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Claude Codeをはじめて触るエンジニアのためのざっくり入門

どうも、nano72mknです。

Claude Code使ってますか?
一年ぶりに復帰した同僚に向けてClaude Codeとは何ぞやというのを簡単にまとめてみたいと思います。

ちょうど一年前くらいから一気に盛り上がってきてましたよね...AIの進化は早いもので、少し休んでたら浦島太郎になっちゃいますね。

自分もまだまだ使いこなせているとは言えないですが、最初に「これだけ知ってれば十分楽しめるよ」というポイントだけまとめてみました。

身構えずにサクッと読んでもらえる感じを目指しています。

Claude Codeって何?

雑に言うと、自分のPCに住んでるもう一人のボクかなと思います。

Anthropic公式が出しているCLIツールで、ターミナルから自分の代わりにコードを読んだり書いたり、コマンドを叩いたりしてくれます。
CursorみたいなAIエディタとはちょっと違って、「自分のターミナルをまるごとAIに貸してあげる」感覚が近いです。

使い方はシンプルで、プロジェクトのルートで claude と打って、あとは普通に日本語で話しかけるだけ。

$ claude
> このプロジェクトの構成を教えて

これだけで動きます。気楽です。

最初は「もう一人の自分にお願いする」みたいなノリで雑に投げてみると、感覚を掴みやすいと思います。

まず覚えたい8つのコマンド

セッション中に / を打つと、利用可能なコマンドがズラッと出てきます。
ぶっちゃけ多いので、最初はこの8つだけ覚えておけば十分です。

/help — 困ったらこれ

ヘルプを出します。コマンド一覧もここから見られるので、迷ったらまず叩く。

/clear — 話題を切り替えるとき

会話履歴をリセットして新しいセッションを始めます。
プロジェクトの設定 (CLAUDE.md) は残るので安心。

違うタスクに移る → /clear でリセット

これだけ覚えておけばOKです。コンテキストが膨らみすぎるとClaudeも混乱するので、こまめに切り替えるのがコツです。

/resume — 前の会話に戻る

過去の会話を一覧から選んで再開できます。
「あ、昨日やってた作業の続きやろう」というときに便利。

/init — プロジェクトに最初に1回やる

そのプロジェクト用の CLAUDE.md を生成してくれます。

CLAUDE.mdClaudeのカンペみたいなもので、「テストは bun test」「コミット前に pnpm format」みたいなプロジェクトのお作法を書いておくと、毎回指示しなくても汲み取ってくれるようになります。

新しくClaude Codeを使い始めたプロジェクトでは、まずこれを1回叩いておくのがおすすめです。

/review — PRをレビューしてもらう

PRをローカルでレビューしてもらえます。
自分の書いたコードに対してセルフレビューを頼むだけでもけっこう発見があります。

/remote-control — スマホやブラウザから操作する

現在のセッションを claude.ai 側から遠隔操作できるようにします (エイリアス: /rc)。

「家のPCでClaude Codeを走らせたまま、外出先からスマホで様子を見たり指示を追加したり」みたいなことができるようになります。
長時間動かす実装タスクを任せておいて、移動中に進捗をチェックする、みたいな使い方が便利です。

/mcp — MCPサーバーの状態を見る

接続中のMCPサーバーを一覧で確認したり、認証 (OAuth) のやり直しができます。
「あれ、繋いだはずなのに動かない…」というときは、まず /mcp を叩いて状態を見るのが基本です。

MCPって何?という話は後半の章でまとめて触れます。

/btw — メイン会話を汚さずに質問する

これは知ってると地味に便利なやつです。

Side questions with /btw

/btw (by the way) は、メインの会話履歴を汚さずに、ちょっとした質問だけしたいときに使うコマンドです。

/btw さっきの設定ファイル、なんて名前だったっけ?

ポイントはここ:

  • 今までの会話の文脈はちゃんと見える
  • でも質問と回答は履歴に残らない (オーバーレイで表示されて消える)

長い実装をClaudeに任せている間に、「あ、これってどういう仕様だったっけ?」って気になっても、メインのタスクを邪魔せずに聞ける。

知っておくと一気に体験が変わるTips

コマンド以外にも、地味に便利な機能がいくつかあります。
ここは「使ってみて初めて『なんで早く知らなかったんだ』ってなるやつ」をまとめておきます。

Shift + Tab でモードを切り替える

Claude Codeにはいくつかの動作モードがあって、Shift + Tab を押すたびに循環で切り替わります。
最初に押さえておきたいのはこの2つ。

  • Plan mode — Claudeが実装をいきなり始めずに、まず計画だけ立てて提示してくれるモード。「ちゃんと考えてから動いてほしい」大きな変更の前に切り替えるのがおすすめ
  • Auto mode — 確認をスキップしてどんどんファイル編集やコマンド実行を進めてくれるモード。「任せた」って感じで動かしたいときに

「とりあえずプラン立ててもらおうかな」「ここからは任せたい」と思ったらShift+Tabを思い出してください。

@ でファイルを指定する

プロンプト中で @ を打つと、ファイルパスの補完候補がサジェストされます。

> @src/components/Button.tsx このコンポーネントをリファクタしたい

ぶっちゃけ普通にパスを書いて渡してもだいたいClaudeは読んでくれるので必須ではないですが、

  • 候補がサジェストされるのでタイポしない
  • ディレクトリ構成をうろ覚えでも探せる
  • MCPサーバーが提供するリソースも @ で参照できる

あたりが地味に嬉しいポイントです。

! でシェルコマンドを直接打つ

プロンプトの先頭に ! を付けると、シェルコマンドをそのまま実行できます。

! git status
! npm test

実行結果は会話のコンテキストにも入るので、「このテスト落ちてるから直して」みたいな流れが自然に作れます。
ちょっとした確認のために /exit してターミナルに戻る、みたいな手間がなくなって地味に快適です。

画像をそのままペーストできる

スクショやエラー画面をクリップボードから直接ペーストできます。

> [画像] このエラーの原因を調べて

基本は Command + V (Macの場合) で貼り付けられますが、ターミナルの種類や環境によっては効かないことがあります
そういうときは Control + V も試してみてください。だいたいどっちかで通ります。

エラー画面、Figmaのデザイン、ホワイトボードの写真など、文章で説明しづらいものを投げるときに便利です。

Skillsで自分専用のコマンドを作る

ここまでは組み込みコマンドの話でしたが、Claude Codeのおもしろいところは自分でコマンドを作れることです。

「毎回同じプロンプトをコピペしてるな…」と感じたら、それはSkill化のサインです。

.claude/skills/<name>/SKILL.md というMarkdownファイルを置くだけで、/<name> で呼び出せるコマンドになります。たとえば .claude/skills/commit/SKILL.md を作ればこんな感じ。

---
description: 変更内容をconventional commits形式でコミットする
---

現在のステージされていない変更を確認して、
内容を簡潔にまとめた conventional commits 形式のメッセージで
コミットしてください。

- 型は feat / fix / chore / refactor / docs から適切なものを選ぶ
- 1コミット1関心事
- 日本語でOK

これだけで /commit というコマンドが使えるようになります。

実際にあると便利なSkillの例:

  • /commit — 規約に沿ったコミットメッセージで自動コミット
  • /pr — 現在のブランチからPRを作成 (テンプレ込み)
  • /test — 変更箇所のテストだけ走らせる
  • /changelog — リリースノートのドラフトを書かせる

「自分が毎回手でやってる作業」を1つSkill化するだけでも、けっこう体験が変わります。

詳しくは公式の Skills ドキュメントへ。

MCPで外部ツールと連携する

最後にもうひとつだけ。
Claude Codeの守備範囲をグッと広げるのが MCP (Model Context Protocol) です。

ざっくり言うと、Claudeに外部サービスへのアクセス権を渡せる仕組みです。

# 例: NotionをClaude Codeから触れるようにする
claude mcp add --transport http notion https://mcp.notion.com/mcp

これだけで、

  • 「このNotionページの仕様を読んで実装して」
  • 「SentryでこのエラーのスタックトレースをChromiumから取って」
  • 「GitHubのIssue #123 を読んでPR出して」

みたいなことが、ターミナルから一歩も動かずにできるようになります。

公式のAnthropic Directoryに審査済みのコネクタがまとまっているので、まずはここから「自分が普段使うやつ」を1つ繋いでみるといいです。GitHubかNotionあたりが手軽で恩恵がわかりやすいです。

Claude Desktopのコネクタもそのまま使える

ちなみに、Claude Desktop (Anthropic公式のデスクトップアプリ) で設定済みのコネクタは、MCPサーバーとしてそのままClaude Codeから使えます

claude.aiアカウントでログインしていれば、Claude Desktop側で繋いだコネクタが自動的にClaude Codeにも出てきます。/mcp で確認できます。

すでにデスクトップでNotionやGoogle Driveなんかを連携してる人は、追加設定なしでターミナルからも触れる、というのは地味に嬉しいポイントです。

さいごに

最後に、自分が振り返って「最初の一週間でこれだけやっとけば十分だった」と思うものを置いておきます。

  1. claude を起動して、まず雑に話しかけてみる
  2. /initCLAUDE.md を作る
  3. 話題が変わったら /clear
  4. 「毎回同じ指示してるな」と思ったらSkillにする
  5. 普段使いのサービスをMCPで1つだけ繋いでみる

これくらいから始めて、徐々に「あ、これもできるんだ」を増やしていくのが楽しいです。

ここで紹介したのはあくまで自分が覚えておくと便利だと思っているやつで、ドキュメントやX、YouTubeを覗くと他にも面白い使い方の情報がたくさん転がっています。とにかくいろいろ試してみるのがおすすめです。

一点だけ注意: SkillsやMCPは中身を確認してから入れよう

SkillsやMCPサーバーは簡単に追加できる反面、何が動いているか確認せずに入れるのは結構危ないです。
コマンドを勝手に実行したり、ファイルを書き換えたり、外部に情報を送ったりするものもあり得るので、配布されているものを使う前にちょっと中身を見るクセをつけておくと安心です。

幸いSkillsはほぼMarkdownで書かれているので、コードを読むより圧倒的にハードルが低いはず。SKILL.md をちらっと開いて「何させようとしてるのか」を眺めるだけでも十分です。

ついでに、中身を読みながら自分の好みに合わせてカスタムしてみるのもおすすめです。
「ここの指示はちょっと違うな」「日本語で出してほしいな」みたいな調整が、Markdownを書き換えるだけでできるので、Skillsとの距離がぐっと縮まります。

公式ドキュメントもかなり充実しているので、気になったら覗いてみてください。

それでは、よきClaude Codeライフを!

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