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ユニット in sytemd?

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インフラ
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とても良い質問です！
systemd を使う上で避けて通れない「ユニット（unit）」という概念、
これは systemd があらゆるリソースやサービスを管理するための“構成ファイル単位”のことです。

✅ 一言で言うと：

ユニット = systemdが扱う「管理対象（サービスやマウントなど）」のこと。設定ファイル単位で存在する。

🧠 もう少し詳しく：

systemd は「ユニット」という単位で以下のようなものを管理します：

ユニットの種類 説明 例
.service サービス（デーモン） nginx.service, sshd.service
.socket ソケット通信 docker.socket, cups.socket
.target サービスのグループ multi-user.target, graphical.target
.mount マウントポイント（ファイルシステム） home.mount, mnt-data.mount
.timer 時間ベースの実行（cron的なやつ） logrotate.timer, backup.timer
.path ファイル・ディレクトリ監視 myapp.path（ファイル作成で起動など）

📁 実体はどこにある？

  • 設定ファイル（ユニットファイル）は .unit 拡張子（例：sshd.service）

  • よくある場所：

    • /etc/systemd/system/（ユーザー定義）
    • /lib/systemd/system/（パッケージ定義）
    • ~/.config/systemd/user/（ユーザーユニット）

📜 サービスユニット（.service）の例

[Unit]
Description=My Awesome App
After=network.target

[Service]
ExecStart=/usr/bin/myapp
Restart=always

[Install]
WantedBy=multi-user.target

これを /etc/systemd/system/myapp.service に保存して：

sudo systemctl enable myapp
sudo systemctl start myapp

でサービスとして起動・常駐できるようになります。

✅ ユニットの使い方（操作）

コマンド 意味
systemctl start nginx.service nginxを起動
systemctl stop nginx nginxを停止（拡張子省略OK）
systemctl status nginx nginxの状態確認
systemctl enable myapp.service 自動起動に設定
systemctl list-units 起動中のユニットを一覧
systemctl daemon-reload ユニットファイルを再読み込み

✅ まとめ

項目 内容
ユニットとは？ systemdが管理する“設定ファイル単位の対象”（サービス・タイマーなど）
ユニットの種類 .service, .timer, .mount, .socket など多数
なぜ大事？ systemdのすべての制御は「ユニット」を操作することで実現されている

もっと詳しく .timer や .path の使い方も知りたいですか？
それとも、「最初に作ってみるおすすめユニットファイル」を紹介しましょうか？

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