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【PL/SQL】SQL Pulsでプロシージャから直接OUTパラメータを取得
SQLPlusを使用して、あらかじめ作成しているプロシージャに引数を渡し、OUTパラメータを取得する方法のメモです。
SQLPlusとは
SQLPlusとは、Oracle Databaseを操作するためのツールです。
SQLやスクリプトの実行ができ、主に開発や検証で使用されます。
実行手順(例)
例の条件
- OUTパラメータを取得するプロシージャは別途作成
- 複数の引数と複数のOUTパラメータを設定する場合
- 以下の仮名称で実行手順を説明します。
仮名称
仮プロシージャ:XX_KARI
OUTパラメータ :OUT1,OUT2
1.OUTパラメータを受け取るためのバインド変数を宣言します。
バインド変数宣言
VARIABLE OUT1 データ型;
VARIABLE OUT2 データ型;
データ型は、Oracleの基本型に準じたVARCHAR2やNUMBERなど使用できます。
2.プロシージャを実行し、バインド変数に値を格納します。
プロシージャ実行
EXEC XX_KARI(引数1, 引数2, :OUT1, :OUT1);
3.バインド変数の値を出力します。
バインド変数の値を出力
PRINT OUT1
PRINT OUT1
上記1.で宣言したバインド変数は、SQLPuls終了するまでの間は何度でも使用できます。
EXECコマンドで値の再代入やPRINTコマンドの表示も何度でも可能です。
SQLPuls終了の際に、宣言したバインド変数は破棄されます。
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