ソフトウェアエンジニアのキャリアパスの構造
今回は「ソフトウェアエンジニアのキャリアパスの構造」について解説します。
元ネタは『ソフトウェアエンジニアガイドブック』です。
1つ目のソース『ソフトウェアエンジニアガイドブック』を元に、真面目にいきます。
この本が言いたい「キャリアパスの構造」、ポイントは大きく分けて4つです。
1. マネージャーにならんでもええんかい!
二重路線のキャリアパス(デュアルトラック)
昔の日本企業やったら
「偉くなる=管理職」一択やったかもしれんけど、
今のテック業界は違います。
IC(個人貢献者) と マネージャー、
この 二重路線(デュアルトラック) が存在します。
-
ICトラック
コードを書き続けたい人向け。
シニア → スタッフ → プリンシパルと上がっていき、
マネージャーと同レベルの報酬をもらえる道もあります。 -
振り子(ペンデュラム)型キャリア
ICとマネージャーを行ったり来たりするキャリアも、
最近は珍しくありません。
「一生コード書いてたいけど、給料上がらんのは嫌やな…」
と思ってた人、安心してください。
ちゃんと評価される道はあります。
2. 「シニア」がゴールでもええんかい!
ターミナルレベル
これ、地味に衝撃的な話です。
多くの企業では
「シニアエンジニア」= ターミナルレベル(到達点)
になっています。
つまり、
無理にそこから昇進せんでも
シニアのまま働き続けても
「サボってる」とは言われません。
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エントリー〜有能な開発者
自立してタスクをやり遂げるのが仕事。 -
シニアエンジニア
複雑な問題を一人で解決できる。
ここで止まってもいいし、上を目指してもいい。
「ずっと平社員でええんかな…」と不安になってる人へ。
シニアは平社員ちゃう。到達点です。
胸張ってええポジションです。
3. スタッフエンジニアは「ただの凄腕プログラマ」ちゃう
ここ、勘違いしてる人が多いので注意です。
シニアの上にある
スタッフエンジニア / プリンシパルエンジニア は、
単に「コードが速い人」ではありません。
-
役割が変わる
技術力+影響力+ビジネス理解が求められます。 -
パートナーになる
マネージャーやPMと並ぶ立場で、
チームや組織全体の方向性を決めます。 -
コードを書く時間は減る
会議・調整・設計・ドキュメントが増えます。
「俺はコードだけ書いてたいんや!」
という人が無理に目指すと、不幸になります。
ここでは人間力と(良い意味での)政治力も必須です。
4. 会社によって全然違う
階層構造の違い
「シニアエンジニア」という肩書き、
会社によって中身が全然違います。
-
第一階層(ローカル)
地元の受託開発会社など。報酬は控えめ。 -
第三階層(ビッグテック)
Google / Meta など。
ここの「シニア」は、
第一階層のCTOより給料が高いこともあります。
「前の会社でシニアやったから、次もシニアやろ」
と思って転職すると、
レベルダウン(降格)スタートになることも普通にあります。
肩書きより、市場での位置づけを見ましょう。
まとめ
このソースが言いたいことは、シンプルです。
キャリアは一本道じゃない。
会社ごとにルールも価値基準も違う。
だから、自分で考えて動け。
- ICか、マネージャーか、選べ
- 会社の「階層」を理解しろ
- 上に行きたいなら「ビジネス」と「人」を動かせ
ただ漫然とコードを書いてたら、
勝手に偉くなれる時代は終わってます。
自分のキャリアの手綱は、自分で握りましょう。
以上。
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