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OpenProjectで始めてみるプロジェクト管理

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目的

何かのシステムを開発するとき、必ず必要になってくるのがチーム内での情報共有です。
いつ、だれが、どこまで、どのくらいまでという情報を管理するうえでプロジェクト管理ツールというのは必須になってきます。

プロジェクト管理ツールの重要性

「プロジェクト管理なんて、エクセルとかスプレッドシートとか使えばいいでしょ」

エクセルやスプレッドシートを使って、プロジェクト管理をすることは可能です
が、エクセルやスプレッドシートはあくまで表計算ソフトです。なので、プロジェクト管理という点においては、どうにも限界があると考えています。

というのは、表計算ソフトで管理をしているプロジェクトがなにも問題もなく、順調に進んでいれば、特に問題はありません。しかし、世の中、順調になんの問題もなく進むプロジェクトなんてないに等しいです。当初の計画が変更されたり、タスクの追加や変更をしていて、そのファイルをチーム内で共有するとなると、どこかのタイミングで修正が追い付かなくなります。そうなると、だんだんと更新頻度が下がり、「必要な情報がない!」という状況もあり得ます。以上の点を考慮すると、やはりエクセルやスプレッドシートでのプロジェクト管理には限界があるとしか言えないのです。

「導入コストが必要なプロジェクト管理ツールの導入なんてしたって無駄。」

たまにこんな考え方をする方をみかけます。(大体IT業界を知ろうとしないIT業界のおじさん)
プロジェクト管理の主な目的は、情報共有の簡潔化です。しかし、それだけが目的ではありません。
プロジェクト管理というのは、プロジェクトが完結するまでの道筋、ロードマップを見える化することが可能です。プロジェクトの最終目標が明確化されることで、チーム全体でのモチベーションの向上や、運用の効率が格段に上がります。ですから、「導入コストは高いけど、それだけのリターンがある」と考えてみてはどうでしょうか。

OpenProjectとは...?

OpenProjectは、フリーウェアの一つでRedmineというプロジェクト管理ツールから派生したものです。機能は、基本的にRedmineを模倣しており、デザインはRedmineを近代化したようなデザインです。

プロジェクト管理に必要な機能

  • タスク管理
  • スケジュール管理
  • リスク管理
  • 組織管理(人員管理など)
  • クオリティ管理
  • コスト管理
    等があげられます。組織によってはコスト管理が必要ないとかあると思いますが、基本的に必要な機能としては以上の6項目があげられると思います。

プロジェクト管理ツールの選定(OSS)

オンプレミス型のプロジェクト管理ツール

  1. Redmine
    プロジェクト管理ツールの代表格と言えば、Redmine。そういっても過言ではないです。
    大手企業でも導入実績があり、すべての機能が無料で使えるため、導入コストを抑えたいのであれば、これ一択と言えます。
  2. OpenProject
      Redmineから派生したプロジェクト管理ツール。MicrosoftのProjectと連携が可能。
     デザインが最近のデザインなので扱いやすいと思います。

クラウド型のプロジェクト管理ツール

  1. Backlog
      完全有料のプロジェクト管理ツール。クラウド型なので、自分で環境を作ったり、セキュリティを担保する必要がなく、サポートも手厚いので安心です。

  2. Trello
      皆さんよくご存じ、タスク管理ツールの代表格、Trelloです。基本機能無料で、簡単なことであれば、これで完結することが可能。

OpenProjectを導入する編

環境

OS: Ubuntu 20.04
スペック:512MBのメモリ、1Core

導入してみる

今回は、DocerではなくPackegeを使用して導入してみようと思います。
まずは、apt-keyにOpenProjectの信頼キーを追加していきます。

$ wget -qO- https://dl.packager.io/srv/opf/openproject/key | sudo apt-key add -

追加したら、OpenProjectリポジトリを追加します。

$ sudo wget -O /etc/apt/sources.list.d/openproject.list https://dl.packager.io/srv/opf/openproject/stable/11/installer/ubuntu/20.04.repo

そしたら、aptコマンドを使用してパッケージをインストールしていきます。

$ sudo apt update
$ sudo apt install openproject -y

インストールには時間がかかるので、気長に待ちます。
インストールが完了したら、初期設定をしていきます。
まず、

$ sudo openproject configure

と入力します。すると、ウィンドウが出てくると思います。
defaultのOpenProjectを選択。

既にpostgresがあるのであれば、一番下を選択。なければ真ん中のinstallを選択してOKを押す。

次に、apache2をインストール。

インストールが完了したら、「Your fully qualifled domain name:」と聞かれるので、外部からアクセスしたのであれば、グローバルIPを、ローカルだけでホストしたい場合は、ローカルIPを入力してください。

何も入力せずにOK

Noを選択。

skipを選択。

さらにSkipを選択。

defaultのままOK。

次もdefaultのままOK。

次は、skip。

これもskip。

OKを押すと、セットアップが始まります。結構時間がかかるので気長に待ちます。
セットアップが完了したら、ブラウザを開いて、先ほど指定したIPにアクセスします。
右上の「Sign in」を押し、ユーザー名にadmin、パスワードにadminと入力し、ログインします。初回ログイン時にadminのパスワードを変更しないといけないので変更してください。

そしたら完了です。

最後に

いかがでしたか。導入編はかなり簡略化してしまったので、分かりにくいかもしれませんがご了承ください。
では、この辺で。よいプロジェクト管理ライフを~

変更履歴

2021/09/09 変更履歴を追加

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