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Geminiを育てて自分に最適な説明をさせる方法

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はじめに

こんにちは!
皆さんはAIに質問して、「うーん、なんか説明がわかりにくいな...」って思ったことありませんか?

僕もLaravelやVue.jsを勉強していて、ChatGPTやGeminiに質問することが多いんですが、
時々「専門用語が多すぎて逆にわからん!」ってなることがあります。

今回は、Google製AI「Gemini」を使って、自分にとってわかりやすい説明をしてもらう方法を紹介します。

ポイントは「AIを育てる」という考え方です💎

🤖AIは神じゃない

まず大前提として、AIは神ではありません。
ある程度それは理解してくれている人が多いと思いますが
重要なのが、質問に答えてくれても、それがあなたにとっての最適解とは限らないということです。

実際、AIに質問してみると...

🐹「Laravelのミドルウェアって何ですか?」

🤖AI「ミドルウェアはHTTPリクエストをフィルタリングする機構で、レイヤードアーキテクチャにおけるクロスカッティングコンサーンを実現します...」

🐹「...は?」

こんな経験、ありませんか?
専門用語が多すぎて、結局何を言っているのかわからない。

AIはあなたに寄り添っているわけではなく、知識を出力しているだけなのです。
だからこそ、自分に合わせて「育てる」ことが大事になります。

🌱「AIを育てる」という発想

AIを使いこなすには、「自分に合った説明の仕方をAIへ教える」という発想が重要です。

でも、毎回AIに「初心者向けに」「専門用語は使わないで」などの指示を出すのは面倒ですよね。

プロンプトだけでは汎用的な答えになりがち

しかも、毎回プロンプトで指示を出しても、汎用的な答えが返ってくることが多いです。

例えば、毎回「初心者向けに説明して」と書いても...

🐹「初心者向けに説明してください。Laravelのミドルウェアって何ですか?」

🤖AI「Laravelのミドルウェアは、HTTPリクエストの処理パイプラインに組み込まれる仕組みです。認証、ロギング、CORS処理などに使用されます...」

🐹「いや、それは理解してるんだけどな...」

AIは「一般的な初心者向けの説明」をしようとしますが、
あなたの理解度や、どんな説明が好みかまでは考慮してくれません。

そこで、Geminiの「Gem」という機能を使って、
自分に最適化されたAIアシスタントを育てる方法を紹介します。

💎Gemとは?

Gemとは、Geminiをカスタマイズして自分専用のAIアシスタントを作れる機能です。

カスタム指示で、自分に寄り添った表現や説明スタイルを教えることで、
毎回同じ指示を出さなくても、自動的にあなたに合った説明をしてくれるようになります。

Gemのいいところは、使いながらフィードバックして自分に寄り添った形でアップデートしていけるので、どんどん自分好みのAIへと育っていきます。

🛠自分に最適な説明をさせる方法

ここからが本題
僕が実践している「AIにAIを育てさせる」方法を紹介します。

登場人物:2つのGemini

この方法では、2種類のGeminiを使います:

1. 右腕Gemini(通常のGemini)
カスタム指示を作成したり、改善したりする相談相手です。
Gemとして作成するのではなく、普通のGeminiとして使います。

2. Gem(カスタマイズされたAIアシスタント)
実際に学習や作業で使う、自分専用にカスタマイズされたAIです。
右腕Geminiが作ってくれたカスタム指示をもとに作成します。

つまり、右腕GeminiにGemを育ててもらうという発想です。

基本的な流れ

  1. 通常のGeminiにやりたいことを伝え、「カスタム指示を作って」と頼む
  2. 出力されたカスタム指示で新しいGemを作る
  3. 使ってみて、自分が感じたわかりにくい箇所や嫌いな表現を出力と一緒に通常のGeminiにフィードバック
  4. カスタム指示を更新してもらう
  5. これを納得いくまで繰り返す

この方法のいいところは、自分でカスタム指示を考える必要がないことです。
やりたいことを伝えるだけで、Geminiがカスタム指示を作ってくれます。

Step 1: 右腕Geminiにカスタム指示を作ってもらう

通常のGeminiに、どんなGemを作りたいかを伝えます。
※この通常のGeminiを「右腕Gemini」と呼んでいます(Gemとして作成するのではなく、カスタム指示作成の相談相手として使います)。

🐹「Laravel学習用のGemを作りたいです。私はPHPの基本はわかりますが、Laravelは初心者です。専門用語は使わず、わかりやすく説明してくれるGemのカスタム指示を作ってください。」

すると、Geminiがカスタム指示を作成してくれます。

💎Gemini「かしこまりました。以下のカスタム指示でLaravel学習用のGemを作成してください:」

あなたはLaravel初心者をサポートする優しい先生です。

【あなたの役割】
- Laravel初心者の質問に、わかりやすく丁寧に答える
- 専門用語は極力使わず、使う場合は必ず説明する
- コード例を必ず含める
- 難しい概念は、日常的な例え話を使って説明する

【回答のスタイル】
- まず結論を述べる
- 次に「なぜそうなのか」を説明する
- 最後に具体的なコード例を示す
...

Step 2: カスタム指示で新しいGemを作る

Geminiが作ってくれたカスタム指示をコピーして、新しいGemを作成します。

Step 3: 使ってみて確認

作成したGemを使ってみます。

🐹「Laravelのミドルウェアって何ですか?」

💎Gem「ミドルウェアは、「門番」のようなものです。

例えば、お店へ入る前にスタッフが「会員証を見せてください」と確認しますよね。
これと同じで、ミドルウェアはページへアクセスする前に「ログインしているか」「権限があるか」などをチェックする役割を持っています。

具体的なコード例を見てみましょう:

// 年齢チェックをするミドルウェア
public function handle($request, Closure $next)
{
    // 18歳未満ならホームに戻す
    if ($request->age < 18) {
        return redirect('home');
    }

    // 問題なければ次に進む
    return $next($request);
}

このコードは...」

おぉ!わかりやすい!
門番の例え話があるので、イメージしやすくなりました。

Step 4: わかりにくい箇所を右腕Geminiにフィードバック

でも、まだ改善の余地があるかもしれません。
例えば「コード例がもう少し簡単だといいな」と思ったら、右腕Geminiに戻って相談します。

🐹「(出力結果を貼り付け)説明はすごくわかりやすかったです!でも、コード例がちょっと難しかったです。もっと最小限のコードから始めて、段階的に説明してほしいです。カスタム指示を修正してください。」

💎Gemini「かしこまりました。カスタム指示を以下のように修正してください:」

【回答のスタイル】に以下を追加:

  • コード例は必ず最小限の例から始める
  • まず3-5行程度のシンプルな例を示す
  • その後、必要に応じて応用例を示す
  • コードの各行が何をしているか、コメントで説明する
    ...

Step 5: カスタム指示を更新

Geminiの提案をもとに、「Laravel学習アシスタント」のカスタム指示を更新します。

Gem Managerから該当のGemを開いて、カスタム指示を修正して保存。

Step 6: 再度使ってみる

更新したGemで同じ質問をしてみると...

💎Gem「ミドルウェアは、「門番」のようなものです。

まず、一番シンプルな例を見てみましょう:

// リクエストをそのまま通す、何もしないミドルウェア
public function handle($request, Closure $next)
{
    return $next($request);  // 次へ進む
}

これだけです!
return $next($request) が「次に進んでOK」という意味です。

では、チェック機能を追加してみましょう:

public function handle($request, Closure $next)
{
    // 18歳未満かチェック
    if ($request->age < 18) {
        return redirect('home');  // 未成年なら帰す
    }

    return $next($request);  // 大人なら進める
}

...」

完璧!これならわかりやすい!

このようにフィードバックを繰り返すことで、自分にピッタリのGemが育っていきます。

📈育てるコツ

1. フィードバックは具体的に

❌ 悪い例:「なんかわかりにくい」

⭕ 良い例:「『レイヤードアーキテクチャ』という言葉がわかりません。もっと基礎的な言葉で説明してほしいです」

どこが、なぜわかりにくいのかを具体的に伝えることで、右腕Geminiがピンポイントで改善してくれます。

2. 用途別に複数のGemを作る

右腕Geminiがいれば、新しいGemを作るのは簡単です。

例:

  • 「Laravel学習用」
  • 「エラー解決用」(エラーメッセージから原因を推測して、解決策を提示)
  • 「コードレビュー用」(コードの改善点を指摘)
  • 「英語技術記事の翻訳・要約用」

用途別に作ることで、より特化したサポートが得られます。

3. 会話履歴を活用

Gemは過去の会話を覚えています。

「前回教えてもらったコードを、もっとシンプルにできますか?」
「昨日質問したバリデーションの件なんですが...」

このように、連続した学習ができます。

🎯この方法のメリット

自分でカスタム指示を考えなくていい

「どういう指示を書けばいいんだろう...」と悩む必要がありません。
右腕Geminiに「こういうGemが欲しい」と伝えるだけ。

改善のサイクルが早い

わかりにくい → 右腕Geminiにフィードバック → カスタム指示更新 → 確認

このサイクルが超早いので、どんどん自分に合ったGemへと育ちます。

毎回同じ指示を出さなくていい

以前:「初心者向けに」「専門用語は使わないで」「コード例も」...毎回書く

今:質問するだけでOK!

時短になって、ストレスも減りました。

説明の質が安定する

一貫したスタイルで説明してもらえるので、理解しやすいです。
「今日は詳しい説明、明日は簡素な説明」みたいなブレがありません。

自分のレベルに最適化される

「PHPはわかるけどLaravelは初心者」という前提を理解してくれるので、
難しすぎず、簡単すぎず、ちょうど良いレベルで説明してくれます。

⚠️注意点

Gemini Advancedプランが必要

残念ながら無料では使えません。
月額2,900円(※価格は変更される可能性があります)かかりますが、
本気で効率を上げたい人には投資する価値があると思います。

AIの回答を鵜呑みにしない

育てたGemでも、間違った回答をすることはあります。
AIは神ではありません。

重要なことは:

  • 公式ドキュメントで確認する
  • 実際にコードを動かして確認する
  • 複数の情報源を参照する

AIはあくまで「サポート役」です。

フィードバックのスキルが必要

「なんかわかりにくい」だけでは改善が進みません。
具体的に伝える練習が必要です。

でも、これ自体が良い訓練になります。
「何がわからないのか」を明確にする力がつくからです。
この辺りは人に説明するスキルと似たものが必要になると思っています。

🌟こんな人にオススメ

  • プログラミング学習中で、AIの説明がわかりにくいと感じている人
  • 「専門用語が多すぎて逆にわからん!」ってなったことがある人
  • 毎回同じような指示をAIに出すのが面倒な人
  • 自分のレベルに合った説明がほしい人
  • AI活用の効率を上げたい人

おわりに

AIは神ではありません。
完璧な先生でもありません。

でも、育てることができます。

Geminiの「Gem」機能と「右腕Gemini」を使えば、
自分にとってわかりやすい説明をしてくれるAIアシスタントが作れます。

この方法のポイント:

  • AIを鵜呑みにせず、育てるという発想
  • フィードバックベースで改善していく
  • AIがどんどん自分に最適化されていく

最初のセットアップに時間はかかりますが、
一度作ってしまえば学習効率が劇的に上がります。

僕も引き続き右腕Geminiと一緒にGemを育てながら、
フルスタックエンジニアを目指して頑張ります💪

それでは、良いAI活用ライフを!

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