RPCって何？

もちろんです。まず RPC（Remote Procedure Call：リモートプロシージャコール） について説明し、それが 分散システム とどう関係するかを説明します。

⸻

■ RPCとは？

RPC（Remote Procedure Call）とは、「別のコンピュータ上の関数（プロシージャ）を、あたかも自分のコンピュータ上の関数のように呼び出す仕組み」です。

例（イメージ）：

あなたのPCのコードが、

result = add(1, 2)

と書いてあるとして、この add() 関数の中身が実は 遠く離れた別のサーバーで動作しているというのがRPCです。

⸻

■ どんなときに使うの？
• マイクロサービス間通信
• クライアントとサーバーが別々の環境にあるとき
• クラウド上のAPIを呼び出すとき（例：gRPC、Thrift など）

⸻

■ 分散システムとは？

分散システムとは、「複数のコンピュータが協力して、あたかも一つのシステムのように動作する仕組み」です。

例：
• Google検索
• Netflixの動画配信
• Amazonの商品レコメンド

これらは裏で何百、何千ものマシンが同時に動いています。

⸻

■ RPCと分散システムの関係

RPCは、**分散システムにおける「部品同士の通信手段」**です。分散システムの中のサービス同士が、互いにデータをやり取りするときにRPCを使うことがよくあります。

⸻

■ 代表的なRPCフレームワーク
• gRPC（Google製。Protocol Buffersを使う）
• Apache Thrift（Facebook製）
• JSON-RPC / XML-RPC（より古い形式）

⸻

もっと具体的な技術やコード例が見たいですか？