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【転職ドラフト】アラサーエンジニア、初転職する

に公開

こちらの記事は転職ドラフト体験談投稿キャンペーンに参加しています。

転職自体初めてだったので、そういった方が不安なく転職ドラフトを利用できるように、極力実際にあったことを記述する形で紹介したいと思います。

利用方法については公式の解説をご覧ください。

https://job-draft.jp/articles/386

スペック

  • 新卒で入社した会社で 6 年ほど営業として従事
  • コロナ禍で会社の制度を利用して web エンジニアへ業務転換し、3 年ほど従事
  • 転職ドラフト 2024 年 12 月回 にて転職
  • 媒体は転職ドラフトのみ利用

結果

  • 4 社から指名を頂き、3 か月ほどで無事内定を得ることができた
  • 前職と事業ドメインが近い会社により良い待遇で転職することができた
  • 転職活動は体力を使いそうだと思っていて気が進まなかったが、全体的に良い体験だった

ドラフトに参加して指名を頂くまで

転職活動を考えたタイミングで様々な媒体に目を通しているなかで、
たまたま転職ドラフトを利用した方のブログの記事からサービスを知りました。

サイトを最初に見たのが 12/16 の夜で、12 月回の応募締め切りが 12/18 でした。
転職ドラフトではまずはレジュメを登録してからドラフトに参加することになるため、
12/16 の深夜に突発的にレジュメを書いて提出したことを覚えています。

駆け込みにも程があったので、まずはフィードバックを貰えればいいな程度の気持ちだったのですが、翌朝には以下のような通知が来ていました。

これまでの経歴・使用技術などから、ドラフトに参加できるだけの実力がある可能性が高いと判断したため審査を『通過』とさせていただきます。

しかしながら、現在の記載内容だけではお持ちの実力を伝えられていないため、指名獲得に苦戦する可能性が高いです。
より技術力をアピールするために具体的にどのような点を追記するとよいのか等、記載のポイントを以下に共有させていただきます。(以下略)

運営の対応に感謝しつつ、12/17 の晩に急いでレジュメを更新して、すぐに選考開始となりました。
レジュメ自体は選考中にも変更可能でしたので、気になった点は随時ブラッシュアップしていました。

選考過程

指名期間について

転職ドラフトでは応募締め切りののち、2 週間程の指名期間というものがあります。
実際に面接等採用活動が始まるのはこの 2 週間で指名をもらえた後になります。
また、指名は期間終了間際に集中する傾向があるようです。

実際に私が利用した際も、4 社中 3 社は指名期間終了間際の指名でした。

私は指名期間中に参加企業をチェックしてラブコールを送るということをやっていましたが、
ラブコールを送った企業から指名を貰えることは特にありませんでした。
特定の企業に志望動機があるようなケースでは転職ドラフト以外の媒体が適しているということかなと思います。
ただし、利用者には特にデメリットもないですし、転職ドラフトの企業一覧を見ていて初めて知る企業に対してラブコールを送りたいような場合には利用価値があると思います。

実際に指名が入った段階で、各企業から以下のような情報が届きます。

  • 給与額
  • 事業内容等、会社の紹介
  • 配属予定チームの詳細など
  • レジュメを評価した点

これを読んだ上で、各社の指名に対して承諾をした場合に、選考に進むということになります。
ただし、今回指名を頂いたすべての企業がカジュアル面談を設けており、実際には
承諾 → カジュアル面談 → 選考を希望した場合に選考へ進む というステップを踏むことがほとんどでした。

私は今回は他の媒体を利用しておらず、全ての企業に対応することが可能だと思ったので、4 件とも指名を承諾して面接に進みました。

各社の選考について

指名を承諾すると、各企業の担当者(主に人事の方)とメッセージでやりとりすることができるようになります。
ここで各社と日程調整をし、順番にカジュアル面談を実施しました。

面談後は、選考に進むかどうかをこちらで選ぶことになります。
どうやらすぐには転職をするつもりがない方も転職ドラフトに参加するケースがあり、
そういった方に興味を持ってもらうためのステップとしてカジュアル面談が用意されているケースが多いようでした。

私はカジュアル面談を経て PdM 系の指名のみ辞退させて頂き、
エンジニアとして指名を頂いた会社の選考に進みました。

選考過程は、スケジュール調整と面接、企業によってはコーディング試験、の繰り返しです。
恐らく、一般的な転職とそう変わらないのかなと思います。
(私は一般的なエージェントを通した転職を経験していないので、想像ですが・・)

ほとんどの会社が最終選考を除きオンラインで完結するので、
本業との両立が容易で非常にありがたかったです。

私の場合は週 1~2 回程度の面談や面接を繰り返し、3 カ月ほどで転職活動を終えました。
レジュメを提出してから指名期間を除いた実際の選考活動の期間は 2 カ月ほどになります。

折角なので、今後の転職活動をする方の参考までに、良くあった質問等を纏めておきます。

- 最近すごいと思ったwebサイトは?
- 将来どういうエンジニアになりたい?
- どんなシステムを作りたい?
- 今までのエンジニア以外の業務経験について(営業経験が珍しいから?)
- 業務部門(非エンジニア)との関わり方について
- 性格や経験とエンジニアリングとの関連性について
- 学習の際に工夫していること
- 苦労したこと

技術的なトピックに関しては以下が多かったです。
(これは個人のレジュメにも依るところかと思います)

- 技術選定理由について
- CI/CD関連について
- 型情報やIaCなどの管理方法について
- 技術負債について(解消したor今後生まれる の両パターン)

あと印象に残っていることとして、志望動機を教えてください というようにストレートに聞かれることがほぼなかったです。
熱意を伝えたい場合、技術的なトピックや経験談と絡めて
自分から話し始められるように準備しておく方が良いと思います。

感想や反省

指名期間について

🙆‍♂️good

ドラフト機能が良かった。

  • 市場価値について検討がつかない状態だったため、
    ① 自分のレジュメに対する添削 
    ② 入札による市場価値の目安の把握 
    がある状態から転職活動を進めることができた点がとても良かった
  • レジュメを読みこんだ上で、理由付きで指名を貰えるため、その会社に就職した後の働き方や身に着けることができる技術が明確になっている状態で転職活動を行える点が良かった
  • 業務で取り組んできたことを社外で肯定して貰えるととても嬉しい 😊

🧟‍♂️bad

転職活動慣れしていない弊害が出てしまった。

  • 指名期間中は無理にラブコールやまめなメッセージ確認をせずに、本業に集中したり、レジュメの更新や職務経歴書の作成、他媒体の利用を行う期間とした方がよい
  • 指名を貰った段階で舞い上がってしまった節があった
    • 指名がある状態で志望動機を考えることになるが、転職の軸を事前に考えておくべき
    • 私の場合は指名をもらった後に各社の情報を見ながら志望動機を考えたが
      事業ドメインが近しい会社から指名を貰えたためすんなり思い浮かんだ
      運が良かっただけだと思う
      とはいえ、レジュメをしっかりと作りこむことで、志望度の高い企業から指名を貰える確率を高めることができる

各社の選考について

🙆‍♂️good

転職活動自体が良い体験だった。
転職ドラフトに参加する各企業、個人の質が高いのだと思う。

  • しっかりとレジュメに目を通した上で自社の魅力を伝え、その上でスキルやマッチ度を測って貰えるため、納得感があった
  • どの企業の人事の方にも良くして頂き、選考過程がスムーズだった
  • エンジニアの方も話していて楽しく魅力的で自社の事業が好きそうな方が殆どだった
    • 刺激を貰い、本業にも良い影響があった
      退職するまでの間に業務上あまり関わりのない同僚に話しかけるようになった

🧟‍♂️bad

欲が出てしまったところがある・・。
転職活動に慣れている方であればそこまでデメリットはないかもしれないです。

  • カジュアル面談をあまりうまく利用できなかった
    • 各社媒体で公開されている内容と説明が重複するケースが多かった
      事前に聞きたいことが絞って、最初にその旨を伝えておく方が有意義な時間にできる
    • 担当者と話して違和感を感じた場合、結局その後の選考で落ちてしまった
      違和感を無視してまで選考を受ける必要はなかった
  • 最終選考でオフラインになるケースの対策が不十分だった
    • オンラインでの面談になれてしまい、オフラインではバッグや服装、礼儀作法などに気を取られてしまった
      結果、本番で述べようしていたことが頭から飛んでめちゃめちゃ焦った
      転職ドラフトはこういった点でのサポートは無いので注意
  • 面談終わりに面接官の名前をメモ!!(忘れてしまうとあとで気まずいです)

全体の感想

恥ずかしながら、今まで外に目が向いていなかったなと感じました。
選考を通して世の中に存在している様々な素晴らしい企業に気づき、
これからの技術の潮流などについて考えたり、普段よりも少し広い目線をもつ機会にもなりました。

いろいろな方と技術について話すことは普段の業務を見返すきっかけにもなります。
私は駆け込みで利用しましたが、すぐには転職を考えていない方でも、
転職ドラフトを利用してみるといいことがありそうです。

以上です!お読みいただきありがとうございました。

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