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データサイエンティスト数学ストラテジスト上級受験記

2023/01/15に公開約2,500字

初めに

データサイエンス数学ストラテジスト上級という資格試験に合格しました(2022/11/6)。受験から2ヶ月も経ってしまっていますが、新しめの資格ということもあってこの資格に関する情報が少ないと感じたため、参考情報として勉強法や感想を書こうと思います。

資格概要

公益財団法人日本数学検定協会が提供している資格で、2段階の階級(中級、上級)があり、各階級に応じた難易度でデータサイエンスにおいて要求される計算問題が出題されます。上級の難度目安は数検2級・準1級・大学初学年程度らしいです。

合否のみではなく、得点に応じたスター認定があります。具体的には上級の場合、問題は「DS数学基礎力」と「DS数学コンサルティング力」の2グループ、各20題ずつ出題され、グループごとの得点数に応じて認定スター数が変わります。

  • トリプルスター: DS数学基礎17点以上かつDS数学コンサルティング力17点以上
  • ダブルスター: DS数学基礎14点以上かつDS数学コンサルティング力14点以上
  • シングルスター: 上記以外で28点以上

また、オンライン受験の試験です。

試験内容

出題分野はこちらをご覧ください。

筆者が受験したときは、公式問題集によく似た出題が6割程度あったと思います。その他の問題は、教養課程レベルの線形代数・微積・統計・機械学習の初歩(例えが微妙ですがG検定レベル?)の知識があれば解ける問題、問題文に与えられる条件や式を使って解く問題で構成されていたと思います。

40問に対して、制限時間は120分です(1問3分ペース)。公式問題集に似た問題を2分以内に回答することで、その場で考える問題に余裕を持って対応できると思います。

個人的には、中国人の剰余定理に関する出題があり、少し意外で面白かったです(アルゴリズムを知らなくてもその場で考えて解けるような出題になっていました)。

勉強法

公式問題集を2周しました。各問題に対するやり方は以下の通りでした。

  • 1周目:
    1. 問題を見てどういうどういう計算をするか手を動かさず考える(最大1分)。
    2. 解説を読み、1の考え方が合っていて類題は100%解ける自信があるなら何もしない。そうでないなら問題に印を付ける。
    3. 2で計算プロセスに不安があるなら、1回手を動かして計算してみる。
  • 2周目:
    1. 印がついてない問題は無視。
    2. 印がついてる問題はどういう計算をするか手を動かさず考える。
    3. 2で計算プロセスに不安があるなら、手を動かして計算する。
    4. 解説を斜め読みする。

(人に依り事前知識が違うため、あくまで参考程度にしていただければと思います。)

その他感想

データサイエンス数学の入門として必要最低限の知識を身につける目的、ビジネス職種においてデータサイエンスの気持ちを知り技術側との共通認識を得る目的、ちょっと自信を付ける目的等に活用できる資格かと思います。ただ、データサイエンスポジション等専門職に要求される知識技術の習得、あるいはその就職転職のアピールとしては、本資格をステップにさらなる精進が必要かと思います。

Discussion

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