プロダクトを遊びの視点で見るとちょっと面白い
プロダクトを遊びの視点で見てみる
この記事はSmartCampアドベントカレンダーの記事になっています!
https://qiita.com/advent-calendar/2025/smartcamp
遊びの視点からプロダクトを見て気づいたことを書いてみます!
遊びとは
この記事内での遊びの定義はロジェ・カイヨワの定義している遊びという事にします。内容はロジェ・カイヨワ著遊びと人間に著されていますが遊びの視点でプロダクトを見るに当たって少し説明します。
文化は遊びから
文化は遊びから生まれたという主張が本の中でされています。遊びは文化から発生したものではなく。
遊びと人間はホモ・ルーデンスを批判している内容になっているのですがこの主張は一致していそうです。
遊びの4要素
カイヨワは本の中で遊びの4要素を定義しています。遊びは4要素の一つもしくは組み合わせが含まれているものとされています。競争(アゴン)・偶然(アレア)・模倣(ミミクリー)・魅惑(イリンクス)が遊びの4要素となっています。具体的な定義や例は本を読んでもらえると……。本の内容ではありませんが遊びの要素が多いと楽しさが増し、選ばれる可能性が上がると考えている記事などもあります。
働くことは遊びではないが…
本の中で遊びとは非生産的活動であることとされています。勝敗が決まれば生産されたものはなく元通りになると。つまるところ経済活動として、プロダクトを使用するとそれは仕事であり遊びではありません、例えばSaaSなどは全く遊びに当てはまっていません。しかし経済活動ですら遊びから生まれたものとしているので、一旦垣根は取っ払い経済活動に影響を及ぼしている要素を考えてみます。現代では遊び手は消費者でありますし、カイヨワの理論どおりに考えなくてもよいので。
プロダクトに当てはめてみる
遊びの要素があると選ばれやすいのかも……?
例えば、普通の滑り台と恐竜を模倣した滑り台どちらが遊びの要素が多いでしょうか。それは恐竜を模倣した滑り台です。そして遊びの要素が増えると選ばれやすいです。通常の商品について当てはめると普通のスポンジより、猫型のスポンジのほうがより手に取られやすいのかも……。Webプロダクトに当てはめると通常のボタンより、星型やアニメーションが多いボタンがクリックされやすいかも……。
まぁ色々書きましたがそういう仮説があるというだけで検証はしていません。一個人の考え方です。
動画投稿プラットフォーム
ジャンルにもよりますが映像を見るという遊びです、生産的ではありません。ここにランダムに動画が出てくるという偶然の要素が加われば遊びして面白さが増します。そうYouTube ShortsやTikTokなどですね。普通にYouTubeを見ていただけなのだけど、いつの間にか色んな選択肢があるなかYouTube Shortsに行ってしまう……みたいな経験があると思います。
ブログプラットホーム
ブログプラットフォームでランキング機能があり、競争の要素が含まれているものがあります。ユーザー数が多いサイトなどはランキング機能が大体ついておりそこに意図が無いわけないので、これも遊びの要素が含まれているから選ばれやすいのかも。
ゲーミフィケーション
似た概念としてゲーミフィケーションというものがあります。
当記事では消費者目線からプロダクトを見ると遊びの要素があるということを書いていますが、開発する側からの視点ではゲーミフィケーションと呼ばれるものだと思います。
最後に
面白いと感じる方を選ぶということに少なくとも影響があるかもなという感じです。合理的な判断をするにも感情を完全に排除することができないと思います、プロダクトが選ばれているという理由に合理性以外の点も考えるてみると少し面白くなるかと思い書いてみました。
Discussion