🎞️

Beutl開発環境メモ

に公開

BeutlのWindows開発環境を整えるまでのメモです。
ライセンスは2025年5月現在、GPLv3となっています。

VSCode

とりあえずとして、VSCodeを入れます。
すでに導入済みであれば、飛ばしてください。
https://code.visualstudio.com/
※PATHの設定を適用するには、Windowsの再起動が必要です。

拡張機能の開発、などを参考にプラグインなどを入れます。
https://docs.beutl.beditor.net/ja/extensions/environment

WindowsではVisual Studioで開発することもできますが、なにぶんデカいので、今回はパスします。

git for Windows

どのgitでもいいですが、gitを入れます。
すでに導入済みであれば、飛ばしてください。
https://gitforwindows.org/

.NET9.0

2025年5月現在、Beutlは.NET9で動作していますので、.NET9のSDKを入れます。
https://dotnet.microsoft.com/ja-jp/download/dotnet/9.0

参考
https://docs.beutl.beditor.net/ja/extensions/version-mapping
https://github.com/b-editor/beutl/pull/1154

Beutlのソース

作業用フォルダを作り、そこにソースを展開します。
githubからcloneしてきます。

(ユーザーディレクトリーなどに移動して、もしくはC:\やD:\直下で)
mkdir b-editor
cd b-editor
git clone https://github.com/b-editor/beutl.git

ビルド

cd beutl
.\build.cmd

これだけで、ビルドできます。
(あれですね、最近のプロジェクトってCI/CDとかで運用されているので、依存関係も含めて、全部自動で実行されるようにできてるんですね。)
(ちょっと簡単すぎて拍子抜けでした。)

バイナリの場所

beutlがbuild.cmdのフォルダだとして

beutl\src\Beutl\bin\Release\net9.0-windows\beutl.exe

これが出力物(Release)です。
net9.0もありますが何が違うかは、よくわかりません。

とりあえず、ダブルクリックしてみて、少し時間がかかりますが、起動はしました。
動いてる、と思います。

gitの設定

あとはcommitする前に、gitのユーザー名とメールアドレス(PRやpushすると公開されます)などを設定します。
最終的にはPRをするにはgithubのログインの設定なども必要ですが、それは他の記事に任せます。
なおgithubの場合、設定すれば、github用のダミーのメールアドレスの設定があるので、それを記載するとよいです。

ソースコードの編集

vscodeなどを用いて、コードを修正します。

せこせこ、作業をします。
これが簡単だったら苦労しないのですが、ちょっと見ただけではわからなかったので、修正してコンパイルはまだ試してみていません。

PRの作成

変更作業をしたあと、commitをして、必要に応じてpull reqestなどをします。
はい、これで作業は終わりです。

もし、開発にご興味ありましたら、是非試してみてください。
OSSなこともあり、これから成長して伸びることは必至です。

Discussion