AWS re:Invent 2025参加レポート
はじめに
AWS re:Inventはラスベガスの街を丸ごと使った世界最大級のクラウドイベントです。
5日間で数百のセッション、数万人の参加者、そして最新技術の発表 ― この圧倒的な体験を、これから参加を検討している方や、より充実した時間を過ごしたい方のために記録として残しておきます。
この記事で分かること:
- re:Inventの効率的な回り方(初参加・2回目以降向け)
- 優先すべきイベントとその理由
- 実際にかかった費用と移動スケジュール
- 現地でしか分からない実践的なTips
re:Inventとは
概要
AWS re:Inventは大規模なテックイベント。情報収集や学習・体験やネットワーキングの貴重な機会。
ラスベガスの街をプチジャックして複数のホテルのイベントスペースを使って開催。
初参加はスケールに圧倒される。だから、初めての人は絶対行くべき。
イベントの規模感
- 参加者数:約6万人(2024年実績)
- セッション数:2,000以上
- 会場:ラスベガス市内の主要ホテル5箇所以上
- 期間:5日間(日曜準備日除く)
参加前の準備
事前登録
カンファレンスパス購入
re:Invent公式サイトでカンファレンスパスを購入します。
- カンファレンスパス:$2,099
- 節約Tips: 10名以上のグループパスで1名あたり$150割引+1パス無料
カンファレンスパスはグループパスがお得なので、頑張っていく人10人集めるところが最初のハードルです。(私たちは無理でした)
イベント予約

まずはイベントカタログで参加したいセッションを考えます。
キーワードで検索したり、Typeで絞ったり、開催日で絞ったりと、調べているだけでテンションが上がってきます。

カレンダーで何を優先するか考えたり、移動時間を考えたりします。
ちなみに、満席のイベントであっても、当日並べば参加できることが多いので、諦めずに予定に組み込むことをお勧めします。

18:00以降もコネクション系のイベントが盛りだくさんなので予定しておくことがお勧めです。
(ちなみに、18:00 PSTで11:00 JST、22:00 PSTで17:00 JSTと程よい?時間。。夕飯抜いてトラブル対応に追われる、といったこともあったりなかったり。)
ホテルの予約
ホテルの予約はAWS re:Invent公式からできます。
ただ、自分がどのようなイベントを中心に体験するかで選ぶホテルが変わってきます。
ホテルと会場の位置関係の把握

これは会場と宿泊可能なホテルのマップです。黄色が会場にもなっているホテルです。
JAM多めの私にとって主要な開催場所は以下の3つとなります。
-
The Venetian
- メインとなる会場。キーノート会場や企業ブースがあるEXPO会場、ショップなど主要なイベントが開催されている。
-
Caesars Forum
- スポーツフォーラムやビルダーカード会場などが開催されている。
-
Mandalay Bay
- スポンサー協賛の大きめなGameDayやJAMの会場。
シャトルバスでの移動
The VenetianやCaesars ForumからMandalay Bayへは無料シャトルバスが利用できます。ただし注意点がいくつかあります。
- 移動時間:15-30分(道路状況による)
- バス降車後の徒歩:10-15分(会場が広大なため)
- 重要: イベント開始1時間前には移動開始すること(15分前到着必須のため)
ホテルの決定
JAM/GameDayばかりやっている人は、宿泊先をMandalay BayやW Lasvegasにすることで移動時間を減らすというJAM/GameDay全振りプランもありますが、各種ブースやコネクション系イベントがVenetian周辺で行われることが多いので、結局私はVenetian周辺のホテルを選択しています。
移動スケジュール
去年の参加経験もあり、ツアーを使わずに自由度の高い日程を計画しました。
SFOやLAXで飛行機飛ばなくて振り回されることが多い&飛行機代を下げるためにちょっと早めに米国入国して、ちょっと遅めに米国出国すると良いです。
早めに行くことでイベント開始までに体調を整えることができるので、前乗りがお勧めです。私のグループはイベント中、必ず誰かが体調崩してます。
今回はJALビジネスで行ったのでSFOやLASルートを選択したが、航空会社が国内でなくてもいいなら圧倒的にハワイアン航空がおすすめです。StarLinkでネット環境快適だし、ホノルルトランジットは幸せなので。
旅程
- 11/28(金)
- NRT -> SFO 🛫
- SFO トランジット
- SFO -> LAS
- 11/29(土)
- バッファ
- 11/30(日) - 12/5(金)
- re:Invent 0-5日目
- 12/6(土)
- バッファ
- 12/7(日)
- LAS -> LAX
- LAX -> HND
イベント攻略
イベント多すぎて何に参加したらいいか迷うと思いますが、考えるだけでもう楽しくなってきます。
何も考えずに参加しても、その場で参加・体験できるブースもたくさんあるので心配はいらないのですが、「Expoすごかった」みたいな残念な感想で終わるので、事前準備はとても重要です。
個人的なおすすめは、そこでしか体験できない参加型のイベントや重大発表などのサプライズをその場の全員で空気感を共有できるイベントは優先度高めです。
一方で、セッションなどはYoutube配信などで字幕・翻訳付きで見れるので優先度は低めにしています。
おすすめイベント
キーノート
キーノートはYoutubeで後から観れるけど、その瞬間を楽しめる最高に熱いイベントです。
個人的に外せないのは、2日目のCEOのキーノートです。主要なリリースの新発表はワクワクを皆で共有できるので個人的に優先度高めです。

今年の公演で特にワクワクしたリリース発表は後半に発表されたAWS Security AgentとAWS DevOps Agent。

Security Agentが開発の各フェーズでフィードバックしてくれるという点、インフラのチェックだけでなく設計書やコードをレビューしたり、デプロイ後のペネトレーションテストまでするというのだから凄すぎる。どこまで追加のインプットなしでやってくれるのか、その実力値を早く知りたい・触りたいと感じました。

DevOps Agentはインシデントが発生したら自動で問題を検知して修正の変更提案をするというもの。オンコールエンジニアはその変更提案を承認すれば回復できるというもので、そのトラシュー時間は圧倒的に早くなるはず。トラシューノウハウの蓄積はどうなっているのか、こちらも早く触って運用プロセスに早く取り込みたいと感じました。
Dr. Werner Vogelsによるキーノートは、エンジニアなら心が揺さぶられる内容なので、最優先イベントです。
が、今年がラストっぽい・・・

この講演でAI時代のエンジニアに誇りと自信を持てと背中を押してくれたと感じました。
この時代を強く生きていくためにルネサンスデベロッパーというフレームワークを作って道を示していただいた。
このフレームワークは、AI駆動開発でなんとなく感じていたことを言葉に表現してもらった感覚がありました。
だからこそ、自分の感覚は正しかったんだなと感じたし、共感がとても強く、自信を持ってこれからもこの道を進みたい、そう思わせてくれた内容でした。
JAM/GameDay

チームで課題をこなして優勝を狙う参加型のワークショップ。

一部のイベントは後日AWSさんが開催してくれることがありますが、全てではありません。
可能なら参加をお勧めします。

今年はJAM優勝チームにはre:PlayのVIPシート招待という特典がついていました。
非常に学習効率が高いイベントなのですが、JAMやGameDayは内容を公開してはいけないので、こういった参加レポートが書きにくいという難点が・・・あります。
Featured Experience
AWS re:Invent 5k Race (ACT002)

早朝6時に往復5Kmの公道を占有してランニングするイベントです。
0日目の日曜日にVenetianでゼッケンを配布しているので入手しておくことをお勧めします。

多分どんな服装でも参加できますが、ランニングしやすい服装で参加している人が多かったです。
ゼッケンは服に貼ります。剥がしやすい素材に貼っておくと、きれいに剥がしてPCとかに貼れたりします。
参加にはバックパック持っていってもOKです。ただし、預け入れは長蛇の列ができるので30分以上余裕持って現地行かないと出発に間に合いません。
それと、私は5K参加するためにランニングシューズを持って行きましたが、最初からランニングシューズ履いてre:Invent参加するのが荷物減るし歩きやすいし合理的でした。
Golden Jacket Ceremony and Celebration

AWS全認定を取得し、事前申請しておけば参加できます。
参加者全員ゴルジャなので異様で面白いイベントです。
他の国のエンジニアがかなり強烈なので、自然と仲良くなれたりします。
APJ Kick Off Party

クラブ貸し切ってワイワイする感じでした。

無料でAsia Pasific and Japanのre:Invent参加者なら誰でも参加できるので、参加者がとても多くてカオスでした。
re:Play (ACT009)

最終日前日の夜に開催される打ち上げパーティーです。

AWS従業員も唯一楽しんでOKなイベントらしく、みんなワイワイやってました。
飲食は無料で配布されていますが長蛇の列で、その後食べるスペースを確保するのも大変でした。
遊べるアイテムやData dogさんによる巨大滑り台など、仲間と楽しめるものもいくつかあります。
ライブ会場ではなんかみんな飛んで跳ねてしていますが、跳ねなくても楽しめます。ただ、爆音すぎてライブ終了後は音の聞き取りに支障が出たりする。。

JAMで優勝するとVIPエリアにアクセスできました。

VIP専用エリアではVIP専用の食事や飲み物を楽しめました。座ってるだけでもいろいろ持ってきていただけるので一般のカオスとは異なり快適に食事が楽しめました。が、、すぐにお腹いっぱいになって食べれなくなりました。

VIPエリアには、ビン破壊のイベントがあって、一心不乱に殴り続けると色んな国の人から拍手喝采・称賛されるという不思議な体験ができました。
日別スケジュール実例
AWS re:Invent 2025の実例をこちらに載せたので参照してください。
気になるセッション
ワークショップメインで参加してきたので聞きたいのに聞けなかったセッションがいくつもある。
その中で気になっているセッションを10個厳選しました。(まだみてないw)
KIRO関連
Deep Dive関連
おわりに
re:Invent初参加の人は、可能なら参加経験のある人と一緒に行動するとより多く体験できると思います。
私は去年に続き2年連続でre:Inventに参加できたので、効率よく多くの体験ができました。
AWS大好きエンジニアとしては、2度もre:Inventを体験できたことはとても幸せなことで、会社・上司に感謝しかありません。
また参加できるなら、今度はCode talks (コーディングのデモンストレーションと技術的な実装を特集した 60 分間のセッション)やChalk talks(AWS の専門家がリアルタイムでディスカッションやホワイトボードをリードする 60 分間のインタラクティブセッション)にも参加したいと思います。
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