もうウィンドウを探さない ― VS Code・RubyMine を macOS のタブで整理する
この記事は Claude on SonicGarden の記事です。ソニックガーデンのプログラマが、Claude Codeの活用について書いています。#claude_on_sonicgarden
エディタのウィンドウが散らかっていく...
複数のリポジトリを扱っていると、VS Code のウィンドウは自然と増えていきますよね。プロジェクトAを開きながら、ちょっと別のリポジトリのコードを確認したくなって新しく開く。気づけばタスクバーやデスクトップに VS Code や RubyMine のウィンドウが何個も並んでいる、という状態。
さらに最近は、AI を活用し始めてから状況が加速していますよね。Claude Code に作業を任せる場面が増えて、開発用以外でも VS Code を立ち上げるシーンが増えるからです。調べ物用のメモを置いたディレクトリ、ドキュメント整理用のディレクトリ、Claude にいろいろ試させる用のディレクトリ……といった具合に、用途ごとに VS Code のウィンドウがどんどん増えます。RubyMine と組み合わせて使っていると、エディタ系のウィンドウだけで作業スペースが埋まっていきます。
「あのプロジェクトのウィンドウどこいった?」とミッションコントロールを開いて探したり、Cmd+Tab を連打しながら目的のウィンドウを当てに行ったり。VS Code を10個立ち上げていると、デスクトップ上に同じアイコンのウィンドウが何枚も重なって、どれがどのプロジェクトか見分けがつかない。結局全部のウィンドウを覗いて確認することになる。
ちょっとこじらせて、リポジトリごとにウィンドウの背景色を変えてみたりもしました。ワークスペース設定で workbench.colorCustomizations を仕込んだり。たしかに開いているウィンドウの中では見分けやすくなるけど、ミッションコントロールやDockから「あのプロジェクトの色って何色だっけ?」と目視で探す手間は結局発生してしまう。。
地味なストレスだけど、一日に何度も発生するので、積み重なるとそれなりに集中力を削られてしまいます。
この問題、macOS の ネイティブタブ機能 を有効にするだけで、かなり解消できます。Safari や Finder のように、エディタのウィンドウもタブでまとめられるようになります。VS Code と RubyMine の両方で使えるので、その設定方法と使い方をまとめておきます。
VS Code でタブ管理する
1. Native Tabs を有効化
-
Cmd+,で設定を開く - 検索バーに
nativeTabsと入力 - Window: Native Tabs にチェックを入れる
- VS Code を再起動する

2. ウィンドウをタブにまとめる
おすすめは 「一旦全部まとめてから、分けたいものだけ分離する」 という手順です。
ウィンドウ → Merge All Windows
VS Code は再起動するたびにウィンドウが個別に開き直されてしまうので、毎回ドラッグで2つずつ合体させていると地味に手間がかかります。一度 Merge All Windows で一気にまとめてしまったほうが楽です。
そのうえで、別グループにしたいウィンドウだけ タブをタイトルバーの外にドラッグして引き剥がす と、別ウィンドウとして切り離せます。開発用とドキュメント用を分けたいときなどはこの方法が便利です。

3. タブの操作
| 操作 | ショートカット |
|---|---|
| 次のタブへ | Cmd+Shift+] |
| 前のタブへ | Cmd+Shift+[ |
Safari のタブ切り替えと同じショートカットなので、覚えやすいはず。
RubyMine でタブ管理する
RubyMine は 設定変更なし でそのまま使えます。さすがJetBrains製、痒いところに手が届く。
ウィンドウをタブにまとめる
複数のプロジェクトウィンドウを開いた状態で、メニューバーから操作するだけ。
ウィンドウ → Merge All Project Windows
特定のウィンドウだけまとめたい場合は、VS Code 同様にタイトルバーのドラッグ操作でも可能です。
再起動後もタブを維持する
デフォルトでは IDE 再起動後にタブが解除されてしまいます。常にタブを維持したい場合は macOS 側の設定が必要です。
システム設定 → デスクトップと Dock
→ 書類を開くときはタブで開く → 「常に」

使ってみての所感
ウィンドウとタブの使い分けができる
すべてをタブに統合するのではなく、用途ごとにウィンドウを分けつつ、各ウィンドウ内はタブで整理する のが個人的には使いやすいです。
分離例
-
開発用ウィンドウ: 関連プロジェクトをまとめてタブ管理 -
ドキュメント用ウィンドウ: 別のタブグループで分離
頭の切り替えがしやすくなるし、関連プロジェクトはタブでサッと行き来できる。Mission Control での視認性も上がります。
注意事項
- この機能は macOS 専用 です(Windows / Linux に同等機能があるかはわかりません)
- VS Code は再起動後にタブのまとまりが解除されることがあります。その場合は再度ドラッグでまとめ直してください
- RubyMine も macOS 側の設定をしない場合、再起動のたびにタブが解除されます
おわりに
ウィンドウ管理は地味な話だけど、毎日触る道具のストレスを下げるのは、生産性に直結する話だったりします。
複数プロジェクトを並行して触る人は、一度試してみてはどうでしょうか。設定自体は数分で終わるので、合わなかったら戻せばいいだけですしね。
Discussion