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VSCodeとBlenderをMCPで連携させてAI 3Dモデリング環境を構築する

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VSCodeとBlenderをMCPで連携させてAI 3Dモデリング環境を構築する

はじめに

本記事では、VSCode上のAIアシスタント(GitHub Copilot)とBlenderをMCP(Model Context Protocol)で連携させ、AIによる3Dモデリング環境を構築する手順を紹介します。MCPを利用することで、VSCodeから直接Blenderを操作し、自然言語による指示で3Dオブジェクトを生成できるようになります。

前提条件

以下の環境が整っていることを前提とします。

  • Windows OS
  • Blender インストール済み
  • VSCode インストール済み、GitHub Copilot連携済み
  • Python インストール済み

uv のインストール

uv とは

uvは、従来のpip/venvに代わるPythonパッケージマネージャーです。Rustで実装されており、従来のツールと比較して非常に高速に動作する特徴があります。

インストール手順

VSCodeのターミナルを開き、以下のコマンドを実行します。

powershell -c "irm https://astral.sh/uv/install.ps1 | iex"

インストール後、環境変数のパスを追加するよう促されるので、指示に従って設定してください。

VSCodeを再起動し、以下のコマンドでuvが正しくインストールされていることを確認します。

uv --version

バージョン情報が表示されればインストール成功です。

MCPサーバーの追加

MCPサーバーの設定

  1. VSCodeで Ctrl + Shift + P を押してコマンドパレットを開きます

  2. MCP: Add Server を選択してMCPサーバーを追加します

MCPサーバー追加画面

  1. 以下のコマンドを入力して設定を追加します
uvx blender-mcp

設定追加画面

  1. 設定が追加されたら「Start」ボタンをクリックしてMCPサーバーを起動します

サーバー起動画面

Blender アドオンのインストール

アドオンファイルのダウンロード

GitHubリポジトリからBlender用のアドオンファイル(addon.py)をダウンロードします。

https://github.com/ahujasid/blender-mcp

Blenderへのアドオンインストール

  1. Blenderを起動し、「編集」→「プリファレンス」→「アドオン」を開きます

プリファレンス画面

  1. 「ディスクからインストール」をクリックし、ダウンロードしたaddon.pyを選択します

インストール画面

  1. アドオンが正常にインストールされると、リストに表示されます

アドオンリスト

  1. Blenderのサイドバーに「BlenderMCP」パネルが追加されます

BlenderMCPパネル

MCPサーバーへの接続

BlenderMCPパネルから「Connect to MCP server」ボタンをクリックし、VSCodeで起動したMCPサーバーに接続します。

AI自動生成機能について

Hunyuan3DやHyper3D Rodinといったクラウドベースの3D生成AIを使用する場合は、該当する機能のチェックボックスを有効化する必要があります。これらの機能を利用するには、各サービスのAPIキーが必要となります。

AI生成機能設定

動作確認

まずはPythonスクリプトベースでの操作を試してみましょう。VSCodeのAIアシスタントに3Dモデリングの指示を出すと、Blender上でオブジェクトが生成されます。

動作例1

動作例2

まとめ

以上の手順により、VSCodeから生成AIを使ってBlender上で3Dモデリングを行う環境を構築できました。この環境では、自然言語による指示でBlenderを操作できるため、プログラミング初心者でも3Dモデリングに挑戦しやすくなると思います。

参考リンク

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