[SC] 学習ノート⑬:デジタル証明書とPKI
初めに
情報処理安全確保支援士(SC)試験対策として、著者の学習アウトプットを兼ねて作成している
必要に応じて追記等を行う予定である
デジタル証明書とは
デジタル証明書 とは、公開鍵とその所有者(サーバや組織)の情報を結び付け、認証局(CA)がその正当性を署名で保証したものである
簡潔に言うと、 公開鍵の身分証明書 となる
公開鍵暗号方式では公開鍵を用いて暗号化等を行うが、公開鍵自体は誰でも作成・配布可能なため、なりすまし等を防ぐためにデジタル証明書が必要となる
デジタル証明書利用の流れ
デジタル証明書には以下3つの段階がある
- 証明書の発行
- 証明書の利用
- 証明書の検証
図解すると以下のようになる
証明書の失効管理
デジタル証明書には有効期限があるが、その有効期限内に秘密鍵が漏洩してしまうと信頼性が損なわれる
このような状況に対処するために、証明書失効管理(証明書を期限前に失効させる仕組み)が必要となる
CRL
証明書の失効を管理にするために CRL (Certificate Revocation List:証明書失効リスト)が用いられる
CRLは「ブラックリスト方式」で管理しているイメージとなる
CRLでは証明書失効後にリスト記載となるため、リアルタイム性に欠けるという欠点がある
OCSP
CRLの欠点を解消するため、 OCSP (Online Certificate Status Protocol)というプロトコルが用意されている
OCSPは、「特定の証明書が現在有効かどうかを、オンラインで 問い合わせる (クライアントがCRLを取得する必要がない)方式」である
PKIとは
デジタル証明書を用いて公開鍵の正当性を保証する仕組み(インフラ)の総称を PKI(Public Key Infrastructure) という
PKIは、以下のような役割分担によって構成される
- 認証局(CA:Certification Authority)
- 登録局(RA:Registration Authority)
- 検証局(VA:Validation Authority)
それぞれについて以下で解説する
認証局(CA:Certification Authority)
公開鍵の検証やデジタル証明書の発行/失効の管理、他記事で解説しているデジタル署名の付与などを担当している
登録局(RA:Registration Authority)
証明書の登録を受け付け、証明書を発行しても良いか審査を行う
検証局(VA:Validation Authority)
デジタル証明書の有効性を確認(CRLの管理)する
CAとは異なり、証明書の発行は行わない
信頼性の連鎖
PKIでは、証明書の信頼性は 1枚の証明書だけで判断されない
そのため、連鎖的に証明書を確認し、正当性を判断する
試験対策ポイント
追記予定
Discussion