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スモールビジネスは「何をするか」が一番重要だという話

2024/08/08に公開

最近は若手がスモールビジネスをすることに賛否が分かれています。
私もどちらかと言えば小さく始めることが多く、その中で気付いたことがあります。
それは小さく始めるか否かが問題なのではなく何をするか(なんの事業をするか)が重要だということです。

すごく極端な例を出すと、
例えばEVの会社を立ち上げたい!と思い、
それをスモールスタートで始めたとします。
例えば50万円で中古車、工業用のスクラップに使われていたモーター、PCに使われているバッテリー、それらを動かす制御は自分で実装したとすればEVの事業をわずか150万円で始められます。
ですがそこから先、さらに性能をあげよう、安全試験をしよう、販売をしようとなった途端に始める時の倍以上の金額が必要になります。お金を得るためには資金調達をするかEV車を売ることしか手段はありません。それ以外の手段でお金を集めることは勿論出来ますが時間が掛かり、ライバルに遅れを取ったり、少ない予算の中で微妙な物が出来るだけだす。

小さく始めようと思えばどんな事業だって小さく始められますがそこから先スケールすることが難しい事業があるということです。

ここで私の過去にした失敗をお話しします。
22歳くらいの時にオンラインゲームのフレンドマッチングアプリをスモールスタートで作りました。
ほとんど見切り発車だったので需要があるのか?やどうやって流行らすかという部分への配慮が足りていませんでした(というよりは絶対需要あるからいけるやろ!と息巻いてた)。
で、当たり前っちゃ当たり前なんですが、マッチングアプリってアプリの出来がどんなに良くてもアクティブユーザーが沢山いないことには始まらないということに気付きました。他にも色々手を出していたためそちらに割けるお金が無く、今も日の目を浴びずにApp Storeに眠っています。

この経験から、貧乏人が小さくビジネスをやるならスケールにお金が掛からず、すぐに利益の出る事業を始めるべきだと気付きました。

例えばですが、エアコンの清掃業者なんかはすごくいいと思います。高圧洗浄機と体ひとつで始められますし、エアコンはほとんど全ての家にあるため必ず需要もあります。また、家庭用ではなく業務用の清掃に事業を広げることも出来ます。

このようにスモールビジネスだから良い悪いという考え方ではなく、スモールビジネスでも十分にスケール出来る事業なのか否かが重要だと私は思っています。

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