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WebP(ロスレス&ロッシー)ファイルサイズ比較

に公開

はじめに

JPEG/PNG と比較して WebP の画像ファイルサイズは実際どのくらい縮むのか、というのが今更気になったので確認しました。

重要な前提として、WebP は「可逆」(ロスレス)と「非可逆」(ロッシー)の両方をサポートしているため、可逆同士(PNG vs WebP ロスレス)、非可逆同士(JPEG vs WebP ロッシー)を中心に見ていきます。

素材は、

  • 写真(JPEG 向き)
  • アプリのスクショ(PNG 向き)
  • 混合

の 3 種を使用しました。

ファイルサイズ一覧

まずは結果を。

ファイルサイズは以下のようになりました。保存条件は後述しますが、ロッシーは画質最高設定、ロスレスは圧縮率最高設定です。

素材タイプ JPEG WebP
ロッシー
JPEG 比 PNG WebP
ロスレス
PNG 比
写真
(JPEG 向き)
1.13 MB
(1,195,690)
0.59 MB
(615,156)
51.4 % 2.51 MB
(2,634,721)
1.76 MB
(1,854,310)
70.4 %
スクショ
(PNG 向き)
172 KB
(176,821)
79.1 KB
(81,044)
45.8 % 108 KB
(110,913)
38.7 KB
(39,730)
35.8 %
混合 1.11 MB
(1,169,926)
0.56 MB
(591,012)
50.5 % 2.06 MB
(2,169,036)
1.42 MB
(1,490,452)
68.7 %

詳細

写真

みんな大好き、サイゼリヤのディアボラ風(フル FD)です。

写真なので非可逆同士(JPEG vs WebP ロッシー)の結果に注目すると、1.13 MB vs 0.59 MB ということで、WebP は JPEG の半分近くまでファイルサイズが縮みました(48.6% 減)。

もちろん素材によるばらつきはあり、フリー素材ドットコムさんの写真についても確認したところ、

となりました(サイトに登録のサイズではなく、保存条件で保存し直したサイズによる比較です)。

WebP(ロッシー)は JPEG 比で「3~6 割縮む」結果となりました。個人的には「かなり縮んだ」という印象です。

WebP 開発元の Google では JPEG 比で「25~34% 縮む」としていますが、他の比較サイトでは 5 割程度縮んでいるところもあります。

最終的には縮む割合は「素材による」ということになってしまいますが、

  • 最高画質同士の比較かどうか
  • 保存(変換)に使用したアプリやサイトが使用している WebP のオプション

などによっても縮む割合は変わってきます。

なお画質面では、少なくとも筆者は見比べても JPEG と WebP の違いは分からず、同等と感じました。

スクショ

カラオケ動画作成アプリ「ニコカラメーカー 3」のスクリーンショット(1280x768)です。

ペタ塗りの多い画像なので可逆同士(PNG vs WebP ロスレス)の結果に注目すると、108 KB vs 38.7 KB ということで、WebP は PNG の 1/3 近くまでファイルサイズが縮みました(64.2% 減)。写真よりもさらに削減率が高いです。

混合

写真とべた塗りが混ざった画像です。今回はカラオケ動画の 1 コマ(フル HD)を使用しました。

混合といってもほとんどは写真部分なので、通常は非可逆圧縮で構わないと思います。

非可逆同士(JPEG vs WebP ロッシー)の結果に注目すると、1.11 MB vs 0.56 MB ということで、WebP は JPEG の半分近くまでファイルサイズが縮みました(49.5% 減)。

一方で、べた塗り部分(字幕部分)の品質劣化を避けたい場合は可逆圧縮をすることになります。

可逆同士(PNG vs WebP ロスレス)の結果に注目すると、2.06 MB vs 1.42 MB ということで、WebP は PNG の 2/3 近くまでファイルサイズが縮みました(31.3% 減)。

保存条件

画像保存にはすべてフリーソフトの IrfanView(Version 4.72 - 64 bit)を使用しています。

保存時のオプションは以下の通りです。

ファイル形式 オプション
JPEG プログレッシブ JPEG、quality 100(最高値)
WebP ロッシー Save preset Default、quality 100(最高値)
PNG 圧縮レベル 9(最高値)
WebP ロスレス Save preset Default、圧縮メソッド 6(最高値)

まとめ

WebP は JPEG/PNG と比べてざっくり半分程度までファイルサイズを削減できることが確認できました。

WebP の注意点

WebP は「可逆」(ロスレス)と「非可逆」(ロッシー)の両方をサポートしているのもメリットの 1 つですが、逆に言うと、保存時に適切に可逆か非可逆かを選択しないと、画質を損なったり、無駄にファイルサイズを大きくしてしまうリスクがあります。

後になって可逆なのか非可逆なのか確認したい場合、IrfanView では画像ファイルを開いた状態で[Image → Information]メニュー(ショートカットキー I)で確認できます。

また、WebP は JPEG/PNG よりも圧縮に時間がかかります(展開は体感できるほどの違いはありませんでした)。

確認環境

項目 環境
OS Windows 11 Pro 25H2 (x64)
IrfanView 4.72 - 64 bit

参考リンク

主な改訂履歴

  • 2026/05/14 初版。
  • 2026/05/16 「確認環境」に加筆。

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