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「小さな一歩の積み重ね」──技術書学習を継続させる私の方法
技術書を読み進めるとき、最初は意気込んでも途中で挫折してしまうことはありませんか?今回は私が実践している「コツコツ型」学習法と、それを支えるスプレッドシート管理について紹介します。
小さなノルマで大きな成果を
私は毎日、技術書の特定のセクションや章を少しずつ読み進めています。例えばGoのコンテキストパッケージについて学ぶ際も、「今日はセクション005のキャンセル通知について」というように、細かく区切っています。
なぜこのアプローチを取るのか?それは次の理由からです。
- 継続のハードルを下げる:「今日は1章すべて」ではなく「今日はセクション1つだけ」と設定することで、心理的負担が大幅に減ります
- 理解の深化:急いで読み飛ばすのではなく、少量を確実に消化することで定着率が上がります
- 達成感の積み重ね:小さな目標を毎日クリアすることが自信につながります
スプレッドシートによる進捗管理
この学習スタイルを支えているのが、スプレッドシートによる管理です。具体的には
- 本の目次を章、大項目、小項目に分けてCSVデータ化
- 各セクションごとに進捗状況(未着手/読了/メモ作成済み)を記録
- 日付を記録して、長期的な学習パターンを可視化
この方法のメリットは、「どこまで読んだか」だけでなく「どのペースで進められているか」を客観的に把握できる点です。また、後から特定のトピックを復習したいときも、どこを読めばよいか即座に分かります。
技術者としての私の姿勢
この学習スタイルは、私のエンジニアとしての考え方を表しています。
- 地道な積み重ねを大切にする:派手な成果よりも、着実な進歩を重視します
- プロセスを整理する習慣:学習においても業務においても、進捗を可視化することで効率を高めます
- 長期的な視点を持つ:すぐに全てを学ぼうとせず、持続可能なペースで技術を習得します
まとめ:小さな一歩から始める技術力向上
技術書を読むことは、マラソンのようなものです。一気に走り抜けようとするより、コンスタントにペースを保つ方が遠くまで到達できます。
みなさんも、大きな目標に圧倒されるのではなく、今日は何ページ、今週は何セクションと、小さく区切って学習してみてはいかがでしょうか?
このブログが他のエンジニアの方の参考になれば幸いです。みなさんの学習法や工夫についても、ぜひコメントで教えてください。
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