動画編集ソフトBeutl、出力メモ
まずは、作者様自身の先行記事を紹介しておきます。
個人開発動画編集ソフト「Beutl」の紹介
とりあえず、使ってみました。
テキストの修飾がけっこう色々できますね。画像フィルターですね。シャドーとかあってお洒落です。
「縁取り(deprecated)」なのが気になるくらいでしょうか。
出力
それで出力をして、ちょっと戸惑ったので、ここにメモします。
まず出力は右上の [→ こういうマークがそうです。
メニューから辿って表示する方法はなさそうです。
「表示→ツール→出力」がありますが、この畳まれた状態ですでに表示済み判定みたいで、全面に出てくるとかもありません。
ffmpegは導入済みだとしましょう。
(2025年5月現在、Windowsの場合は「ffmpeg-n6.0.1-win64-gpl-shared-6.0.zip」です)
説明に従って、exeやdllを配置してください。
初心者向けのWindows Explorerの初期設定だとdllが非表示になっている場合がありますので、注意してください。
オプションが色々ありますね。正直よくわかりません。
自分含めて簡易設定があると、助かる人はいそうです。
まず出力のプロファイル「Default」でいいので「保存先」から、ファイル名を決めます。
このとき「hogepiyo.mp4」のように拡張子が必須です。
次に「エンコーダー」で「FFmpeg Encoder」を選択します。
というか、他には候補に出てきません。よく分かりませんが。
今回は、「Youtube」や「ニコニコ動画」または「X(Twitter)」などに上げることを前提にした、一般的なmp4である、H264/AACで出力しようと思います。
動画
サイズとかはたぶんそのままで大丈夫です。デフォルトだと1920x1080だと思います。
ビットレートはデフォルトだと5000000なので、5Mbpsということです。
フルHD画質(1080p) 12Mbps以上
高画質(720p) 6Mbps以上
中画質(480p) 2Mbps以上
ちょっと足りないですね。おそらく12Mbpsつまり「12000000」と入れるといいんだと思います。
Formatは「AV_PIX_FMT_NONE」になってると思いますが、よく分からなければ、一覧の一番上「AV_PIX_FMT_YUV420P」を選んでください。
Codecはよく分からないなら「libx264 H.264 / AVC / MPEG-4 AVC / MPEG-4 part 10」を選んでください。
音声
サンプリングレートが44100になっていますが、これは一般的な値で、CDと同じです。
ニコニコ動画では推奨が48KHzになっているので、48000に変更したいところですが、実際に出力すると、音が飛び飛びで変なので、とりあえずデフォルトの44100のままにします。
ビットレートは192Kbps以上が推奨なので、128000から192000に変更します。
CodecはAACにしたいので「AAC(Advanced Audio Coding)」を選びます。
FormatはFltpになっていますが、AACはFltpしか受け付けていないみたいなので、そのままで大丈夫です。
エンコード
ここまで設定できたたら上のほうにある、水色の「エンコード」を押します。
これで、できるはずです。。。どうでしょうか?エンコードが動きましたか?
しばらく時間がかかります。
Windowsであれば「かんたんMP4出力」みたいな、MediaFoundationを利用したもののほうが、安心かもしれませんが、選択肢にはあるものの、使い方がいまいちわからなかったので、次回以降の課題とします。
以上、ありがとうございました。
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