選択します
  3. 「RunPowerShellScript」を選択します
  4. コードエディタにPowerShellのコマンドを貼り付けます
  5. 「実行」を選択します

  • 実行し終わると上記画面が出てきます
  • 時間は15分程で終了しました

まとめ、所感

  • Windows11では日本語化設定をPowerShellで行うことが可能
  • 時間は15分程度で終わる
  • AVDのイメージ作成の際に便利
  • PowerShellを流している間は他の作業ができるため便利
  • サーバーOSでも同じコマンドが使えるようになって欲しい

参考

作成するにあたって参考にしたサイトは以下になります。

Discussion

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