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Ubuntu をインストールしたら設定すること 13 ヶ条

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https://zenn.dev/sprout2000/articles/52caaffa9ad3fa
  • *: Ubuntu の再起動が必要となる設定です。
  • **: 「言語」に日本語を指定して Ubuntu をインストールした場合のみ有効な設定です。

1. ソフトウェアのダウンロード元を変更してシステムをアップデートする (*)

Super キー(= Windows キー)を押して、update と入力し、「ソフトウェアの更新」を選択します。

「設定...」ボタンを押して、「Ubuntu のソフトウェア」タブの「ダウンロード元:」から ftp.jaist.ac.jp などの国内ミラーサーバーを選択します。

アップデートが存在する場合は、表示されるウィンドウの指示にしたがってパッケージを更新し、Ubuntu を再起動します。

2. キーボードの CapsLock キーを Control へ置き換える (*)

/etc/default/keyboard を編集します。

bash
foo@ubuntu:~$
sudo vi /etc/default/keyboard
/etc/default/keyboard
- XKBOPTIONS=""
+ XKBOPTIONS="ctrl:nocaps"

Ubuntu を再起動するか、以下のコマンドの実行で設定が反映されます。

bash
foo@ubuntu:~$
service keyboard-setup restart

当座のみ Caps2Ctrl すれば良いのであれば以下(↓)のコマンドで事足ります。

bash
foo@ubuntu:~$
setxkbmap -option "ctrl:nocaps"

それでも設定が反映されない場合は、以下のコマンドを実行して再起動してみてください。

bash
foo@ubuntu:~$
sudo update-initramfs -u

3. シャットダウンに時間がかかる現象を緩和する (*)

2021/10/27: 坦々狸さんから頂いたコメントを参考に内容を修正しました。

/etc/systemd/system.conf.d/ というディレクトリを作成し、そこにドロップイン構成ファイル custom.conf を配置します。

bash
foo@ubuntu:~$
sudo mkdir -p /etc/systemd/system.conf.d
sudo vi /etc/systemd/system.conf.d/custom.conf
custom.conf
[Manager]
DefaultTimeoutStopSec=10s

Ubuntu を再起動すると設定が反映されます。

https://www.freedesktop.org/software/systemd/man/systemd-system.conf.html

4. 時計合わせのサーバを NICT へ変更する (*)

bash
foo@ubuntu:~$
sudo sed -i 's/#NTP=/NTP=ntp.nict.jp/g' /etc/systemd/timesyncd.conf

Ubuntu を再起動すると設定が反映されます。

5. ウィンドウスイッチャーが上下に伸び縮みするのを直す (**)

UI に使われるフォントを変更します。

bash
foo@ubuntu:~$
gsettings set org.gnome.desktop.interface font-name 'Noto Sans CJK JP 11'


Alt + Tab でタスクをスイッチしているとき

6. 開かれたウィンドウが自動的に最大化されないようにする

bash
foo@ubuntu:~$
gsettings set org.gnome.mutter auto-maximize false

7. 詳細設定アプリをインストールする

標準の Settings (設定) アプリでは変更できない設定を変更できるようにするアプリをインストールします。

bash
foo@ubuntu:~$
sudo apt install gnome-tweaks

8. 日本語のフォルダ名を英語にする (**)

コマンドラインからのフォルダ操作を楽にするため、英語表記へ切り替えます。

bash
foo@ubuntu:~$
env LANGUAGE=C LC_MESSAGES=C xdg-user-dirs-gtk-update


"Don't ask me this again" にチェックを入れて "Update Names" をクリック

9. 変換・無変換で IME のオンオフを切り替える (**)

macOS 風にスペースバー左右のキーで IME を切り替えられるようにします。


Super キー + "mozc" と入力

Mozc のプロパティ画面から以下のキーバインドを割り当てましょう。

モード 入力キー コマンド
変換中 Muhenkan IME を無効化
入力文字なし Muhenkan IME を無効化
直接入力 Muhenkan IME を無効化
変換前入力中 Muhenkan IME を無効化
入力文字なし Henkan ひらがなに入力切り替え
直接入力 Henkan ひらがなに入力切り替え
変換前入力中 Henkan ひらがなに入力切り替え

10. Dock にゴミ箱を表示する

bash
foo@ubuntu:~$
gsettings set org.gnome.shell.extensions.dash-to-dock show-trash true

11. Dock のアプリ表示ボタンを一番上(または左)へ移動する

bash
foo@ubuntu:~$
gsettings set org.gnome.shell.extensions.dash-to-dock show-apps-at-top true

Dock を画面下部に水平に配置している場合は一番左へと移動されます。

12. Dock の高さ(または幅)を縮小する

bash
foo@ubuntu:~$
gsettings set org.gnome.shell.extensions.dash-to-dock extend-height false

Dock を画面下部に水平に配置している場合は幅が縮まります。

13. 動画再生用コーデックをインストールする (*)

mp4 などの動画ファイルを再生できるようにするパッケージを追加します。

bash
foo@ubuntu:~$
sudo apt install ubuntu-restricted-extras

インストールが完了したら Ubuntu を再起動します。

(オプション) 動画再生アプリをインストールする

Ubuntu のインストール時に「最小構成」を選択した場合のみ。

Gnome 標準の Videos (totem) をインストールします。

bash
foo@ubuntu:~$
sudo apt install totem

(オプション) トップバーにバッテリー残量をパーセンテージ表示する

bash
foo@ubuntu:~$
gsettings set org.gnome.desktop.interface show-battery-percentage true

※ Gnome Tweaks の「トップバー」タブからでも設定できます。


Super キー + "tweak" と入力

(オプション) Japanese Team による日本語化パッケージを追加する (*)

bash
foo@ubuntu:~$

// 公開鍵のインポート(その1)
wget -q https://www.ubuntulinux.jp/ubuntu-ja-archive-keyring.gpg -O- | sudo apt-key add -

// 公開鍵のインポート(その2)
wget -q https://www.ubuntulinux.jp/ubuntu-jp-ppa-keyring.gpg -O- | sudo apt-key add -

// パッケージリストの追加
sudo wget https://www.ubuntulinux.jp/sources.list.d/focal.list -O /etc/apt/sources.list.d/ubuntu-ja.list

// パッケージリストの更新
sudo apt update

// インストール済みパッケージを更新
sudo apt upgrade

// Japanese Tearm のパッケージを追加
sudo apt install ubuntu-defaults-ja

インストールが完了したら Ubuntu を再起動します。

参考にした記事(感謝)

https://sicklylife.jp/ubuntu/2004/settings.html

https://qiita.com/outou_hakutou/items/ce06cb3c8c355d5fd87c

関連記事

https://zenn.dev/sprout2000/articles/e0033562022ac7

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Discussion

  1. シャットダウンに時間がかかる現象を緩和する (*)

は/etc/systemd/system.confを直接編集せずに
/etc/systemd/system.conf.d/配下にドロップイン構成ファイルを新規作成すれば
アップデートで戻されることなくなるかと思います

https://www.freedesktop.org/software/systemd/man/systemd-system.conf.html

余談ですがLinux Mintだとその設定が
/etc/systemd/system.conf.d/50_linuxmint.conf
という構成ファイルにデフォルトで入ってるので参考までにどうぞ

$ grep -v -e ^# -e ^$ /etc/systemd/system.conf.d/50_linuxmint.conf
[Manager]
DefaultTimeoutStopSec=10s

@坦々狸 さん
コメントありがとうございます!
勉強になります。

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