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Google Antigravity ドキュメントスキル:READMEも報告書も自動生成
はじめに
この記事の手順を終えると、5つの質問に答えるだけで、README・セットアップ手順・上司報告用のプレゼン資料(docs/PRESENTATION.md)をAIに書いてもらえる。
ツールができたあとには、使い方の説明、引き継ぎ資料、会議での報告といった「説明する仕事」が残る。要件サマリーや設計書、レビュー結果を読み込んで、読む人に合わせた資料にするのがドキュメントスキルだ。
この記事で扱うのは資料の生成まで。プロジェクト完了後の改善点の整理は次回に回す。
前提条件
- Google Antigravity インストール済み
- まだの場合 → Antigravityインストールガイド
- 実装が完了している
- プログラミング経験は不要
解決策:ドキュメントスキル
コンセプト
「ドキュメント作って」と言うだけで、必要な資料が自動生成される。
ユーザー: ドキュメント作って
AI: 誰向けの資料ですか?
A. 自分用(備忘録)
B. チームメンバー向け
C. 外部の利用者向け
D. 上司・経営層向け
ユーザー: D
AI: どの資料が必要ですか?
...
E. プレゼン資料(上司報告用)
ユーザー: E
(5つの質問に答える)
AI: プレゼン資料を生成しました!
docs/PRESENTATION.md を確認してください。
生成できる資料
| 資料 | 内容 | こんな時に |
|---|---|---|
| README.md | 使い方の説明 | 「どうやって使うの?」に答える |
| docs/SETUP.md | セットアップ手順 | 新しい人が使い始める時 |
| docs/USAGE.md | 詳しい使い方 | 機能が多い時 |
| docs/PRESENTATION.md | 上司報告用プレゼン | 会議で報告する時 |
5つの質問
| # | 質問 | 非エンジニア向け説明 |
|---|---|---|
| 1 | 誰向け? | 読む人に合わせて言葉遣いを変える |
| 2 | どの資料? | 必要なものだけ作る |
| 3 | 読む人の詳しさは? | 初心者向けか、詳しい人向けか |
| 4 | どのくらいの量? | 簡潔に?詳しく? |
| 5 | 追加で入れたいものは? | FAQ、トラブル対応など |
実装方法
Antigravityに指示を出す
skills/documentation/SKILL.md を作成してください。
フォルダがなければ作成してください。
【解決したい悩み】
非エンジニアの個人開発で、
1. 「どうやって使うの?」と聞かれて説明できない
2. 「引き継ぎ資料作って」と言われて何を書けばいいかわからない
3. 「会議で報告して」と言われてプレゼン資料が作れない
【自動参照する情報】
- 要件サマリー → プロジェクト概要
- docs/DESIGN.md → 使うツール
- docs/REVIEW.md → 注意点
- src/ → 使い方
【質問フロー(この順序を必ず守ること)】
Q0: 自動参照情報の確認(必須・最初に行う)
Q1: 誰向けのドキュメントですか?
A. 自分用(備忘録)
B. チームメンバー向け
C. 外部の利用者向け
D. 上司・経営層向け(非技術者)
Q2: どのドキュメントが必要ですか?
A. README.md のみ(基本の使い方)
B. README + セットアップ手順
C. README + 詳しい使い方
D. すべて
E. プレゼン資料(上司報告用)← 会議で使える
Q3: 読む人はどのくらい詳しいですか?
A. 全くの初心者(画面の操作から説明が必要)
B. 少し分かる人(基本操作は知っている)
C. 詳しい人(要点だけでOK)
Q4: どのくらいの量が必要ですか?
A. 簡潔に(1-2ページ)← 忙しい上司向け
B. 普通(3-5ページ)
C. 詳しく(5ページ以上)
Q5: 追加で入れたいものはありますか?
A. よくある質問(FAQ)
B. 困った時の対処法
C. 更新履歴
D. 特になし
【プレゼン資料の構成】
1. タイトル(プロジェクト名、日付)
2. 課題(Before)— 今までの問題点
3. 解決策(After)— このツールで何が変わるか
4. 効果・数値 — 時間短縮、コスト削減など
5. 次のステップ — 今後の予定
【制約事項】
- 質問の省略禁止: Q0〜Q5 はすべて実行すること
- 順序変更禁止: 必ず Q0 → Q1 → Q2 → Q3 → Q4 → Q5 の順で実行
- 1問ずつ対話: 複数の質問を一度に聞かない
- 専門用語を使わない
- 画面のスクリーンショットを入れる場所を示す
デモ:上司報告用プレゼン資料を作る
以下の請求書ツールと数値は、スキルの動作を見せるための例。
ドキュメント作って
Q1: 誰向け?
AI: 誰向けのドキュメントですか?
A. 自分用(備忘録)
B. チームメンバー向け
C. 外部の利用者向け
D. 上司・経営層向け(非技術者)
ユーザー: D
Q2: どの資料?
AI: どのドキュメントが必要ですか?
A. README.md のみ(基本の使い方)
B. README + セットアップ手順
C. README + 詳しい使い方
D. すべて
E. プレゼン資料(上司報告用)← 会議で使える
ユーザー: E
Q3〜Q5も回答
Q3: A(全くの初心者)
Q4: A(簡潔に)
Q5: D(特になし)
生成結果
AI: プレゼン資料を生成しました!
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# 請求書自動作成ツール — 報告資料
## 作成日: 2026年1月
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## 1. 課題(Before)
### 今までの問題点
- 請求書を**手作業**で作成していた
- 毎月の作成に**2時間**かかっていた
- 金額の**計算ミス**があった
(ここに今までの作業の画面を入れる)
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## 2. 解決策(After)
### このツールで何が変わるか
- 顧客情報を入力するだけで請求書が**自動生成**
- PDF出力まで**ワンクリック**
- 計算は自動なので**ミスゼロ**
(ここにツールの画面を入れる)
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## 3. 効果
| 項目 | Before | After | 改善 |
|------|--------|-------|------|
| 作成時間 | 2時間/月 | 10分/月 | **92%削減** |
| ミス | あり | なし | **100%解消** |
| コスト | 0円 | 0円 | 維持 |
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## 4. 次のステップ
- [ ] 来月から本格運用
- [ ] チームメンバーへの説明会
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## ご質問はありますか?
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docs/PRESENTATION.md に保存しますか?
ユーザー: はい
AI: 保存しました ✅
非エンジニアの個人開発でよくあるドキュメントの悩み
| 悩み | このスキルでの解決 |
|---|---|
| 何を書けばいいかわからない | AIが質問してくれる |
| READMEって何? | 「使い方の説明」とわかりやすく表示 |
| プレゼン資料まで手が回らない | 5つの質問に答えるだけで生成 |
| 数字で効果を示せない | Before/After表を自動生成 |
つまずきポイント
1. プレゼン資料の数字が出てこない
問題: 「効果」のセクションに具体的な数字が入らない。
解決策: 要件定義の時に「今まで○時間かかっていた」と伝えておく。または、この段階で「今まで月2時間かかっていた」と追加で伝える。
2. 前提ファイルがないと内容が薄い
問題: 要件サマリーや設計書がないと、プレゼン資料の内容が薄くなる。
解決策: ワークフローで順番に実行すれば、この段階では全ドキュメントが揃っている。
まとめ
5つの質問に答えると、読む人に合わせて選んだ資料ができた状態になる。READMEはプロジェクト直下のREADME.mdに、セットアップ手順やプレゼン資料はdocs/に保存される。内訳は次のとおり。
- AIが質問してくれるので、何を書くか分からなくても始められる
- README、セットアップ手順、 プレゼン資料 まで自動生成
- 上司への報告資料もBefore/After形式で作れる
- 「今まで○時間→○分に短縮」のような数字も自動で入る
プロジェクト完了後の改善点の整理は、次回の「振り返りスキル」で扱う。
シリーズリンク
| # | 記事 | 内容 |
|---|---|---|
| 0 | 全体像 | ワークフローで一気通貫開発 |
| 1 | 要件定義スキル | 5つの質問で要件を引き出す |
| 2 | 設計スキル | AIが選択肢を出してくれる |
| 3 | レビュースキル | AIダブルチェックで品質担保 |
| 4 | ドキュメントスキル(本記事) | 上司報告資料まで自動生成 |
| 5 | 振り返りスキル | 良かった点・問題点・次やることを整理 |
| 6 | 学びの継承スキル | 過去の学びを自動で次に活かす(発展編) |
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