AWS SAP-02 更新雑記
概要
先日、 AWS認定 ソリューションアーキテクト プロフェッショナル 資格を更新しました。
SAP-01 との難易度比較等を中心に、感じたことを雑に書いていきます。
注意事項
本記事は、個人の感想です。
本記事の内容は合格を保障するものではありません。
また、特定のサービスを広告するものではありません。
合否
合格でした。
スコアは 829 点と、まずまずでした。
再認定にてやること
初回同様、試験を申し込んで、受験するだけです。
学習教材
- 公式問題集
- Udemy 試験問題集
- 各種公式ドキュメント
SAP-01 と比較した難易度(個人の感想)
三年前に受験した SAP-01 時代と比較して、難易度は全体的に下がったように感じました。
難易度が下がったと感じた要因は以下の通りです。
- 継続的な学習
- 長文問題の減少
- 5問中2問選択解答方式の登場
- 知識を問う設問の増加
継続的な学習
SAP-01 を受験した三年前から現在に至るまで、幸いにも業務で AWS に関わる機会に恵まれました。
そういった背景もあり、以下の活動を通して AWS の知識のキャッチアップや復習を継続していました。
- 書籍学習
- 外部勉強会への参加
- 他の AWS 認定試験の受験
結果として、 三年前の SAP-01 受験時代よりも多くの知見を獲得した状態で試験に臨むことが出来ました。
これは合格に大きく貢献したと思います。
長文問題の減少
SAP-01 時代と比較して、全体的に長文問題が減少したように感じました。
中には問題文が 3,4行、選択肢も1行程度と、AWS SAA を彷彿とさせる問題もあったかと記憶しています。
AWS 認定試験は設問文が長いことで難易度が上がります。
その長文が減った点が、難易度低下を感じる要因となりました。
5問中2問選択解答方式の登場
SAP-01 時代では、問題の出題形式は、以下二つだけだったと記憶しています。
- 6問中3問選択解答方式
- 四問択一
SAP-02 では、 5問中2問選択解答という方式がそれなりに登場しました。
代わりに、 6問中3問選択解答方式は減少したように感じました。
難易度が比較的低い "5問中2問選択解答方式" が多く、難易度低下を感じる要因となりました。
知識を問う設問の増加
SAP-01 では、「技術的には実現可能だが、非機能要件を満たさない」ような設問が非常に多かったと記憶しています。
SAP-02 では、そもそも技術的に実現不可能な選択肢が含まれる設問が散見されました。
それらの問題は、AWSサービス名を知っていれば解ける、いわゆる知識問題でした。
知識問題は設問の絞り込みが容易で、解答しやすいです。
知識問題が(自分の体感で)増えたと感じた点が、難易度低下を感じる要因となりました。
それでも難しい
色々と書きましたが、以下の点に変化は無いかと思います。
- AWSの知識や設計思想が広く問われる点
- 非機能要件まで考慮した最適なソリューションを選択出来る点
依然として難易度の高い試験には変わりなさそうです。
所感
SAP-02 発表当時、試験範囲が広がった事が話題に上がっていたかと思います。
そういった記憶もあり、今回の受験は戦々恐々として臨みましたが、案外何とかなりました。
また、合格の要因として、 "継続的な学習" は、少なからず効果があったと感じています。
AWSは変化(≒進化)の激しいサービスです。
試験どうこう以前に、AWSの変化に追随するためにも、学習は継続していきたいです。
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