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開発文化を変える挑戦 ー 1週間リリースの取り組み

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こんにちは、Skillnote 宇田です。
先日VPoE安藤さんが「1週間リリースに向けて」という記事を投稿してくれていますが、今回はこの1週間リリースの実現に向け、具体的にどんな取り組みをしているかについてお話したいと思います。
https://zenn.dev/do_daisuke/articles/47bf463e854c9d

1週間リリースとは

SaaSを取り巻く市場変化の激しい今、お客様に"Skillnoteを使う価値"をしっかりと感じて頂くためには、より良いものを素早く提供していくことが必要です。

「1週間リリース」は現在の月次リリースに対し今期目指す形をイメージしやすく表現したものであり、週に一度リリースをできるようにすることがゴールではありません。
最終的に目指すものは「価値を研ぎ澄まし、出来上がった価値(ユーザーストーリー)を即座に提供(リリース)できる」状態をつくることです。

まずは我々は実現に向けた課題の深掘りを行い、以下の2つのテーマを設定しました。

  • リリースを徹底的に自動化・効率化し手作業を排除する
  • 1週間リリースが可能な開発プロセスへ再構築する

またギルド(チーム横断の職能活動)を中心にプロダクトの開発しやすさを維持・向上する活動にもチャレンジしています。

ここからは具体的に2つのテーマの取り組みを紹介します。

1週間リリースが可能な開発プロセスへ再構築する

プロセス再構築の下地づくり

1週間リリースに向け、最初に着手したことはコンテキストスイッチの削減でした。
これまでロードマップ推進・機能改善・運用対応が同一チーム内で混在し、優先順位と集中力が分散しやすい状態でした。

選択と集中

そこでまずは一人ひとりが自身の役割にフォーカスし、開発プロセスの改善を行いやすい状態をつくるための取り組みを実行しました。取り組みの一部を紹介します。

  • 開発チームごとにミッションを明確化("ロードマップ"、"当たり前品質/顧客満足度向上"など)
  • 効果の低い定例の廃止など"やめる/捨てる"にフォーカスした「捨てる会議」を実施
  • 運用保守業務の担当・ローテを見直す
  • グループや組織目標を1週間リリースに繋がるものに集約する

1週間スプリントの導入

続いて開発スプリントの流れの見直しを行いました。これまでSkillnoteでは2週間サイクルのスプリントを回し、月次のリリースタイミングに向けて開発を行っていました。

まずは1週間リリースにおけるスプリントの"あるべき姿"を議論し、仮説を立ててスプリントの中で試し、ふりかえり、改善を行い、2026年初からは実際にスプリントを1週間サイクルに切り替えています。

切り替えた効果・影響

1週間サイクルに切り替えた結果、スプリント単位でのふりかえり・改善サイクルが短くなり、スプリント計画の精度と意思決定スピードが向上してきています。
プランニングが軽くなったため、1回あたりのイベントの時間も短くなりました。

一方で大きい機能開発においては1週間に収まらずスプリント繰り越しが発生しやすかったり、ユーザーストーリーの具体化・細分化が進んだ結果スプリントのチケットの総量が多くWIP(仕掛り)が増える傾向もあり、試行錯誤を続けています。

リリースを自動化・効率化し手作業・判断を徹底的に排除する

価値を素早く提供するためには開発のスピードだけでなく、品質を担保するプロセスやデリバリーについても磨き込み、さらに手作業や人間の判断を排除していく必要があります。

具体的に以下のような取り組みを進めていますが、こちらは現在進行中ですので、機会があれば別の記事で紹介できればと思います。

  • CI/CDの抜本的な見直しによる時間短縮
  • AIを活用した品質保証
  • リリース基準の標準化

さいごに

1週間リリースの実現は単にリリース頻度や事業上のメリットだけでなく「価値を小さく素早く作り、素早く届け、素早く学び続ける」開発文化への転換につながります。
この転換がエンジニア一人ひとりの活力やチャレンジを後押しし、その積み重ねがプロダクトの進化を加速させていくと考えています。

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