痒い所に手が届く!マルチセッションサポートを使ってみた
はじめに
こんにちは、DELTAの馬場です。
ひっそりと複数アカウントへのマルチセッションサポートがリリースされていたので触ってみました!
SREやインフラあるあるだと思うのですが、複数アカウントを管理しているとそれぞれのアカウントに同じような作業をしたり、アカウントを跨いだ検証を行うということがまれによくあると思います。
その際シークレットブラウザを使ってみたり、chromeとfirefoxを並べたりそれぞれ抜け道を使って複数のアカウントを開いて作業をされている同志がいるのではないかと私は考えています。
そんな我々のちょうど欲しかった機能がリリースされたので早速触ってみました。
使ってみた
その前に
注意点
- 2025/01/10現在 自社同一アカウント内でも機能を利用できる人とできない人がいる状態です。
- 有効化した際に、 コンソールのURLやUIが変更されます。
- 一度に開けるセッションは 5個 までという制約があります。
設定してみた
コンソール右上の "アカウントの設定" から "マルチセッションサポートをオンにする" をクリック
注意事項をよく読んで問題なさそうであれば "マルチセッションサポートをオンにする" をクリック
これだけです!
触ってみた
注意のところでも出ていましたが、コンソールのドメインが変わっていました。
アカウント番号-XXXX がいつものドメインに足されています。
後述で触れますが、スイッチロールした際もそのアカウント番号が頭についたURLになっていたので、そこでセッションを分けて管理しているのかもしれません。
普段私はswitch roleして別アカウントの管理をしているので、switch roleで本当に複数セッション管理できるのか試してみます。
※少し困惑したのですが、switch roleの導線が変わっていました。
コンソール右上の "アカウントの設定" から"セッションを追加"の横にある"▼"ボタンを押すとswitch roleの導線が出てきました。
実際にswitch roleしてみると新しくタブが作成され、タブを切り替えることでswitch先のアカウントとswitch元のアカウントを移動でき「セッションタイムエラーです。」的なメッセージから解放されそうでした。
まとめ
複数アカウントへのマルチセッションサポートを有効化することで、アカウントを跨いだ作業や検証時のストレスから解放される未来が視えた気がします!
一方で、以下のポイントには注意が必要になってくると思われます。
- 設定の有無でURLや導線の変更が適用されるため、マニュアルやブックマークの更新が必要になる点
- 各リンクもセッションを含むものになるため、他人にリソースをURL共有できない点
- 5アカウントまでしか同時に触れない点
- これまで以上に作業対象が正しいか?の注意が必要な点
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